文章生
擬文章生(ぎもんじょうのしょう)になってから、作詩の練習に励み、春秋の半ばに行われる「省試」という式部省の試験を受け、それに合格して文章生(もんじょうのしょう)となる。ここで官途につく。又はさらに「文章得業生」に選ばれ、何年も学んで「方略試」という論文試問に合格すれば、もっと良い官職につきやすく、文章博士への道が開ける。
「文章博士」というのは学位ではなく、紀伝道の教官のことである。
菅原道真は、18歳で文章生、23歳で文章得業生、26歳で方略試に合格、33歳で文章博士となった。
◆参考:源氏物語手鏡
擬文章生(ぎもんじょうのしょう)になってから、作詩の練習に励み、春秋の半ばに行われる「省試」という式部省の試験を受け、それに合格して文章生(もんじょうのしょう)となる。ここで官途につく。又はさらに「文章得業生」に選ばれ、何年も学んで「方略試」という論文試問に合格すれば、もっと良い官職につきやすく、文章博士への道が開ける。
「文章博士」というのは学位ではなく、紀伝道の教官のことである。
菅原道真は、18歳で文章生、23歳で文章得業生、26歳で方略試に合格、33歳で文章博士となった。
◆参考:源氏物語手鏡