「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

明石のブルースマン「ハウリンメガネ」が贈る!「どこまでもヴァイナル中毒」(第45回)「ドナルド・フェイゲン/ナイトフライ」

2022-05-28 15:58:29 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

ハイ!読者諸賢!ハウリン・メガネである。
本来なら毎月最終土曜日は編集長と私の「マシュメガネ対談」がスケジュールされているのだが今月は諸般の事情により来月第二土曜掲載予定に変更。入れ代わりで毎月第二土曜連載の当コラムが今回に回る形と相成った。ご容赦願いたい(ま、入れ代えた理由は前回の対談をご覧頂いていれば予想はつくでしょう。来月をご期待あれ!)

では早速今回のお話だ。
突然だが、皆様方、家で音楽を聴くときにどんな聴き方で、どんな格好で聴いているだろうか。
ソファでくつろぎながらヘッドホン?ベッドの上でイヤホン?それはそれで構わないが私はスピーカーで空気を震わせた音を聴きたい男である。
ヘッドホンやイヤホンで聴く人の気持ち、環境の問題も分かるが、個人的に音というのは多少スピーカーと耳の距離を離した方が気持ちいい音になり易いように思う。ギターアンプもそうだが、空気の振動する空間を置くことで響きが豊かになるように思うのだ。
そしてそんなスピーカー派の人間にとって問題となるのが己のポジショニングの問題である。
いつも同じリスニングポジションをキープする為にスピーカーのど真ん前云メートルに椅子を固定しているようなオーディオマニアの人は置いておいて、私のようにスピーカーの前で聴いたり、立ってギターを弾きながら聴いたり、聴きながら「あ、コーヒー飲みてぇ」と、コーヒーを淹れに立ったりとフラフラしてしまうタイプにはどの場所で聴いてもある程度バランスよく聴こえるようにしたいわけだ。
となるとスピーカーの前が一番ベストのポジションとして、それ以外の位置で聴いたときもある程度良く聴こえるようにスピーカーを配置すべきなのだが、面倒くさい事に盤によってローが強かったり、繊細な音が多かったりと振れ幅が大きいせいで一概にここでOK、という判断が中々できない(スピーカーの置き場でローが強くなったりするんです
、ホント。壁の近くとかね)。

そういう時にプロの音響屋さんが鳴らすのが「リファレンスディスク」というもの。
これは「これを鳴らしてバランスを整えればどんな曲が流れても大体OK」という基準にできる曲、アルバムのことで、そんな中でも定番作品として有名なのが……

ナイトフライ/ドナルド・フェイゲン

でございます!

はい、スティーリー・ダンの片割れ、ドナルド・フェイゲンの1stソロアルバムですが、この作品、リファレンスディスクとして業界内では定番中の定番となっているほどバランスの取れたミックスがなされた作品で、私も部屋の模様替えをした際には大体こいつを回しながらスピーカーの配置を考えております
(なおスティーリー・ダンのエイジャ、ガウチョもリファレンスディスクとしてよく挙がる作品)。

曲はスティーリー・ダンでもお馴染み、フェイゲン印の超クールなAORなのだけど、とにかく各パートのバランスが美しい。
ラリー・カールトン、リック・デリンジャー(g)、アンソニー・ジャクソン、マーカス・ミラー、エイブラハム・ラボリエル(b)、ジェフ・ポーカロ、ジェイムス・ギャドソン、スティーヴ・ジョーダン(dr)、マイケル・ブレッカー(sax)といった一流セッションマン達の音をパズルのように組み立てたこのアルバムは各パートの音がきちんと整頓されつつも、スタジオの空気をまるっと集音したように全ての音が小気味よく鳴るといういぶし銀の魅力溢れる唯一無二の作品となっとるわけです(これ、実は無茶苦茶難しい事で、マットな音色をマットなまま気持ちよく聴かせたり、派手になりがちな音(例えばホーンセクション)を派手さは活かしつつ喧しくならないようにしたりというのは本当に限られた作品でしか聴けないんですぞ。ちなみにスティングのナッシング・ライク・ザ・サン辺りもそういう音作りでバランスもいいんだけど、圧が強めでリファレンスとしてはナイトフライのほうがベターというのが個人的な見解)。

アルバムとしても超良作であり、それだけでも推せるが、ここは是非スピーカーを鳴らして私のいっている事を体感して頂きたい。
これで調節するとホントにバランスよくなるから!

以上、ちょうど部屋の配置を見直していたハウリンメガネでした。

さらば諸君!また次回!

《ハウリンメガネ筆》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第44回) フクシマ土屋とレコードを始めよう!(その1続) 「スリラー:マイケル・ジャクソン」

2022-05-21 11:37:05 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは「フクシマン土屋」です!

今回こそは!!
そう、
前回「長すぎる前置き」に加えて
「レコードから音が出る仕組みって?」の疑問を調べていたら、
タイトルの「スリラー:マイケル・ジャクソン」について
書くスペースがなくなってね(笑)
今回こそは書くはずだから、よろしく。

で、いきなりだけど
い~んです!
なにがって?

「レコードって音がいい!」んだよ。

どういいのかって言うと、
これはあくまでフクシマンの個人的な感想なのだが

・音に迫力がある…う~ん、厚みがあるって感じ
・音が心地よい…迫力はあるが柔らかいというか耳が疲れない

つまり「自然な音」ってことになるのかな。

三十年ぶりにレコードを聴いたときは
「音がこもっている」ように感じたけど、
それは上記と下記のような理由によると思う。

レコードばかり聴いた後にCDを聴くと
「音がクリア過ぎる?とがってる?」ように感じてね。
キレイなんだけどちょっと疲れるような…。

どちらか一方だけなら感じなかったと思う。でも、
聴き比べると明らかに「あゝ、違うんだな」と気付けて面白い。

まあ、レコードにもデメリットもあるのだが…
考え方次第でメリットにもなるわけで!
例えば

リピート・ランダム再生ができない
 →作り手の意図した構成(曲順)を存分に楽しめる!

裏表(A面・B面)があり、裏返すのが面倒だ
 →作り手の意図の他、そのために身体を動かす、座りっぱなしは良くないのだ!

でかくて置く場所を取る
 →ジャケットの存在感が違う、所有する満足感がある!

再生の手間がやっぱり面倒
 →再生の一連の流れ「所作」は美しい、楽しいものだ!

とまあ考え方を変えれば、い~んです!

そしてちょっとびっくり!?
オマケ情報。
再生中にスピーカーをOFFると…
なんと!
レコード盤面から曲が聴こえるのだ!
「シャカシャカ」してるけど確かに聴こえる(笑)
調べると「ニードルトーク」と言うらしい。デジタルと違い、
物理的に針が音(振動)を拾っている!というアナログならではの現象だ。

とにかくレコードを一度、
「デジタルオンリー世代」にこそ試してほしいゾ!


さて、
「スリラー:マイケル・ジャクソン」
マイケル…言わずと知れたスーパースターですね!
ちなみにフクシマンと同じ「おとめ座」です。
フクシマン初めてマイケルに興味を持ったのが、星座ではないですよ。
恥ずかしながら…曲でもなくて……

「ムーンウォーク」でした(笑)
小学生の時にテレビで見て衝撃を受けたのを覚えている!
なんで後ろに進むの、なんだあの動きは!?って。
みんなで真似て流行ったなあ。
まったくなっていなかったけどね(笑)
そして、
スリラー…世界中で7000万枚以上売れて「史上最も売れたアルバム」とされいるとか。

ジャケット写真のマイケル。
美しいねぇ。
さらにジャケット内側の写真に注目だ!
「虎の子」だよ。


「美青年と野獣の子」。インパクトあるよね。
インパクトと言えば、
タイトル曲「スリラー」のミュージックビデオ!
当時インパクトあったなあ、1本の映画を観ているようだったよ。
今でもいちばん印象に残っているミュージックビデオじゃないだろうか。

で、レコードにはA面とB面があってね。
曲がどのように並んでいるかというと、
A面
1.「Wanna Be Startin' Somethin'」
2,「Baby Be Mine」
3.「The Girl Is Mine(feat. Paul McCartney)」
4.「Thriller」
B面
5.「Beat It」
6.「Billie Jean」
7.「Human Nature」
8.「P.Y.T. (Pretty Young Thing)」
9.「The Lady In My Life」

フクシマンのお気に入りはA面の3曲目、
「The Girl Is Mine(feat. Paul McCartney)」!
マイケル・ジャクソンとポール・マッカートニーによるデュエット曲。

(ポールについては事あるごとに書いて来た…
そんなビートルズマニアの「MASH過去記事」をどうぞ!)

とにかく優しい曲調が大好き。
二人のあま~い歌声、そして掛け合い。
と・こ・ろ・が!
詩の内容は、
「彼女の奪い合い」なのだ!
「あの娘はボクのもの」って互いにずっと言ってる(笑)
すごいギャップだ、でも好きだ。

この曲以外もヒット曲満載だけに
ポップミュージックの良さが存分に詰まっていて
さすが、KING OF POP!と言いたくなるよね。
あなたも、一度レコードで聴いてみてよ。

さて、ここで入門者へのレコード豆知識。
アルバム、スリラーはLP(Long Play)レコード。
直径12インチ (30cm) で片面収録時間30分、
33回転。

それからシングル・レコード。(写真参照ナウシカとかジャッキーのヤツ)
直径7インチ (17cm) で片面収録時間5~8分、
45回転。見た目的に、ドーナツ盤と呼ばれてたよ。

デジタル世代には知らない人もいるだろう。
レコードは上記のように、種類によって回転数が違うのだ。
プレーヤーには回転スピードの切り替えスイッチが付いているゾ!

こういった今ではギミックにさえ感じられる?
そんなアナログ・レコードに人気が集まる理由…
それこそデジタルとは違った音と楽しみ!
なんだろうね。

さあ、キミも始めよう!

「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

いや~
長らく開けていなかった段ボール箱から、思いがけず
昔のレコードが出てきてね。

三十数年ぶりに回したんだけど、
ちゃんと音が出るんだよ。すごいね~。

懐かしくてサ、この原稿も書かずに聴き入ってました。
ということで今回も締め切りギリギリ、
腕を痛めて書けない…という編集長!
ゴメン!

では、次回もお楽しみに!

《「フクシマン土屋 」筆》


ハウリンメガネの『スーパーギタリスト列伝』 (五人目) 「ジョン・フルシアンテ」でレッチリ完全復活!!

2022-05-14 17:20:17 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

He is back!

もう皆様聴いただろうか?
今年頭に飛び込んできたニュースリリースに歓喜した方も多かろう。
ジョン・フルシアンテ復帰後のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、満を持してのアルバム発売である。

2019年末、突如「ジョン・フルシアンテ、RHCPへ復帰」が大ニュースとなるも、復帰後のライブ映像もほぼ出回らず、ファンをやきもきさせた彼らだが、今年の4月1日、ついに新作「アンリミテッド・ラヴ」をリリース(私?当然アナログで買いました)。

現代において最も影響力のあるギタリストの一人であるジョン・フルシアンテ。
筆者も御多分にもれず彼のことは大好きで昔から追いかけているギタリストの一人である。
スーパーギタリスト列伝、今回はRHCPの最新作にしてジョン・フルシアンテ再復帰第一作となる「アンリミテッド・ラヴ」を題材に最新のジョン・フルシアンテとその変化について考察してみよう。

まず、今までのジョンのプレイについて。
ジョンは「白いジミヘン」の異名を持つとおり、ファンク、ブルースロックフィールの強いギタリスト。
元々RHCP初代ギタリストのヒレル・スロヴァクの大ファンで、ヒレル亡き後のRHCPに加入できたのはヒレル直系のプレイヤーだったからといってもいい。
マザーズ・ミルク、ブラッド・シュガー・セックス・マジックの頃のジョンが弾くギターはまさにヒレル直系といっていいファンキーかつパンキッシュな奔放なエネルギーに満ちたロックギターで(といってもこの頃からすでに後に通じるメロウなプレイも多分に含まれている)、この頃のアルバムをRHCPの最高傑作に挙げる人も多い。

その後、ショウビズ業界でのストレスからドラッグ中毒に陥って一度目の離脱(この前後にソロアルバムを2枚出している。2ndについては「クスリを買う金欲しさに出したんだ。今では後悔している」と語っているがジョンのメロディセンスの良さが剥き出しになっており、私は好き)。

1999年にフリーを筆頭にした友人達の助けを得てドラッグ中毒を克服しRHCPへ復帰。第一作のカリフォルニケイションでは味のあるメロウなプレイを強く打ち出したが、二作目のバイ・ザ・ウェイから一気にクリエイティビティが爆発。脱退前のハードさから復帰後のメロウさまで縦横無尽に行き来し、三作目のスタジアム・アーケディウムでは大量のエフェクトを駆使した複雑なサウンドテクスチャを構築。
一体どこまでいくのだろうか、と思った矢先、自身の音楽を追求したいとの理由で再度の脱退をしたのが2009年。
以降はエレクトロミュージックの世界へとのめり込んでいき、このままそっちの方向へ走っていくのかしら、と思ったところに今回の再復帰である。

10年の時を経てジョンはどんなギタリストになったのか、ドキドキしながら盤に針を落とした私。
ここからは今作で気づいた変化を箇条書きで拾っていこう。

・ギターリフで引っ張らなくなった
過去のジョンはカッティングにせよコードにせよフックのあるリフ的なフレーズで楽曲を引っ張っていくことが多かったが、今作では「A3.Aquatic Mouth Dance」のようにワンノートカッティングの繰り返しだったり、コードも白玉で伸ばすなど、耳を引っ掛けるのではなく、耳に残りつつもさらりと流れるようなフレージングが多い。「B3.It’s Only Natural」でのコード一発をディレイで飛ばすような間を活かしたバッキングもクール。

・過剰にエフェクティヴなプレイがなくなった
スタジアム・アーケディアムに比べてエフェクティヴな音がほぼ無くなっている。特にシーケンスフィルタ系のエフェクトは皆無。おそらくスタジアム〜でのジョンはエレクトロミュージック的なものに心が寄っており、その発露がシーケンスフィルタ系エフェクトの多様だったのだと思われる。
今作では「A1.Black Summer」で聴けるトレードマークのBOSS CE-1と思わしきコーラス・ヴィブラートサウンドや「C5.One Way Traffic」でのショートリバーブを活かしたカッティングなどジョンらしいエフェクトは聴こえるが、あくまで楽曲の彩りとして使っており、派手なエフェクトを前面に出した音はない。本人もインタビューで語っているが自身の音楽的欲求を出したいというエゴイズムがなくなり、よりバンドと溶け合おうという意識がこの音作りに出ていると思う。

この流れでもう一点。

・ワウがジェントルになっている
ジョンのワウといえばIbanezのWH10(私も再発のv3ですが持ってます)であり、「ワウワウ」というより「ギャウギャウ」というべき攻撃的なワウサウンドがジョンのワウサウンドだったが、今作でのワウプレイはとかくジェントル。
「B1.Poster Child」や「D2.Let‘Em Cry」でのワウプレイは柔らかく音を滲ませるような使い方に終始しており、これまた楽曲の呼ぶ音に合わせて自身の音を変えた結果であろう。

・歪みの質感が変わった
今作は基本的にジョン印といえるオールドマーシャルと思わしきナチュラルなクランチトーンが大半を占めるが、「C1.These Are The Ways」の中間部で聴けるヘヴィなバッキングなど強く歪んでいる箇所もある。
過去のジョンであればBOSS DS-2でのハイミッドが強調された粒子の細かいディストーションで弾きそうな箇所なのだが、今作では逆にローミッドの強調された粒の粗いファジーなドライヴトーンで弾いている。
またこれに関係するのか、ギターソロで使う音がウーマントーン寄りになっている。特に「B4.She’s A Lover」のエンディングでのギターソロはワウを踵側に踏んでいるような音でいなたく太いイイ音をしている。

そしてこれがここまで書いた要素の根底となる最重要なポイントなのだが、
・フリーとのコンビネーションが抜群によくなった
これに尽きる。

スーパーギタリスト列伝なのでここまでジョンの話に終始してきたが、実を言うと今作の主役はフリーだといっていい。明らかにもう一段上手くなっている。
今作でのジョンのギターがシンプル・イズ・ベストなプレイになっているのはフリーのベースラインが素晴らしいからだ。
ベースラインだけでコード進行を表現しつつ、ボーカルとギターのカウンターメロディを入れ、ドラムと一体となりバンドを前進させていくとんでもないプレイの嵐である(元々バケモノ級に上手いベーシストだが今作はフリーの最高傑作といってもいいくらい上手い)。
フリーのベースが楽曲の土台を支える(ボトムを支えるとかそんな話ではなく、本当に楽曲の根底をベースが支えている)ことでジョンのプレイが輝きを増す。
いいベーシストはギタリストの魅力を倍加させる。

総じて今作でのジョンの印象を一言で表すならば「一皮剥けた」。
思うにバイ・ザ・ウェイ〜スタジアム・アーケディウムでのジョンは自身の音楽的欲求(エゴイズム)をすべてRHCPにつぎ込んでいた。
それはある意味でRHCPをジョンの色に染めるという事であり、実際フリーはバイ・ザ・ウェイの製作中にジョンと衝突が絶えなかったと語っている。
その結果、友好的な決別だったもののジョンはバンドから離脱。RHCPは新たにジョシュ・クリングフォッファーという才能あるギタリストを迎えたもののやはり何かが違うことを隠せなかった(個人的にジョシュと作った2枚も良作だと思うし、ジョンがドラッグ問題で離脱した後、デイヴ・ナヴァロ(ジェーンズ・アデクション)を迎えて出したワン・ホット・ミニットも味わいは違えど良作だと思っているが、今作でやはりジョンはRHCPのギタリストとして別格、ヒレルと並ぶマスターピースであることが証明されたと思う)。
そんなジョンとRHCPが10年の時を経て、エゴイズムを捨てることに成功した結果が今作には現れている。

「アンリミテッド・ラヴ」、無制限の愛とはよくぞ名付けた。
全ギタリスト、全ベーシスト、全ミュージシャン必聴の名作。
ギタリストたちよ、やはり愛だ!無制限の愛が音楽を深化させる!
聴け!買え!アナログで!

さぁ、もっかい回そうっと。
じゃ、また!

22/5/14追記
なんてこった!昨日発売のギタマガ
(ジョン・フルシアンテ大特集号)を買ったら本人インタビューで筆者の予想より面白いアプローチをしているのが判明!


特にオーバーダブで使われたギターや今回のアプローチに至るまでの意識の流れなど
「え!そうだったのか!」の連続!
こっちもマストバイ!

《 ハウリンメガネ筆 》


笑っちゃうよな!「ストーンズの花火大会」だってよ!

2022-05-13 14:23:34 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

まず
「随分更新しなかったじゃない!」
と読者様は言われることでしょう・・・。

実は腕を故障していてね・・・
右肩から肘前まで、今も痛めているのさ。
そのセイで
スマートフォンもPCも扱うことが難しくて・・・。
ただ、最近はサポーターのお陰で
徐々に生活は出来る様になってきたんだよ。

とは言え、前にも述べたとおり
それほど書く必要性を感じているワケではなく
今後もマイペースになるとは思うんだ。
実際「日々ヤルコト」は山ほどあるし
車で移動している時間も多いから、
書く時間も取り難いんだよね。

でも、今日は書くよ!だって
「ストーンズの花火大会が開催される!」
って、信じられない「新聞のCM記事」
を見たからなのさ!

おいおい(笑)!
なんでも
「ストーンズ60周年を花火で祝う」
って、もうワケ分からない企画・・・。

ストーンズの曲に合わせ
「1時間ほど1万4千発の花火が上がる」
んだってさ。ちなみに
S席7700円
A席6600円
何なんだろうね?

俺は皆さんご存知のとおり
「相当なストーンズ好き」
だと思うけれど、
こーいう便乗企画は好きじゃぁ無いな。
「花火を見ながら酒飲んでストーンズソングス!」
そんなアホばかり集めてどーすんのよ!
全く見当違いもイイトコロさ。

そもそもストーンズの音楽って
この国じゃぁ誰も聴いてないでしょ?
聴いているヤツよりも、
Tシャツを着ているヤツの方が多い!
わけでさぁ。
まあ、その辺りを狙って考えたコトだろうけれど。

俺は何度も言うけれど
本当のストーンズ好きと遭ったことって
数度(数人)しか無い・・・
やっぱり楽器ヤル奴だよね。
じゃぁなきゃ、よく分からないでしょ?
彼らの音って。

なんでもメンバーも公認企画らしく
コメントも出しているあたりが
いよいよ「本格的にブルースを感じる」のよ(苦笑)。
チャーリー亡き後、まさか、こーなるとはね・・・。

まあ、行きたい人は行けばいいけれどさ(笑)。
俺は絶対に行きゃしないよ!

《 編集長「MASH」筆 》
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https://hardp.crayonsite.com/


《名曲しりとり大全集》 (第24回) 『ルイーズ (ジョン・リー・フッカー)』Text by ハウリンメガネ

2022-05-07 13:31:42 | 編集長と副編集長の名曲紹介「しりとり名曲大全集」

はいはい、「ル」ね。
る〜るる〜るるるる〜るる〜、っと
(○子の部屋風に)……

むむっ、意外とないな、「ル」。
いや、正確には
「あるけど今の気分に合うものがない」な。

む〜むむ〜むむむむ〜むむ〜
(徹○の部屋風に)……
これにしましょう。

ルイーズ/ジョン・リー・フッカー

出ました!
キング・オブ・ブギーにして
ワン・アンド・オンリー!
ジョン・リー・フッカー御大でございます。

当曲収録のアルバム「ハウス・オブ・ザ・ブルース」(写真)はジョン・リーのチェス時代のシングルが集められたもので(この時代のブルースアルバムは大抵そうですが)、ジョン・リー節がバッチリ聴ける名盤であります。

皆様ご承知の通り、ジョン・リー・フッカーのトレードマークといえば靴音と共にワンコードで掻き鳴らされるギター、そして低く唸るあの深い声で呟かれるトーキングスタイル。

このジョン・リー三点セットといっていい特徴についてはどのアルバム(バンドスタイルのやつは除く)でも貫かれているのでもう「どれ聴いても聴きゃ分かるから聴け!」の一言で終わらせるとして、本曲「ルイーズ」の何がいいか。

これ、セカンド・ギターとしてエディ・カークランドが参加しているのだけど、これがポイント。
彼のジョン・リーの邪魔をしない、+αに徹したプレイは如何にジョン・リーというワン・アンド・オンリーとプレイすることが難しいかよく分からせてくれるのです。

ジョン・リーはデルタスタイルでの演奏がやはり格別で、バンドを従えたジョン・リーはどこかスクエアな音になる(キャンド・ヒートとの作品など良いものもあるけど)。
これ、理由は簡単でバンドがジョン・リーについていけないのだ。

ジョン・リーがプレイするワンコードブギーはそのスタートもエンドもシフトアップもダウンも全てジョン・リーがハンドルを握っているし、そんなジョン・リーのハンドル捌きは独特すぎる。

そんなブルースマンとプレイするとすればズレる可能性が高いのを覚悟の上で必死にジョン・リーのリズムに食らいつくか、「フッカーの兄さん、すいませんが今日の録音はバンド側に合わせて頂きたくてですね……」とお願いするしかない。

事実、ジョン・リーは合わせようと思えば合わせられる人で、タイトなバンドの上で演っているものもある。あるのだけれど……それはジョン・リー・フッカーのブギーではない!やはりジョン・リーのブギーというのは彼のリズムがその根底にあるもので、リズムの主導権を他のプレイヤーが握ると別物になってしまう。

ジョン・リーのブギーのまま、少しだけ色を添える、そのギリギリのラインを留めているのが「ルイーズ」のようにジョン・リー+αの人数での録音だと思うわけですねぇ、私は。その辺りのさじ加減をわかって頂くためにも是非ルイーズ、そしてハウス・オブ・ザ・ブルースをご一聴下さいませ。

というわけで次回は「ズ」
「ズ」は中々ないんですな。
編集長がどの札を切るか……乞うご期待!

《 ハウリンメガネ筆 》