11月も末近くとなった。
この一年は本当に色々有って
個人的にも大変な一年であった。
家族のがんによる闘病生活が
昨年11月に始まり、丸一年。
とりあえずの治療に区切りがついて
筆者も少し動けるようになった。
とは言え、時代はコロナ禍・・・。
皆さん同様、その動きは限定的でしかない。
勿論「第3波」が伝わる中だ。
基本「相変らずのStay Home」なんだけれど
実は、実店舗を閉めた後
私自身数々の問題に直面していたのだ。
その大きな問題が
「足小指の骨折」と「アキレス腱炎」
という足にまつわる2つ!
元々「Stay Home」中に体力低下を懸念して
家でのトレーニングに力を入れていて
その結果「アキレス腱炎」を発症・・・
それが治りかけた時に
「逆の足(小指)を骨折」し、
またも「アキレス腱炎」が再発・・・
この11月に入り、やっと痛みが取れたんだ。
いやぁ、痛みが取れるまで
ほぼ半年も掛かってしまってね・・・。
さすがにこの治りの悪さにゃぁ
「俺も、もう若くないなぁ・・・」
と実感させられたもんだぜ。
しかし家でのトレーニングだけでは
勿論、心配だ。
だって今まで継続していた
サッカーもテニスも出来ずじまい。
それどころかウォーキングは出来ても
足のトラブルで走れない・・・
そんな半年間だったからね。
「このままじゃあ引退かも・・・」
って、さすがに脳裏をよぎったぜ。
「それじゃぁ、一丁、ここいらでコートに戻るか!」
って、重い腰を上げてみたんだ。
お相手は「A」こと「スターマン・アルチ」!
彼はしばらくテニスから遠ざかっていたものの
日々仕事で身体を動かし、走ってもいる。
常日頃から「テニスをしたい!」と言っていたので、
「調度イイ対戦相手」だと思ってね。
そこで1時間半、
「3セットほどプレイ」したんだが・・・
驚くことに、私の全敗!
彼に負けるのは何年ぶりのコトだろうか?
リターンもシッカリ打ち込まれたね。
「ブランクが有るとは思えない!」
そんなキレの有るプレイで、
「身体コンディションの良さ」
が見て取れた。
とは言え、私は完全に様子見プレイと球出しで
2割程度のプレイだったから、まあ納得だよ。
彼との年齢差も15才位あるし、
しかも、やっぱり・・・
プレイ中は「アキレス腱に痛み」が出てね。
お陰で3セット目は6-0で完敗だったな。
それでも
「色々と確かめながらプレイできた」のは大きい。
特にWフォールトは3セットで1つ!
と、スタンディングとは言え
サーブの雰囲気は良かったと思う。
ジャンピングだと、どうしても足が痛かったので
スタンディング・サーブに終始したけれど
まあ、サーブに関して言えば
「足次第」で
どうとでもなりそうな予感。
それと「前へのダッシュ」は
思いのほか出来たと思う。
無理はしなかったけれど、
「半年間走っていない選手」の割には
十分に前は拾えたし、ボレーもスライスも良かった。
逆に「横の動き」には「足の痛み」が出たね。
サイドの鋭いボールは「諦めるしかなかった」な。
一方、「ショットの問題点」は
やはり「足への負担」を考え
「腰を落とせない」分、
どうしてもストロークが「手打ち」となり
「オーバーしちゃう」ところ。
結局「シッカリ腰を入れなきゃボールを操れないスポーツ」
だからね、テニスって。
その分
「手打ちで打てるスライス」
が多くなったんだけれど、
まだまだキレの有る
「ウィナーが取れる往年のスライス」
からは程遠い出来ですね。
まあ、これもやっぱり
「腰を入れて打たんと話にならない」
ワケなんだけれど、今は
「足への負担を減らすプレイ」
しか出来ないから、もう少し良くなってからだね。
とは言え、自分的には
「十分の出来」だと思っているんですよ。
サッカー、水泳、ラン、そしてテニスと
全ての競技から離れて、しかも足のケガでしょ・・・
その中で競技に復帰出来た事は大きいのよね。
やっぱり
競技で使う「筋肉」や「身体への負担」って、
「実生活」や「ウォーキング」とは全く違うし
「とても大きい負担」が掛かるから、
競技後に悪化しないで継続出来れば
今は「良し」としないとイカンでしょ。
ご存知の通り、筆者は今までも
「幾多の大ケガ」を乗り越えて来た。
ただし、年齢が進むにつれて
「治りの悪さ」を感じているのも事実。
ただ、今は・・・
「再びコートに立てた」コトに感謝し
しばらく「A」と打ち込んで行こう。
そう思っている・・・
そんな「秋から冬の日」なのでR。
《編集長「Mash」筆》