アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

花の美術館

2007-09-30 22:17:27 | フローラ

「花の美術館」と聞いて友人は「花を描いた絵画を飾ってある美術館」と思ったようです。然し千葉市にある「花の美術館」はこのようなコンセプトで創られています。「”花のある豊かな暮らし”をサポートするフラワー空間」とあります。
温室棟、展示棟、休憩棟、屋外の前庭、中庭、後庭、で構成され、合わせて約920種、74.000株の植物が植栽されています。
花の文化に触れながら、花の育て方、飾り方、楽しみ方を学び「花のある豊かな暮らし」「花いっぱいのまちづくり」に向けてさまざまな提案をしています。
あいにくの雨でしたが、秋の花を求めて訪ねてみました。


花の美術館入り口


マスコットのはなちゃんのトピアリーがお出迎え


館内はゆるやかなスロープで車椅子でも2Fへ行けます


秋を感じさせる菊とからすうりのアレンジ



薔薇のトゲで作ったドレスと後ろの椅子


羊のトピアリーと菊の花たち

温室の中で「タコの木」(タコの足のように根が張っています)

旅人の木(茶色の枯れた葉の中に水が溜まって旅人がその水を飲んだそうです)


館内から前庭を見た景色、赤いサルビアが雨にも映えて


見たかったコスモスが雨に濡れてうつむいていますが会えて嬉しかった。秋を探していたのですもの。



秋の花、菊もこのように並べると西洋風になるのね。


ステンドガラスの窓の額はドライフラワーや木の実で縁取りされています。


このようなアレンジの方法もあるのね。「街の秋」と名づけられていました。


「花の美術館」に相応しく、花や植物を通して私たちに癒しの空間を与えてくれる素敵な場所でした。季節ごとに変わるアートを感じるために再び訪れてみようと思いました。



渋谷から原宿へ

2007-09-23 22:55:09 | アートな旅

渋谷の「Bunkamura・ザ・ミュージアム」にて「ヴェネツイア絵画のきらめき」よいう展覧会に行きました。

アドリア海の真珠と言われるヴェネツイアは15~16世紀に最も栄えた美しい都ですが今でも世界中の観光客に喜ばれる美しい場所です。車の居ない街でゴンドラが唯一の交通手段です。
そこにある美しい絵画は「テイツイアーノ」「テイントレット」などによって描かれました。それらの美しい絵画の数々を見て、大運河、サンマルコ広場など思い出しながら心休まる満足感でした。




ザ・ミュージアムの入り口


渋谷から歩いて代々木公園を通りました。
ベンチで胡弓を奏でる人がいて、素晴しい音色に聞き入りました。


公園を散歩する犬が珍しく種類を聞きましたら「サルーテイ」
だそうです。足も耳もしっぽお長く品がありますね。

原宿駅に着いたら人の多さにびっくり!

駅の近くではこのように着飾った?乙女たちが。

こうして思い思いの格好を楽しんでいる彼女たちは竹下族というのかな?

渋谷から原宿まで代々木公園ではまだ紅葉はしていない大きな樹木が美しく歩くと気持ちよく、東京で森林浴をした気分でした。


日曜日のおまけ

2007-09-10 09:52:59 | アートな旅

「世界遺産」の写真と映像による感動の展覧会を見る前に、時間が少しあったので「靖国神社骨董市」へ行きました

「靖国問題」では物議をかもしてますが、大きな鳥居をくぐると、
深い木立の中で「骨董市」が行われてます。ここはとても平和な風景です。何を買うか?よりもどんなものがあるか?が楽しみ。
100年、200年の時を越えて現在まで生きてきた物に愛着を感じるのです。

和やかな日曜日の朝でした。





「世界遺産展」日本橋三越にて

2007-09-09 22:27:58 | アートな旅

知り合いから頂いた「ベスト・オブ・世界遺産展」映像と写真で体感というチケットが今日までなので日本橋三越まで行ってきました。
2007年6月に日本で14番目となる「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産に登録されました。
現在、世界遺産リストには851件が登録されています。

「エジプト」「中国」「イタリア」「日本」「海」「ベスト・オブ・世界遺産」の6つのテーマで美しい写真とハイビジョンで私たちにその美しさを表してくれました。自分も体感した場所やまだ見ぬ遺産は将来訪ねることが出来たらどんなに嬉しいことか。素晴しい、美しい写真と映像に感激するとともに、この宝物を未来に引き継いで行くことが我われの使命だと感じました。

 写真は撮れませんでしたが、日本橋三越のシンボル「天女像」を