永子の窓

趣味の世界

源氏物語を読んできて(女性の旅姿・被衣姿 )

2008年11月24日 | Weblog
被衣(かづき)姿

「虫垂れぎぬ姿」と同じように、袿(うちぎ)をからげ、裾をつぼめた外出姿である。小袖、単、袿を重ねて着た一番上に、普通のものにくらべ襟(えり)づけ・脇(わき)あき等が異なった、被衣用の仕立てになった袿を、袖を通し頭にすっぽりとかぶる。

 赤い懸(掛)帯をかけ、物詣でや旅に出かける際には、懸(掛)守りを首に下げた。市女笠を手に持ち,足には緒太(草履)をはく。

◆写真:被衣(かづき)姿  風俗博物館

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