毎日2回公演のスクールコンサートをこなした今週。若干の疲れを感じながら、この週末もフル稼働です。
震災から6年半が経ちましたが、いまだに住む家を失ったままの人たちがいます。しかし、仮設住宅を退去しなければならない。宮城県には、そんな人たちに新しく住む家を提供すべくできた団地があります。
今日、訪れたのは多賀城市。ここも大きな被害にみまわれた所ですが、新しくて綺麗な集合住宅ができています。そこには福島や岩手など、県外から避難してきて仮設住宅に住んでいた人たちが、入居しています。
設備は充実していますが、一人暮らしの高齢者も多く、地域との繋がりも薄い。そんな中で、なんとかその人たちと地域を結びつけるためのイベントが模索されています。そのひとつとして、団地の集会場でのクラシックコンサートをしているのです。
ということで今回は山響から弦楽三重奏で参加しました。
真新しい団地の一角にある、ピカピカの集会所。そこに椅子を並べての入場無料のコンサート。サービスのハーブティーを飲みながら、シューベルトから「花は咲く」まで、40人ほどの皆さんに楽しんでいただきました。
午前午後と会場を移しての2回公演でしたが、 2回とも聞きにきてくれた人もいました。衣食住など生活のための支援はすでに行き届いていても、ご近所の人たちとコンサートに出かけてみる、というような心理的環境までは、なかなか整わない。こういう需要は、思っていた以上にあるようです。
終演後に表情が明るくなった方が多くいて、「一緒に写真を撮ってください」などと言ってもらえました。同じ東北に住む者として、今日のコンサートが何かの力になっていれば嬉しく思います。
震災から6年半が経ちましたが、いまだに住む家を失ったままの人たちがいます。しかし、仮設住宅を退去しなければならない。宮城県には、そんな人たちに新しく住む家を提供すべくできた団地があります。
今日、訪れたのは多賀城市。ここも大きな被害にみまわれた所ですが、新しくて綺麗な集合住宅ができています。そこには福島や岩手など、県外から避難してきて仮設住宅に住んでいた人たちが、入居しています。
設備は充実していますが、一人暮らしの高齢者も多く、地域との繋がりも薄い。そんな中で、なんとかその人たちと地域を結びつけるためのイベントが模索されています。そのひとつとして、団地の集会場でのクラシックコンサートをしているのです。
ということで今回は山響から弦楽三重奏で参加しました。
真新しい団地の一角にある、ピカピカの集会所。そこに椅子を並べての入場無料のコンサート。サービスのハーブティーを飲みながら、シューベルトから「花は咲く」まで、40人ほどの皆さんに楽しんでいただきました。
午前午後と会場を移しての2回公演でしたが、 2回とも聞きにきてくれた人もいました。衣食住など生活のための支援はすでに行き届いていても、ご近所の人たちとコンサートに出かけてみる、というような心理的環境までは、なかなか整わない。こういう需要は、思っていた以上にあるようです。
終演後に表情が明るくなった方が多くいて、「一緒に写真を撮ってください」などと言ってもらえました。同じ東北に住む者として、今日のコンサートが何かの力になっていれば嬉しく思います。
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