アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

こども歌舞伎

2010-01-31 17:10:12 | アートな旅

千葉県こども歌舞伎アカデミー「こども歌舞伎公演」が「青葉の森公園芸術文化ホール」にて催行されました。

私の仕事場の生徒の一人Sくんは小学5年生にりましたが、頑張って歌舞伎の練習をしています。今日は晴れ舞台の日。楽しみに出かけました。

第1部 「碁盤太平記 山科閑居  大石妻子別れ」

第2部 「弁天娘女男白浪 稲瀬川勢揃いの場」

第3部 「三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場」

第4部 「歌舞伎舞踊 連獅子」

公演中は写真撮影は不可とアナウンスがありますが、どうしてもS君を撮りたくて光なし、音なしでそっと写真を撮ってしまいました。

Sくんは第1部の主役「大石内蔵之助」を演じます。

主君の仇を討つために長男主税と共に母親や妻と別れる姿が悲しい場面を盛り上げていました。
    
          青葉の森公園芸術文化ホールは立派な建物です


右側がS君 左は長男主税



S君最後まで長時間の舞台と台詞を覚えての大石内蔵之助役を完璧に果たしました。ご苦労様


白浪五人男は華やかでした


連獅子の華麗な舞と長唄や三味線、鼓などの音が素晴らしかった

伝統芸能を存続するために、文化遺産である歌舞伎をこどもの頃から体験してもらうために企画されていますが、手ほどきをする講師や保護者の皆さんの力でこのような公演が行われたことに感謝すると共に生徒の努力に頭が下がりました。


終演のあと園内を歩くと良い香り・蝋梅でした。

 
 春 と名づけられた彫像               天女の舞 
           どちらも春を待つ心が表れています。


今日の嬉しいこども歌舞伎公演を胸に留めて冬枯れの広い公園を後にしました。