毎週火曜日にご機嫌よう!『今週のハウリンメガネ』!
今週はライブなし!故に『私の一口コラム』のみお届け!
先日の土曜、深江橋Ksに出ておりました時のお話。
転換タイムでの雑談中、共演者のKさんとエフェクターの話になったのであります。
Kさん「実はこの間、初めてエフェクターを買いまして」
メガネ「ほう!何をお買いに!?」
Kさん「コンプレッサーを」
メガネ「コンプレッサー!」
Kさん「ええ、コンプレッサーを」
メガネ「初めて買うペダルにしちゃシブいセレクトですな」
Kさん「アコギで使いたくて買いまして」
メガネ「そうだ!Kさんアコギ弾き!確かにそれなら納得のチョイス!コンプといやぁ……」
oh!コンプレッション!
なんたる偶然か、ちょうど私もコンプレッションについて考え込んでいた最中であり、思わず話に熱が入ってしまったハウリンメガネでございます。
なにゆえコンプレッションについて考え込んでいたのか。
それはいつもの如く自宅でラムズヘッドビッグマフ(正確にはラムズヘッドのクローン)を通してギターを弾いていた際のこと。
なーんでコイツをオンするとリードが弾きやすく感じるのか、ということに引っかかった私。
単純にサスティーンが延びているというのもあるが、どうもそれだけでは言葉が足りない。もっとこう、別の要素が噛んでいるのである。
うーん、分からんぞ、何が弾きやすさを感じさせているのだ……と、ピロピロとタッピングなんぞ織り交ぜて弾いている最中ふと気付いた。
タッピングとピッキングに音量差がない!
もっといえば、
コードと単音の音量差が少ない!
そう!ビッグマフ(ハイゲインディストーション)は深い歪みを得る構造上、強烈なコンプレッションを伴う!つまり、私が感じた弾きやすさの正体はコンプレッションに他ならなかったのだ!
通常、強すぎるコンプレッションは不自然な引っかかりが違和感をもたらしがちなのだが、このペダル(wren and cuffのgarbage face)のチューニングが良いのか、いい塩梅のコンプレッションに収まっているのである。
コンプレッションがあるとコード(複音)と単音の音量差が埋まり、バッキングとリードをスムーズに行き来出来る。そしてコンプレッションというものは何もファズやコンプレッサーを用いずとも、アンプやギターに備わっているものでもある。
……つまり、今まで私がクリーントーンやクランチでどこか足りないと感じていたのはコンプレッション……?と、考え出すともう止まらない。
インプットゲインはどう作用するんだ、そもそもギター側のボリュームとピッキングはどうなんだ、とまた今日も寝不足気味なのであります……
この話、もうちょっと深掘りすると面白そうなので、この続きは今週の土曜版で!乞うご期待!
【ハウリンメガネ・ライブスケジュール】
6/14(土)神戸・からすのはーもにか
6/22(日)大阪・Ks深江橋
6/28(土)大阪・八尾X1
7/12(土)守口・ぱんだ食堂
7/19(土)奈良・オーシャンブールバード
8/23(土)奈良・オーシャンブールバード
10/19(日)守口・ぱんだ食堂
12/21(日)守口・ぱんだ食堂
<ハウリンメガネ>筆
引っ越し先「New夕刊ハードパンチBlues」
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