最近は多種多様に様々なコメントが寄せられ、その中には大変に深いコメントもある。先日の記事による再度リクエストがあった。
『塩化ビニル基』さん
はじめに、先の私のコメントに対して記事ひとつにわたって熱いアンサーを書いていただいたことを感謝いたします。
さて、こうしてまたコメント差し上げたましたのは今回の記事で取り上げられているマンドリル様に近い理由です。
先のコメントにて「ミットをつけて構えていますので筆者様のハードかつ精密な狙いのパンチをお待ちしております。」と申し上げ、筆者様はこれに対してストレートを打ち込んだと熱のあるの文言で記事を〆ていただきましたが、正直なところを申し上げますと「私が構えたミットに届くことはおろか筆者様のひとりのシャドウボクシングに終わってしまった」と思う次第です。
理由を挙げますと前半から綴っていただいた筆者様特有のクダラネエ世界と謳った社会批判について大変興味深いものでした。しかしその批判と問題提起から繋がる解決案がまったく書かれておらず哲学の扉には一歩二歩届かなかったことが残念でなりませんでした。握った拳は筆者様唯一無二のものでした、それが空を切る音が聞こえるような記事に思えました。
聡明な筆者様ですので今度は私のミットを撃ち抜くことはもちろん、渾身の拳でパブリックエネミーたるクダラネエ世界を打ち倒しリングの中から全世界へと勝鬨を上げることができるのではないでしょうか?
私はタオルを持たずセコンドにて待っております。
長文失礼いたしました。
先ず相変わらず氏による『Very Goodな文章』に感謝申し上げる。しかし、解決案について氏は本コメントにて触れているが以下の記事はお読み頂けたであろうか?
『夕刊ハードパンチ『週間MVP記事発表!』(2025年2月24日~3月2日付)』
↓
https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/e30f3f35c5ce8d1830b58b6fce1e1eda
コチラにて『俺が理想とする世界』と『俺が考える解決案』を簡単に記している。ただし、コレは『哲学ではなく政策』である。もしや『ご納得頂けない案』であったろうか?
ココで改めて確認しておきたいが、本紙では俺の『問題定義』から個々に読者諸君が『自らの哲学』において考え、自ら答えを出すことを主に置き書かせて頂いている。昔の様に『答えとして俺の哲学を本紙にて殴り書きする』という手法は今の俺には意味を見出せない。なぜならカウンセリングや相談では相手の置かれている問題を解決することが大切だと思い、リアルではその様にダイレクトにやってきているからだ。
恋愛相談では恋愛成就の為に知恵を絞り・・・
進学相談ではベストだと思う方向を探り・・・
経営相談なら、どうやって御社が利益を出すか?を真剣に考える・・・
この様に当事者が良い方向へ向かって頂ける様にヘルプをするわけだ。俺の哲学をブツければ全て良い!なんて今は考えていない。
とは言え、ご存知の通り今でも俺は特殊な記事を書き『大いに問題定義』をしている。ただ、俺の哲学を中心とした行動を軽~く披露しただけでも先日の様に「食を楽しむことは良くない!」と俺が考えている様に読者に捉えられる場合もある。何度も書くが『答えは読者が出せば良い』ことである。長年の相談体験から俺は『一人の人間を簡単に変えることは出来ない』ことを強く感じている。結局「100人いたら100通りの人生がある」というのが持論である。
多くの人間が俺の答えを聞き出し、真似をし、最後は「あなたとは違うんです!」と言い放ち去って行った。俺は最初から言っている。「あなたはあなた自身を理解して生きるしかないんですよ!」とね。「ただ俺の体験をあなたが真似しても違う人間なんですよ!」ってね。簡単に言えば「容姿や声がそれぞれ違うのに、俺と同じことをやっても上手く行かないよ!」って話なんですよ・・・ホント単純な話なのよコレ。
それに『人間はそう簡単には変わらない』もんだとも知っているよ。俺は『すぐに変わる方法を持ち合わせている』が『お伝えしたところで変わらない』事も重々承知しているんだ。一応『変わる方法を相談者には伝えるけれど、変わった人を見たことがない』から、『俺にしか効果がなかったのかもしれない』ね。俺も『ある人から伝えられ』変われたのだが・・・。
さて、俺は『相手ファースト』だと常々口にしているが『自分に金銭的余裕が無い人ならば自分自身の今日、明日の生活を考えて行動するのが当たり前』だろう。俺はソレを否定しない!『生きることが最優先』それこそが『My哲学の基本』だからなんだ。残念だが『愛、そして置かれた環境や体験からでしか人は成長できない』と俺は思っている。だから『人ひとり変わるまで何年も要する』わけだし、社会全体となれば気の遠くなる作業だとも思う。
政治が愛のある政策を打ち出さない限り変わらないワケだけれど、俺は政治家にはならないからね。まあ政策は考えられるから、ココでアイディアを書いてみるまでさ。ただ世の中はこんなもんじゃ到底変わらんし、きっと人ひとりさえも救えないかもしれないよ。日々の原稿は海に水1滴を垂らす様なもんだからね。
兎にも角にも俺のアイディアや哲学なんて「へぇ~、ヤツはそうなんだ~。」と思えばいいのさ。そしてその後『私も心に余裕を持ちたい!』と思って読者諸君が何かしらの答えを出して行動するも良し、何もせず『MASHとは違うからさ!』と置き去りにし、ホッポラカシにして貰ってもイイ。
俺たちは本紙の役割が『少しばかり面白くて刺激的!そんでもって暇つぶしになりゃイイ』ってコトくらい理解しているつもりだ。無料のネット媒体なんて、そんなもんだと思っているよ。現在本紙は『夕刊紙』というコンセプトなのだから『総合情報紙』と考えて頂きたい。ただ今後のことを言えば、場合によっちゃ全部音楽ネタにして『音楽専門誌』に戻してもイイとも考えている節も有ってね・・・。
だってそうだろ?今の編集部の3人は音楽が専門でありミュージシャンの集まりだからさ。まあ、そうなりゃ読者諸君の中でリアルな話をしたい方は編集部を兼ねた『ジェリーズギター』へお越し頂ければ良いワケだ!存分に話をしようではないか!ただし、コチラは無料ではないがね(笑)。
と言うことで、俺の解決案は前述の通りだが『塩化ビニル基』さん自らが今後出された答えが正解であり、セコンドで待つのではなくその答えを持ってリングに上がり実行して頂くのも手であろう。もちろん何もせずに居ても正解には違いないであろうが、「試合は見るモンではなくヤルもんだ!」と俺の行動哲学を最後だけは書かせて頂き、筆を置くこととしよう。
《編集長& Jerry's Guitarオーナー「Mash」筆》
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