「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「マシュメガネ対談」 チャーリー・ワッツとローリング・ストーンズを語ろう!(第三回)「映像で迫るストーンズの魅力!オフィシャルアイテム編」

2021-10-31 15:12:18 | 編集長と副編集長の対談「マシュメガネ対談」

《ハウリンメガネ》
はい!チャーリー追悼対談はまだまだ継続!
今回は

「映像で迫るストーンズの魅力!オフィシャルアイテム編」

ということで行きましょう。
{ 編集長「MASH」 }
おう!そりゃ語りガイがあるな!
《ハウリンメガネ》
まあ、沢山ありますよね。それこそ
「ロックンロール・サーカス」
「ワン・プラス・ワン」
「ハイドパーク」
「コックサッカー・ブルース」
辺りは有名な映像ですが……
{ 編集長 }
おいおい、お蔵入りも含んでいるじゃないか(笑)!
俺の幼少期に唯一見れたブツが
81年のツアーを収めたライブ映画
「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」
だったよ!
《ハウリンメガネ》
ああ、キースがギターで客を殴るアレですね(笑)!
{ 編集長 }
あのシーンは傑作だったなぁ!
ファンの間では語り草だし、
アレからフロントにハムの付いた
「カスタム・テレャスター」が売れたんだよ!
既に生産終了していたのに、みんな中古で探してね。
《ハウリンメガネ》
出ていた時は余り売れていなかったんですか?
{ 編集長 }
実際は大ヒットしたギターではなかったんだよ。
79年にはアメリカではもう「生産を終了」していてね・・・
でもあの映画以降に脚光を浴び
ちょうど「フェンダーJapan」が創設された時期
と重なって「日本製黒カスタム・テレ」が
世界中で売れたんだよ!
《ハウリンメガネ》
なるほど。
{ 編集長 }
また、ミックの息切れも話題となり
「ミックよりキース!」
という風潮が「あの作品」から生まれたんだ。
《ハウリンメガネ》
他にも「ブリッジ・トゥ・バビロン」ツアーとか、
マーティン・スコセッシが撮った「シャイン・ア・ライト」
ドキュメンタリーの「クロスファイア・ハリケーン」などなど……
数が多くて見るのも大変!
{ 編集長 }
他にも「25×5」や「ストリップド」もあるぞ!
時期はバラバラだが、ソコはやっぱりストーンズ!
「一筋のロックンロール道」が有って気分イイんだよ!
《ハウリンメガネ》
しかも作品それぞれの面白さがありますからね。
ただ、これらを一枚々々話してるとキリがありませんし、
今回はそれら全部の良さが味わえる作品にフォーカスしたい!
{ 編集長 }
おっ?その作品とは?
《ハウリンメガネ》
「フォー・フリックス」です!

{ 編集長 }
ああ!ありゃ全てにおいて傑作だ!娯楽性もな!
《ハウリンメガネ》
40周年ベスト盤の「フォーティ・リックス」リリースに伴う
2002〜3年の「リックスツアー」を収録したブツですが、
アリーナ(ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン)
スタジアム(ロンドン・トゥイッケナム・スタジアム)
シアター(パリ・オリンピア・シアター)
と、サイズの違う3種類の会場での映像を網羅して、
このツアーのプリプロやメンバーのやり取りを収めた
仰るとおり「傑作ドキュメンタリー」も収録した4枚組!


{ 編集長 }
ホント文句なしだ!
《ハウリンメガネ》
その上、バックステージの映像も豊富だし、
スタジオセッション、本人たちはもちろん
ゲストミュージシャンのシェリル・クロウ、
対バンのAC/DCのインタビューまで入って……
これはもはやストーンズ幕の内弁当!
{ 編集長 }
それを言うなら
「ロックンロールのスペシャル定食」だろ!
《ハウリンメガネ》
定食でもいいですが、それじゃ持ち帰れないので・・・
どこか「ストーンズ弁当」とか出さないかしら?
そういや昔、あなた、
店で「ストーンズの発泡酒」出してませんでした?
{ 編集長 }
おー、出してた!出してた!
サントリーが出した「ローリングホップ」ってヤツ!
あのベロマークの商標にバカみたいな金額を出して
商品化したみたいだけど、見事にコケチマッタヤツね(笑)。
《ハウリンメガネ》
ま、それは置いといて(笑)
この人たち……特にミックがそうだけど、
箱のサイズに応じてステージングを変えてくるから
それぞれの良さがあるじゃないですか。
それを並べて比較できるのは面白いですよね。
{ 編集長 }
このツアーは本当に良かった!
日本では「ドーム」以外にも
「横浜アリーナ」と「武道館」公演も実現してね!
アレが「最後のストーンズ」と言ってもイイくらいさ。
最高のツアーだったよ。
《ハウリンメガネ》
アリーナとスタジアムはデカいから
とにかく動くんですよね、みんな。
その中でもミックは距離を取って動きもスピーディーで派手に動く。
で、シアターはやっぱり奥行きが短いから
ミック以外は動きは控えめ……なんだけど、
ミックも動き方を変えてるんですよね。
{ 編集長 }
ショーの内容、質、共に変わるんだよね!
《ハウリンメガネ》
派手に見えるように大きなアクションはとるんだけど、
ちゃんと他のメンバーにぶつからないように位置を固定してるんですよ。
アクションは大きいけど、ムーブは控えめ。
この辺はやっぱり熟練の技ですよね。
{ 編集長 }
そうだね!百戦錬磨ってとこだろうね。
《ハウリンメガネ》
あと選曲ですよ!
スタジアムとアリーナはやっぱりヒットパレード的にやってる。
まあ、それでもオッ!となる曲、「スルー・アンド・スルー」とか、
ボビーのサックスソロが冴えてる「キャント・ユー・ヒア・ミー・ノッキング」
とか入ってくるんだけど……
そうそう、「キャント〜」のチャーリーは完璧にジャズドラムですよね。
キースも結構ジャジーなトーンで弾いてて
「やっぱ上手えなこの人」とか思いながら見てたんですけどね。
{ 編集長 }
ストーンズってロックなイメージのセイで
「細かく聴かれない」じゃない?
コレってもの凄く残念でならないんだけれど、
結構「個々のプレイは日替わりで面白い」のよ!
《ハウリンメガネ》
確かに!で、話を戻してシアターの選曲!
「うわっ!それやるんだ!?」の連続でしょ(笑)?
{ 編集長 }
俺は「横浜アリーナ」での「ラヴィン・カップ」だな!
アレは一生忘れないね。
《ハウリンメガネ》
「ハートブレイカー」とか
「ノー・エクスペクテーションズ」とか
「ストレイ・キャット・ブルース」とかねぇ。
あ、「ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー」もいいな。
{ 編集長 }
「ハートブレイカー」はヴードゥーツアーでもやってたぞ!
《ハウリンメガネ》
あ、そうですね。
ただ、キャパが小さい分、
コアなファン向けに選曲してたんですかね。
このTPOに応じた選曲が出来るってのは
長年の経験が生み出した深みですよね。
{ 編集長 }
このツアーは会場ごとにファン層と値段を分けていたんだ。
「ビジネスマン・ミック」の凄味だろ!
スタジアムよりもアリーナそしてホールと
どんどん高値になる仕組み!
高い会場ほどレア曲をヤル!みたいな感じでさ。
《ハウリンメガネ》
それだから観客もいい感じで、
シアターはメンバー紹介の時、
「チャーリー!」コールが起きて、
チャーリーがちょっと喋るんですよね。
{ 編集長 }
あれ以降「チャーリーコール」が普通になるからね!
もうあのコールも出来ないと思うとなぁ・・・。
《ハウリンメガネ》
おっと、しんみりは早いですよ!
ま、そんな感じでどの会場でもプレイも曲もいいんですけど、
個人的に言及したいのはカメラワーク。
細かくカットを割ってて、ギターの手元のアップが多いのが素晴らしい!
凄く勉強になりますね。
{ 編集長 }
実際キースとロニーのコンビが良かったのは
「あの時期まで」と俺は思っていて
その分、勉強にもなるんだろうな!
《ハウリンメガネ》
あの……いつも不満なんですけどね……
{ 編集長 }
何が?
「アイ・キャント・ゲット・ノゥ!」
《ハウリンメガネ》
サティスファクション!
いや違う違う!違わないけど(笑)!
あのねぇ……ライブ映像ってギタリストの左手はそれなりに映るんだけど、
右手が写んないんだよね。
だからこの映像みたいにピックアップセレクター切り替える瞬間!
が映ったりすると「オオッ!」ってなる。私。
{ 編集長 }
彼らは「細かくいじっている」んだよね!
《ハウリンメガネ》
特にロニーに寄る絵面が多くて、
ロニーのスライドの滑らせ方とか、
その時の右手もよく見えるからすごく勉強になる。
{ 編集長 }
まあ、その辺はプレイヤーしか分からんし
一般的には入れ難いカットでしょ。
《ハウリンメガネ》
しかし、まあロニーはやっぱりスライド上手いですよね。
ラップスティールとかワイゼンボーンも弾いてるし。
{ 編集長 }
彼らしいスライドって感じでね。
フェイセズ時代から基本は同じだから
俺は時々フェイセズを思いだす時あるけれどなぁ(笑)。
《ハウリンメガネ》
そういや、キースとロニーのギターコレクションが
沢山見られるのも嬉しいところですよね。
{ 編集長 }
いやいや、全部欲しくなるから危険さ。
《ハウリンメガネ》
もちろんキースはミカウバー、355、レスポールjrのTVが、
ロニーはハードテイル・ストラトとゼマティスが金看板なんだけど、
二人ともちょいちょい新しいギター使ってんですよね。
{ 編集長 }
キースはちゃんと曲のフィーリングに合わせて持ち替えるでしょ?
使い方も申し分ない!キースがギター屋やったら売れるぞぉ!
《ハウリンメガネ》
やらないって!
しかしロニーが新しいギターを使うのは見慣れてるから
ジェリー・ジョーンズのエレキシタール持とうが、
デューセンバーグ持とうが「おっ」で終わるんですけど、
キースがトムアンダーソンのテレシェイプを持ったのを見たときは
「えっ!」てなっちゃいますよ(笑)。
いや、別になに持ったっていいはずなんですけどね(苦笑)。
{ 編集長 }
だからギター屋やったら「あんなギター」でさえ売れるんだよ!
《ハウリンメガネ》
やらないって!
でもキースも元々アンペグのクリスタルとか
ミュージックマンのシルエットとか、
結構その時の目新しいギター使ってるんですよね。
{ 編集長 }
シルエットはロニーと合わせて使ったよね。
《ハウリンメガネ》
ワタシ的には、やっぱりキースはミカウバーかギブソンの箱、
そしてロニーはストラト!
{ 編集長 }
テレとストラトのコンビが最高さ!
ロニーのストラトは初年度54年のノントレなんだよ!
実に珍しい逸品さ!
ところで結局、どの会場のやつが好きだった?
《ハウリンメガネ》
うーん……やっぱりオリンピアシアターかなぁ……
いや、アリーナ最後のミニステージでのプレイだな。
{ 編集長 }
今や恒例となった中央のステージだな!
《ハウリンメガネ》
あれ、シアターよりステージ狭いでしょ。
あれぐらい近い距離でやってるのが一番カッコいい!
そんな気がするんだよなぁ。あなたは?
{ 編集長 }
実は俺あのスタジアム
「ロンドン・トゥイッケナム・スタジアム公演」
を観にロンドンに行っていたんだよ!
で、チケットも持っててさ。
でも俺が見る日がキャンセルとなってねぇ・・・
振替のこの日は「ラブ」と「Ratdog」が出る
「カンタベリーフェス」と重なって、泣く泣く手放したんだ。
だから、この映像は生で見るはずの公演で、すごく悔しいんだ。
《ハウリンメガネ》
うっ、まさか「あなたの苦い思い出公演」だったとは・・・。
ま、どこから切ってもベテランも入門者も満足できるのは間違いなし!
の内容ですよね。
{ 編集長 }
その通り!
バンドや楽器をやっている人はモチロンだが
音楽好き以外にも、演劇とか俳優志望とか・・・
そんな人にも必見だと思うね!
《ハウリンメガネ》
しかし、こうして見てみると
みんなやっぱり若いですよね……
ついつい忘れがちですが、
この時点(2002〜3)からほぼ20年も経ってるわけですもんね……
{ 編集長 }
俺もこのツアーを追っ掛けていた時は
まだまだ若かったってことさ。
《ハウリンメガネ》
しかし未だにステージに立ってるんだから
やっぱり敬意を払って然るべきですよね。
とんでもない爺さま達だよ!ホント!
{ 編集長 }
先日チャーリーが逝き、
徐々に悲しい知らせが届くわけで、その覚悟も必要だが
やっぱりミックとキースは逝かないんじゃないか・・・
って思ってしまうのは俺だけかなぁ。
《ハウリンメガネ》
悲しい話はおよしなさい!
さて、次回ですが……
{ 編集長 }
ん?分かってんだろ?
《ハウリンメガネ》
今回がオフィシャルアイテムでしたからねぇ……
当然次は裏モノと……
{ 編集長 }
そう!ブートにこそ名演があるからな!

《ハウリンメガネ》

というわけで、次回は
「映像で迫るストーンズの魅力、ブート編!」
です。乞うご期待!

《続》


明日の「衆議院議員選挙」では「俺たちの自由と民主主義を守れるか?」と云う大問題が争点なんだよ!さあ、勝ちに行こうゼ!

2021-10-30 13:42:04 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

本紙では
日々「選挙記事」を書いている。
それだけ
「今回の衆議院選挙が大切」
と云うことだ。

「なぜ大切なのか?」
と言うと
自民党中心に行われた政治により
「格差が広がり」
俺たちの生活は不安だらけ…

オマケに犯罪紛いの事をしても
自分たちを擁護してしまう体質…
これはもう「民主主義の危機」だよ!

「弱者」は切り捨てられ、
「富める連中だけ」がニコニコ…
こんな政治を
「今こそ変える必要がある!」
からね。

「人生で一番大切なこと」
それは
「基本的人権」と「自由」
だと俺は思う。

その事さえも脅かされている今、
「選挙での一票を武器に戦おう!」
それしか俺たちに「武器は無い」のさ!

さあ明日は
「みんなで投票に行こう!」
そして本紙では明日から通常記事に戻り
「マシュメガネ対談」を掲載する。

言いたいことは言った!
あとは「みんなの行動」だけだ。
カモ〜ン!

《 編集長「Mash」筆》


当たり前「衆議院議員選挙」に行く!コレが基本だ!

2021-10-29 11:18:02 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

反動かね?

それとも選挙が日々近づき

検索でヒットして読まれたのかしら?

 

どちらにせよ、

「一昨日の記事」は随分と読まれた。

コレが選挙への、

そして「政権交代」へのキッカケとなれば

と思い、今日も筆を取る次第だ。

 

ただ、その前に言っておくが

俺は「バリバリの無党派層」である!

この様な俺たちみたいな「無党派層」が

今回の「衆議院議員選挙を左右する」んだ!

だからこそ「ダマされたらダメ」なのさ!

 

今まで散々「ダマされて来た」ワケでさ

もちろん「自民党政権」にだよ!

昨日の報道でも

「アベノマスク大量在庫発覚!」

と有ったでしょ?

 

倉庫に在庫して

「その保管費6億円は俺たちの税金」

が使われているんだよ!

「隠しときゃ分からない

それが「ヤツらのやり方」さ!

 

震災から原発、公文書、税金まで

全て「ゴマカシ政治」で

俺たち国民を「ダマシテ来た」ワケさ!

 

ただ詐欺と同じで、

ダマされる側

所謂「俺たち」にも責任があるのさ!

だって

「選挙でヤツらを選んじまった」

んだから(苦笑)。

 

さあ、コレで君にも

「選挙の大切さ」

「政権交代の大切さ」

が分かって貰えたかな?

 

「この国を変えるのは君」

なんだよ!

 

編集長「MASH」筆


「ヤクルト優勝」でも心配は尽きないぜ… だって今回の「衆議院議員選挙」の大切さ!ったら無いんだぜ!

2021-10-27 15:53:43 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

昨夜「ヤクルトが優勝」した。

 

しかし、その喜びも束の間

と言うのも、

「昨日の記事」が余り読まれていない

からでね。

 

政治記事については

「書くほどに虚しさが残る

昨日の「政権交代記事」も、

お伝えした通り

それほど反応は強く得られ無かったので

俺としては残念極まりないんだ。

 

みんなは俺に何を期待しているのだろう

音楽?ギター?

それとも、娯楽や生活スタイル?

 

「大切なこと」を書くほど

アクセスは下がり

「どーでも良いコト」

が読まれ続けていたりする

気持ちは複雑だね。

 

この選挙が

「人生の大きな節目」

だなんて、

誰も思わないんだろうなぁ

 

俺はますます

「この国」が分からなくなっていき

ブルーにこんがらがっちまうよ!

 

編集長「MASH」筆


「政権交代」しか、俺たちの生きる道は無い!自民党政権は嘘だらけさ!

2021-10-26 14:44:19 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

冗談じゃあ無い!
「いきなり何だよ?」
とご指摘を受けそうだが、
今日の「朝日新聞一面記事見出し」に
朝からそう言いたくもなるってもんさ?

お写真の通り
「自民 過半数確保の勢い」
と有るわけでさぁ…
「おいおい、この国の有権者って大丈夫か?」
と首を捻るよね(苦笑)。

今まで散々「ヒドイ政治」を
それこそ「ほぼ一党独裁」で
自民党がやって来たんだよ!
俺は国さえも信じられないくらい…
になっちまったよ。

それこそ
「後手後手のコロナ対応」
をバッチリと経験した我ら有権者が
「なぜ良しとする」の?
彼らの政策で死んでるワケ!
全く馬鹿げてるよ。

「政権交代」させないと
まだ「この国の悪夢」は続くのに…何で?
変えるのが、怖いのかい?

「自由」と「平和」と「正義」の為に
今ここで「政権交代」が必要なんだよ!
この国の未来はこの選挙が握っている!
特に若い世代の人々には
「変える勇気」を持って欲しい!
岸田&自民党にダマされたらダメさ!

彼ら「自民党政権」
では
「いつも庶民が損をする役回り」
だからだ!
ずっとそうでしょ?
いい加減、変えようよ!

俺たちの暮らしを
「自民党は何十年も壊して来た」
んだから、変えるのが普通さ!
ホント、「政権交代」を切に願うね!

《 編集長「MASH」筆 》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第37回) 「フクシマン土屋」が作る「簡単!男の郷土料理(3食目)」「いかのぽっぽ焼き(岩手)」 簡単レシピ付き!

2021-10-23 20:14:38 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは!
「フクシマン土屋」です!

ご好評いただいている料理初心者
しかし食品衛生有資格者!
そんな「フクシマン土屋」が作る
「簡単!男の郷土料理」

1食目「いかにんじん(福島)」 https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/15d2db3c01b98e1db38ecdc818e29852
2食目「はらこ飯(宮城)」https://blog.goo.ne.jp/12mash/e/a7aa862919969f73ac42e29b257b1eeb
と来て今回で3食目なのだ!
どうやら地元の福島を出発して、
太平洋側から東北を北上している旅のようだね。

そして今回は、いよいよ「岩手県」へ入った!
岩手県は広いよね~
福島県も広いけど岩手県にはかなわない。
福島県は東西に広いが、岩手県は南北に広い。
むかし車で旅していて感じたのは
「走れど走れど岩手県」(笑)

ちなみに日本の県で面積が広いのは、
どこの県だか知っているかい?

1位は北海道
日本地図を見れば一目瞭然だよね!

じゃあ2位と3位は…
わが福島県が3位で、岩手県が2位なのだ!
広いわけだよ!

ということは
「郷土料理もいろいろある」
んじゃないかな。
岩手と言えば皆はどんな料理を思い出すだろうか?

フクシマンが真っ先に思い出すのは…
盛岡で初めて食べた「わんこそば」!
お姉さんが給仕してくれる例のやつ(笑)

もう大昔の話になるが…
(目を細めつつ遠くを見る)
高校の部活(ちなみに合唱部です)の大会で遠征した時のことだ。
お昼ご飯をしっかり食べた後の自由時間に
仲間数人とコッソリ、そして激しく抜け出してね(笑)

まだ腹減ってないのに
「わんこそば店」へチャレンジに行きましたよ!
さすがに50椀くらいしか食べられなかったなぁ。
お椀にふたを閉めないと終わりにしてもらえない・・・
そんな仕組みが印象深かったんだ。

あの

「給仕さんがいたり、ひと椀が少量で薬味がいろいろあったり、
 給仕さんがそばを補充するより早くふたを閉めないと終われない」

仕組みは、「ただ大食いを競い合う」だけのものではなくていいね。
皆が楽しめる、みごとな「文化=郷土料理」だよね。

ということで3食目は
「いかのぽっぽ焼き」
でいきます!

なんでやねん!
と突っ込む声が聞こえてきそうだが…
だってさ、「わんこそば」はムリ。
あれは作って楽しむもんじゃなくて、
「参加」して楽しむものだからね!(笑)

さあ
「いかのぽっぽ焼き」、
「いかぽっぽ」、
「ポッポ焼き」、
「ポンポン焼き」
と呼び方はいろいろあるよね。

さらに実は東北各地で食べられていて
「岩手の郷土料理」というよりは、
「東北地方の郷土料理」とも言える。
もはや「メジャー級の郷土料理」なのだ!
(新潟や北海道の一部でも食されている情報もある)

何を隠そうフクシマンも、
東北のどこで食べたかは思いだせん!
(申し訳ない)
しかし
1984年6月発行で、すでに37年経過している
例の「激レア郷土料理本」によると
間違いなく「岩手の郷土料理」なのだ。

フクシマンが思うに、
簡単でバツグンに美味しいから
「いかの産地」には広く伝わったんじゃないか。
いかさえあれば特別な材料もいらないし、
何より海は交易が盛んで情報伝達が良いからね。
「こうやって食うとうまいぞい!」
なんて港から港へと口伝えでね。

ここまで読んで、
疑問に思っている読者の方もいるかもしれないな。
「いか焼き」はどこでもやっているじゃん。
普通にお祭りとかの「屋台」にもあるよね。

そんな疑問にお答えしましょう。
その違いは…
「いか焼き」は、かなり美味い。
「いかのぽっぽ焼き」は、
バツグンに美味い!

ハイハイハイ、大まじめですよ。
「いか焼き」と「いかのぽっぽ焼き」
の決定的な違いは作り方にあるんです!
と言っても簡単なんで、ご心配なく。

それではいよいよバツグンに美味い
「いかのぽっぽ焼き」
作っていきますよ!

今回用意した材料はコレ

【材料】
A.
するめいか   1杯(新鮮なやつね)


大根    1cm輪切り(好きなだけどうぞ)
しょうが   1/2かけ(好きなだけどうぞ)
サラダ油   大さじ2

B.
酒    大さじ1
しょうゆ   小さじ1
砂糖    大さじ1/2(1/2って難しいよね、だいたいでどうぞ)
みそ    大さじ1/2(1/2って難しいよね、だいたいでどうぞ)

【作り方】
大まかな流れは
 ① 合わせ味噌(ベース)と薬味を作っておく


 ② いかの下処理


 ③ 下処理した、いかを焼く


 
では詳しく進めていこう
① [合わせ味噌(ベース)と薬味を作っておく]
  1. 小皿に材料(B)をすべて入れ、よく混ぜ合わせる。
     これが合わせ味噌、でもまだ(ベース)なのだ。
  2. 大根をおろし、しょうがをすって薬味を作る。
  ※ポイント!ここまでの工程は「いか」に触れる前にやっちゃおう!
   この後は手が生臭くなるからね(笑)

② [いかの下処理]
  いかはできるだけ「新鮮」なものを使うべし!
  1. いかを水でよく洗う。
  2. 胴の中奥に指を入れて、手探りで胴と内臓をつなぐ筋を切る。
     胴から内臓と、破かないようにわたと、足を抜き取る。
  3. 内臓と目は切り取り除き、足の付け根のくちばしも取る。
  4. 破かないように、わたと足(ゲソ)を水でよく洗う。
     足を洗う時に手でこすり合わせて吸盤を取るとよい。
  5. 胴の内側の軟骨を取り、胴を水でよく洗う。
     胴はキッチンペーパーで水気を取る。
  6. 足は同じ長さになるよう、切り合わせる。
  7. わたを「合わせ味噌」の小皿へ搾り入れる。
     この時にわたが飛び散り「スプラッタ」にならぬよう気を付ける!
  
※ポイント!これで合わせ味噌は(ベース)から完成形になる。
 この「わた入り合わせ味噌」を使うところが
 「いか焼き」との決定的な違いなんだ!
 そしてバツグンに美味くなる「ヒケツ」なんだよ!
    
③ [下処理した、いかを焼く]


  1. フライパンにサラダ油半分としょうが半分を入れ中火にかける。
  2. しょうがが香ってきたらすぐにゲソを入れ色が変わるまで炒める。
  3. ここで②の7で完成させた合わせ味噌を半分入れ、絡め合わせる。
  4. このゲソを胴に詰めて、口を楊枝でとめる。
  5. フライパンに残りのサラダ油を入れ中火にし、胴を焼く。
  6. 両面をこんがりと焼いたら残りの合わせ味噌を入れ、絡め合わせる。
     火を少し弱めてふたをし馴染ませる。裏面も同じくする。


 
 ※ポイント!多少焦げるのは気にしない、香ばしさが出てそれが良いのだ。
  
 以上、完成だ。
 酒肴としていただこう!

フクシマンも実際に初めて作ったんだが、
これがもう、バツグンに美味しい!!
自分でもビックリしたくらいだよ(笑)
「東北各地で愛される郷土料理」
になるのも、納得の一品だ。

胴とゲソの食感の違いが楽しめ、
みそと醤油としょうが、
そしてそれらが焦げた香ばしさ!


極めつけが「わた」の濃厚なうまみが口中に広がる!
「後を引くうまさ」とはコレのことだろう。

ちなみに今回合わせた日本酒は
福島市のとなり「桑折町」の有志により企画された、
桑折町産の山田錦100%と、
同町の天然水「香村 金剛水」を使用して
喜多方の酒蔵「大和川酒造」で醸された限定酒だ!
純米吟醸酒「宗(MUNE)」と「西山上」。


中身は同じ、ラベル違いバージョン。
とてもきれいな飲み口で、ふくよかながら軽快な味わい。
いくらでも吞めてしまうキケンな酒だ。

さてと「郷土料理」を作り味わう旅は続くよ。
お次はどこへ。。。

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

今回「いか」を初めてさばきました。
というか「魚」をさばいたこともほぼなくてさ。
素手で処理する感触は恥ずかしながら勇気のいるチャレンジでした。
ただ、出来た料理が美味しかったから救われたな~
次回もお楽しみに!

《 「フクシマン土屋」筆 》


「時間が無い」そんな中で書きました!

2021-10-22 14:20:09 | 「ハードパンチ編集部」 からのInfo

今年になり

「コレほど長く本紙に記事を書けない時」

は無かった

 

既に御断りしていた様に

今俺は

MASH史上最強の忙しさ」

に直面しているのである。

 

もちろん今までにも忙しい時は

幾度となく経験済みだが、

今回はチョイとワケが違う。

「とんでもなく忙しい」

のだから

 

読書の皆様は

「忙しい=仕事」

と思われるだろう。

しかしながら、そうとも限らなくてねぇ。

 

まあ

「俺が動けば全て仕事」

みたいなもんだが、

今回は「人生の清算」とも言うべき

「大きな決断」

からの

「大仕事」

に取り組んでいるんだよ。

 

だから、あっち行ったり

こっち来たりってね。

移動するだけでも時間を取るから

タイトに詰め込むと

記事を書く時間は皆無

 

今はひと息付いている

そんな僅かな時間で書いているんだよ。

デューク・エリントンをBGMにね!

さあ、次はいつ書けるかな?

 

とにかく明日は大人気のお役立ち企画

「フクシマン土屋」

の「食」に纏わる記事をupするので

期待して待て!

 

正常運転からは程遠い

そんなMASHから愛を込めて!

 

編集長「MASH」筆


《 しりとり名曲大全集 》 ( 第17回 ) 『天国への扉』(ボブ・ディラン)Text by MASH

2021-10-16 15:47:17 | 編集長と副編集長の名曲紹介「しりとり名曲大全集」

ひらがなの「て」で行くと
やっぱり邦題となるでしょ?
そうなりゃ、やっぱり「大本命」のコレ!

『天国への扉』ボブ・ディラン

(写真のボブは曲とは関係ございません)

言わずと知れた
ロック史というより音楽史の中でも
「これほど素晴らしい曲はない!」
と、俺なんかは思っちゃうんだけれど
皆はどうであろうか?

そもそも「ボブ・ディラン」と云う人は
シンプルなコード回しの中に
「素晴らしく厳かなメロディ」を乗せ
「信じられないくらいの音楽」を作り続ける・・・
まさに「そんな偉人」に他ならないわけだけれど
分かりにくいと思われる方も多かろう。

ボブの音楽を理解するには
「深い人生経験」

「ソコに真正面から逃げずに向き合うこと」
が重要である。
「生やさしい音楽ではない!」
ってコトだ。

そんな「ボブの代表曲」であるばかりか
「ギターを弾いて歌う者全員が知っておくべき曲」
だと俺は認識しているん曲で、
俺もかなりの頻度でライブにて歌う・・・
そんな曲だ!

唐突だが、俺はボブが大好きである。
もっと言えば、ボブと云うよりも
「彼の造り出す音楽」
が大好きなのである。
まあ、本紙読者諸君には
「様々なボブ話」は
もうお馴染みであろうことだろうが・・・

とにかく、独自な声で歌われる
そんな「深さ溢れる叙情的サウンド・・・」
 とでも言おうか・・・。
何を置いても素晴らしいんだ。

おっと、話を当曲に戻そう。
「ママ~」と死に際に語りかける出だし・・・
こう書くとクイーンで有名な
「ボヘミアン・ラプソディ」
を即答する方が多いだろう。

ただし、今日も言わせて貰おう!
「あんな曲と比べられたら困る!」
俺には断然『天国への扉』しかないんだ

「インチキ加減」が無いボブの本曲こそ
「ママ~」から続く
「死に際に唄う真の男の歌」
なのである!

ちなみに
「人を殺した男」の「ボヘミアン・ラプソディ」は
今も昔も、一向に好きになれない・・・。
「仕掛けが多い」そんな「クイーン・サウンド」は
近年もウケがイイらしいが、
「ボブのサウンドは真逆」だ!

「ルーツ」
に裏打ちされ
「永遠と同じメロディが続く」
場合が多いから、
ボブを日本人で理解している人は少ないのであろう。
ちなみに俺からしたらクイーンなんて
「何がイイのかサッパリ分からん!」

企画の趣旨からは外れるが
「薄く、うわべのメロディ満載」

「あのサウンド」には酔えない・・・。
深みが無いんだよ、深みが!

ピアノの音ひとつ取っても、
ギターのプレイを聴いても、
「エモーショナルさ」が、微塵も感じられない!
そんなクイーンとは、一体なんなんだろうか?

さて、ボブとクイーンでは
ココ日本では圧倒的にボブは不利である。
これは
「マディとクイーンどっちが人気者?」
という質問に近い!

そう、ボブの音楽は、
もはや「ルーツ音楽」なのだ!
本物はイミテーションとは違う!
ボブは「ある時期」を除いて
「本物であり続けている」と俺は思う!

もし「彼の音楽」を知りたいのなら
この曲を聴けばイイ!
ベスト盤、ライブ盤・・・
とにかく色々なところで聴ける。
輝き続けるこの「本物の曲」こそ
「音楽の深い部分」であり、普遍的価値である!

と言うワケで次は「ラ」だ!
さあ、ハウリンメガネ!
何を出して来る?
心して名曲を待て!

《 編集長「MASH」筆 》


国会が始まり、「やっぱり岸田も自民党」ってね!早速「化けの皮が剥がれて来た」ゾ!

2021-10-12 15:07:29 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

国会が始まり
総理が変われど
「相変わらず面白くない」
と言うか、答弁書を読むだけで
「変わり映えしない自民公明党政権」
って話しなんだけれど…。

何なんだろうか?
本当に「この国を良くしよう!」
と庶民目線に立って語っているとは
到底思えない政府って…。
もう本当に嫌になるよね。

岸田氏は総裁選で言っていた
「富の分配」

「成長が先」
という
「魔のアベノミクス路線」
に早速舵を切ったでしょ?

「何やねん!」
とツッコミどころ満載さ。
まあ「裏のしがらみ」から
彼も抜け出せないのかね?
期待していないけれど、
これじゃあ「余りに残念な人」だよ…。

正直言って
ココで「政権交代しなきゃダメ」ですよ!
「自民党の独裁」
こそが
「官僚まで悪くしてしまう原因」
に他ならないからさ!

「上司が変わらなきゃ忖度は続いて行く…」
でしょ?

「ブラックな取締役」

「従業員に幅を利かす」
コレこそが避けなきゃならんコトだ!

今こそ「自民党のブラック政権」を
総取っ替えしなきゃ
庶民が疲弊するだけさ!

変える事は怖くない!
「政権交代こそが真の民主主義の基本」
だからさ!

《 編集長「MASH」筆 》


我らが「ヤクルトスワローズ」が「阪神」に「この3連戦」で勝ち越すとは!

2021-10-11 16:15:37 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

昨日の阪神戦はヤクルトが制し
「優勝」へ一歩も二歩も近づいた…

そんな万年最下位というイメージが強い
ヤクルトスワローズだが、
昨夜の攻防は実に見応えがあった。

と言っても俺は
ヤフーのテキスト文字放送ですがね(笑)
しかしねぇ、こんな大切な試合なのに
「ニッポン放送ショーアップナイター」
も無く、寂しい限りだよ…。

愚痴を言うよりも、とにかく
「どっちがこの3連戦を勝ち越すか?」
といった点が重要だと俺は昨日本紙にて書いたでしょ?
で、ヤクルトスワローズが勝ち越したんだよ!

追いつ追われつ…
本当に凄い戦いを、
ギリギリのところで勝利する…。
そんな「王者の戦い」を見せたんだ。

もちろんまだまだ試合数はある。
「優勝」の二文字は確かに近づいて来たが、
油断は禁物だ。

まだまだ試合を見守っていこうぜ!
「歓喜の東京音頭」はそれからだ。

《 編集長「MASH」筆 》


【ハードパンチ社説】 セリーグの優勝は「ヤクルト」なのか?今夜の「阪神」戦、勝った方が行くか?

2021-10-10 14:27:03 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

優勝するのだろうか?
そう。昨年最下位のだった…
そんな「ヤクルトスワローズ」のことである。

俺は本紙でも再三「高津監督」に対して
その采配に対して苦言を呈して来たが、
臨機応変に投手起用をしたり、と
俺の苦言への改善も見られる!
(まあ俺以外の評論家も言っていたからね)

その結果、やはり継投がどんどん良くなって
優勝も見えるくらい…
という予想外のマジック点灯である。

阪神との正念場とも言える3連戦は
初戦をヤクルトが取り
昨日の第2戦は紙一重で阪神が取った!
さあ、今日はどちらが取る?

俺が思うに
今日の試合で勝った方が勢いも増し、
優勝しそうな気がするんだよねぇ。

ちなみにヤクルトは
「大ベテラン41歳の石川」が先発!
安定の投球が勝利を予感させるぞ!
後は打者たちが
「しっかりと打つ」だけでイイ!

今夜の試合は見逃せんぞ!

でもニッポン放送さえもやらない… どーいうこと(苦笑)?

《 編集長「MASH」筆 》


ハウリンメガネの『スーパーギタリスト列伝』(二人目)「チャック・ベリー」(名盤「TWIST」から独自のロックンロールプレイを解説だ!)

2021-10-09 11:47:35 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

「ロックンロールに別名をつけるとしたら
 それはチャック・ベリーだ。」
(ジョン・レノン談)

はい!
というわけで今回のスーパーギタリスト列伝はチャック・ベリー!
リトル・リチャードやボ・ディドリー、
そしてエルヴィスと並び称されるロックンロールのオリジネーターであり、
その中でもロックンロール"ギタリスト"としての評価では
間違いなくナンバーワンであろうチャック・ベリー

ギブソンの箱モノを抱えたその姿は未だ色褪せぬ
ロックンロールの代名詞であり、
ジョン・レノンやキース・リチャーズを筆頭に、
彼をアイドルとして育ったギタリストは枚挙に暇ない。

そんなロックンロールスター、
チャック・ベリーを見出したのは他でもない
シカゴブルースの重鎮、マディ・ウォーターズ大親分。
チャック・ベリーのステージを見たマディ親分、
「こいつは売れる」
とチェスレコードに彼を紹介したのがデビューのきっかけだったそうな。

そして今回、私がこの原稿を書きながら
ターンテーブルに乗せているのは、
まさに彼のチェス時代のシングルコンピレーションである「ツイスト」。
やはりこの人のプレイを知りたければチェス時代の作品を聴くべきだろう
(なにせ代表曲はほぼ全てチェス時代にリリースされている)

デビュー曲である「メイベリーン」から
代表曲である「ジョニー・B・グード」、
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」も入ったこの盤は
まさにロックンロールを理解するための基礎教養的作品である。

さて、ここで一つ諸兄諸姉に問うてみたい。
「ロックンロールギターとブルースギターの違いとは何ぞや。」
ロックンロールはブルースから生まれた音楽であり、
3コードでのブルース進行やペンタトニックを基本としたフレージングなど、
色々と共通項も多い。
だが、この両者を分ける決定的な特徴がある。

プレイのアグレッシヴさか?
否。
マディの親分やウルフの御大将を筆頭にしたブルースマンのプレイは
ロックンロールよりもハードでヘヴィな演奏も数多く存在する。
つまり、ハードさやヘヴィネスは関係ない。

跳ねたリズムか?
確かに跳ねるリズムはロックンロールの特徴の一つだが、
ブルースにも跳ねるリズムの曲はいくらでもある。
ジャンプブルースを聴けばお分かりだろう。
ならばリズムは一要素に過ぎない。

リトル・リチャードのようなロックンロールピアノ?
エルヴィスのような歌い方?
どれもロックンロールの一要素ではあるが、
ことチャック・ベリーが発明したロックンロールの要素とは異なる。

では何がブルースとロックンロールを異なるものにするのか。
答えはチャック・ベリーのプレイにある。

そう、ダブルストップである
(註・ダブルストップとは2本の弦を同時に弾くことを指す)

この人、とにかくダブルストップを使いまくる!
代表曲である「ジョニー・B・グード」や
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」のイントロを思い出してほしい。
あのロックンロールを表す
「タララタララララララ!タララララララ!」
というフレーズはダブルストップで弾かないとロックンロールにならない!
ブルースはチョーキングが命だが、
ロックンロールはダブルストップが命!

もうお分かりだろう。
ダブルストップこそがブルースギターとロックンロールギターを分ける
そんな決定的な差異であり、
ダブルストップを多用したギターのオリジネーター=ロックンロールギター
のオリジネータ、それがチャック・ベリーなのである!

(もちろんブルースでもダブルストップは多用される。だが、ブルースの場合、フレーズのアクセントとして使われることが多いのに対し、ロックンロールの場合、曲中全体で多用されることに留意願いたい。念為。)

お手元にギターがある方は試しにペンタトニックフレーズに
ダブルストップを多めに組み込んでみてほしい。
一気にロックンロールフレーバーが増すはずだ。
そしてやってもらえば分かると思うが、
ストレートなロックはこの手に限る!

ややこしい事を考えずとも、
3コードに乗せてペンタトニックとダブルストップを組み合わせて
ガシガシ弾くだけで「嗚呼!オレ、今輝いてる!」
という気分になれてしまうものなのである(笑)。

ロックンロールの面白さとはシンプル&ストロングな構造であり、
そしてそれはチャック・ベリーが「メイベリーン」で
デビューした瞬間に完成されていたのである。

(故に「ロックンロールとはチャック・ベリーのことだ」というジョンの言葉はまさに正鵠を射ていると筆者は独り頷くのである)

さて、偉大なるロックンロールギターのオリジンに触れたところで、
次回はそのオリジンから影響を受けた"ロック"ギタリストは何をしたのか?
に迫ろう。

乞うご期待!

《 ハウリンメガネ筆 》


全てにおいて「ルーツ」が大切です!その「ルーツ」が基本になるからね!

2021-10-08 13:28:01 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

何事にも「ルーツ」が有る。
これって「個々の人生」でもそうだよね?

「今の自分が有る」のって、
まあ、もちろん
「両親や、その先の家族が最初のルーツ」
なんだろうけれど、
「物心ついた時に影響を受けたもの…」
ココが「個々のルーツ」となる場合が多い
と俺は思うんだよ。

さて、音楽で言えば
「ロックンロールにもルーツがあった」
ワケでさ。
「エルヴィス」の前にはカントリーが
「チャックベリー」の前にはブルースが
そして「レイチャールズ」の前にはゴスペルが
そういった具合にルーツとして有ったんだね。

俺で言うと
「もう断然ビートルズ!」(笑)
揺るがぬ事実として
「ビートルズがルーツ」なの!

で、全てをソコからスタートしているから、
当然そのルーツである先に挙げた3人も聴いたし
その前にあった「ルーツ音楽」も聴いたんだ。
ソコで引っ掛かった音楽が
何と言ってもブルース!

ビートルズで興味を持ったギターが
ブルースでは主役でしょ?
しかも「弾き語りスタイル」の
「初期カントリーブルース」には
もう本当に憧れたもんだよ。

後にジャパンフォークの人とか聴いて
「何でこの人たちは2人で同じストロークしかしないのかな?」
なんて思ったりしてね(笑)。

俺のアコギってブルースから来ているから
ボブも素直に聴けたんだろうね。
今でもボブの「1st」は最高さ!
ギターも素晴らしいもんね!

好きなブルースマンは沢山いるよ。
でも「ブルースは自由」だからね!
何を歌っても、
どんなギターを弾いても、
それこそ全く問題無いでしょ?

そう!
「ブルースマンは断然自由」
なんだ!

ということで音楽家としては
「俺はブルースマンで生きる」
ことに決めました(笑)。

《 編集長「MASH」筆 》


【ハードパンチ社説】 宣言解除であなたは「踊る人」?それとも「踊らない人」?

2021-10-03 14:11:03 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

「自民党の総裁選」
よりも、やはり
「緊急事態宣言等の解除」
について書く。

まあ毎度毎度書くワケだけれど
解除されたからって浮かれてちゃ
すぐに数は膨れ上がりリバウンドする…。

それに
「ワクチンを打っていてもマスクは必須」
だってことを決して忘れてはいけない!

人間って弱い生き物であり
常に自分の都合良く
物事を考えようとするからね…(苦笑)。

これじゃあ、全く進化せず
むしろ退化している…
俺はそう思うんだよね。

本紙の読者様は
「決して踊る人たちではない」
だろうから、
過度な心配はしては居ないけれど、
世間は「楽観ムード」で溢れているよ…。

これには
「大いにブルースを感じる…」
ワケだけれど、
まあ「それが人間って」ヤツでさ。
もう半分くらい諦めガチな俺が居るのよ(苦笑)。

世の中は「ブルーにこんがらがって」いるのさ。
そして、俺たちも…ね。

《 編集長「MASH」筆 》


「コロナ禍の人生」だからこそ、時には「サヨナラを言う勇気」が必要なんだ!

2021-10-02 15:06:02 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

多くの人が色々なコトを日々思い
考えながら生きていることであろう。

特にこの「コロナ禍」において
「自分自身と向き合ってみた・・・」
そんな読者も多いのではないだろうか?
そして、それは
「とても良いこと」
であることは言うまでも無い。

無論、過去では
「第二次世界大戦」

「東日本大震災」
の時などなど・・・!

どうにもならない状況下で
「人生の分岐点」
となった方々は
本当に無数に及ぶものだろう。
そして、今回の「コロナ禍」も同様である。

「子どもたち」「若い人たち」
から「老人」まで・・・。
様々な方々に影響は及んだ筈だ。
そして、彼らは「日々考えて生きて来た」と
俺は期待を込めてそう思っている。

「今までどうり」にはいかない・・・
それが俺の結論だ。
「マスク生活は続く」

「制限のある生活は続く・・・」
そんなもんだよ。

「コロナ経験」を「良いコト」と捉えて、
我々人間が、より一層
「考えて生活を変えていく時期」
ではないだろうか?

「昔の生活」に「サヨナラをする時が来た」のさ。
声を張り上げて「Good Bye!」ってね。

《 編集長「MASH」筆 》
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