短 詩 集 ( 1 )
にのみや あきら
◎ 戦争は、誰のため、何のため。
◎ 省しても、吾の布団ない古里。
◎ 妻の鼻歌、料理の味にどうひびく。
◎ まだ迷いがある、何歳になっても子供。
◎ 娘の里帰り、沈んだ我が家に花が咲く。
◎ なぜ残ったのか 、一本の木。
◎ 衣裳も心も新しく感じる元旦。
◎ 電線が、網の目に張る、瀬戸内港。
◎ 酒やめたくても、やめられぬ夜。
◎ 苦労して、苦労して、死ぬのか。
にのみや あきら
◎ 戦争は、誰のため、何のため。
◎ 省しても、吾の布団ない古里。
◎ 妻の鼻歌、料理の味にどうひびく。
◎ まだ迷いがある、何歳になっても子供。
◎ 娘の里帰り、沈んだ我が家に花が咲く。
◎ なぜ残ったのか 、一本の木。
◎ 衣裳も心も新しく感じる元旦。
◎ 電線が、網の目に張る、瀬戸内港。
◎ 酒やめたくても、やめられぬ夜。
◎ 苦労して、苦労して、死ぬのか。