光源氏と紫上の結婚
幼い紫上を半ば略奪するように源氏が自邸に引き取ることに始まる二人の関係は、結婚の事実についても、三日夜餅(みかよもち)の儀式は済ませたものの、内輪にしか知らされない内密の結婚であった。しかも普通、裳着(もぎ)は結婚の前に行うものであるが、紫上の場合はその逆で、源氏との結婚後に行われ、公にはされなかった。
◆写真は平安時代の婚礼衣装
濃小袖・濃長袴・単(ひとえ)・袿(うちき)八領・小袿(こうちき)を着ます。
紫の上は、このような衣裳も着られなかったのです。
参考:風俗博物館より
幼い紫上を半ば略奪するように源氏が自邸に引き取ることに始まる二人の関係は、結婚の事実についても、三日夜餅(みかよもち)の儀式は済ませたものの、内輪にしか知らされない内密の結婚であった。しかも普通、裳着(もぎ)は結婚の前に行うものであるが、紫上の場合はその逆で、源氏との結婚後に行われ、公にはされなかった。
◆写真は平安時代の婚礼衣装
濃小袖・濃長袴・単(ひとえ)・袿(うちき)八領・小袿(こうちき)を着ます。
紫の上は、このような衣裳も着られなかったのです。
参考:風俗博物館より