永子の窓

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源氏物語を読んできて(宇治上神社)

2010年08月01日 | Weblog
宇治上神社(うじがみじんじゃ)       

京都府宇治市宇治山田

 世界文化遺産。ご祭神は菟道稚郎子・父の応神天皇・兄の仁徳天皇。宇治の八の宮邸は、菟道稚郎子の宮居・桐原日桁宮(きりはらひけたのみや)の跡と伝わる宇治神社や宇治上神社がある辺りと想定されています。
 
【世界遺産 宇治上神社】
1.離宮上社とも。式内社
2祭神 応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)
3現在地は、応神天皇の皇子菟道稚郎子の離宮であった桐原日桁宮(きりはらひけたのみや)の旧跡と伝える。
 明治期以前は宇治離宮明神、宇治離宮八幡などともいわれたが、明治初期に上・下二社に分かれた。
4.平安時代に建立された本殿は三棟の一間社流造をつなぐ構造をとり、現存最古の社殿といわれる。

 ※応神天皇の末の皇子、菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)は幼くして学を好み広く書物に通じ、明徳なるゆえに天皇より愛され皇太子として立てられたが、天皇が亡くなり、太子は義を重んじて敢えて位につかず、兄(のちの仁徳天皇)に位を譲られた。兄も「先帝の定められたことを軽々にこれを変えることは出来ぬ」と、兄弟位を譲りあうこと3年、人民惑い、天下大いに乱れた。これを憂いて弟君「久しく生きて天下を煩らわさむ」と自ら命を絶たれ、兄君を皇位に即(つ)かせられた。


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