28日、一宮競輪場へ。
1レースにきっちり間に合うように到着。そしてここではいつもの通り、寺澤節男「先生」の初心者教室へと入る。
予め大阪の日刊に6レース以降の出走表が書いてあったのでそれを見たら、どうもこの日は6・11レースしか「買えるレースはない」と思っていた。
ところが、ここでの客と寺澤さんとのやり取りを聞いていくうちに、他のレースにおいてもなかなか面白いレースが存在し、そしてそんなやり取りの話に限って、「締め切り後」となってしまう、ということがわかった。
のっけの1レース。中部競輪もノーマークだった8・田中澄について、とある客が寺澤さんに、「この選手はどう?」と聞いていた。ま、イン待ちから飛びついて攻めるという作戦だが、ラインがきっちりしているこのレースではどうか?ということであったが・・・
その田中は首尾よくスタートを取った。そして正攻法の位置から勝負どころで7・伊豆田浩人の番手を「競ることもなく」、9・峰重龍一から奪い取り、しかも競らなかったおかげで脚がまだ残っており、1・森田誠の捲りにもうまくとびついて2着をキープ。
ゴール線通過後、田中は、「よし!」とガッツポーズしてたよ。配当は2車単15130円、3連単だと143240円。大穴だ。
得てして、こんな選手が来るんだな・・・典型的なパターン。
ところでその客は「取ってなかった」みたい。
しかもそんなレースがまた訪れる。
5レース。既に発売は締め切られ、あとはレースを待つだけだったが、ここでも違う客が、
「2・清水通はどうかな?」
と聞いたところ寺澤さんが、
「これは中割りする選手。」
と言っていた。すると、やはり清水が、
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
5・中川が逃げ、その番手に入っていた1・西川達夫が勝ったが、ひょっとすると捲り一撃で決めてしまうだろうと考えられた9・中井修が「山おろし」気味にホームから出たことが裏目となって2センターで「売り切れ」。すると後続もどんどんやってきて、ゴール手前では混戦模様。
中割りではなかったものの、外から清水が逃げる中川を抑えて2着に入ってしまった。2車単6460円、3連単31320円。
寺澤さんが、
「これ取ったでしょう!」
と聞いた客に聞いたら、
「取れないよ・・・」
の答え。もっと早く言ってくれれば私も「買った」のに・・・
さて6レースは買った私だが、岩田-近藤と入って筋決着。取って損。
そして10レース発走前に日本ダービーを見せてくれるというので、そのときは教室も満室状態に。すると。
やっぱりこれも取って損だった。何かこの日は勝てそうになさそう・・・
11レース。せめてこのレースぐらいは、と思って買ったわけだが、このレースはやはり2・渡部哲男の力量が一枚上。ただ仕掛けが遅い選手であり、捲りに回ると8・西村正彦は来れないだろう、という見解。
そして、中部ラインに人気がないのでこれも狙えば面白いと言っていたが、「その通り」買ったよ。
さらに、
「4・佐野梅一は怖い。どこからか突っ込んでくる脚がある。」
というので、日刊も中部競輪も「無印」だった佐野を「最後で」押さえることに。
レースはジャン前から渡部が主導権を奪いきる。おい、言っていることが全然違う・・・ところが。
渡部はかかりがよかった。しかし西村は私は蹴飛ばしたので筋で来られると困る。だが。
最後、西村は交わすどころか、ついてこれる脚さえなくしており、代わって3番手から佐野が強襲。なんと渡部をG前交わして1着に入った。
佐野が1着になったことによりプラス。ま、トータルではちょっとマイナスとなったが、一宮は寺澤部屋へ「入り浸る」ようになってからこれまで大負けしたことがない。
しばらく一宮ではS級戦がないみたいだが、笠松との開催が被ればまた行きたいね。
次の日は定番どおり笠松へ。ここには当然、「大黒社」・・・