(写真)Jean Cocteau、1889~ 1963
夏休み明けの山響定期が終わりました。聴きに来て下さった多くのお客様達には感謝しています。
首席客演指揮者の阪哲朗氏の指揮は、演奏者に任せてくれるところが多く、一緒に音楽を創っている感じがします。しかしそれだけ、オーケストラの力が問われるような気もします。
全てフランスもので慣れない曲揃いでしたが、個人的には好きです。モーツァルトやベートーヴェンはもちろん好きですが、「~でなければならない」というような強烈なウンチクを持った人が必ずいて、それにしばられるのが辛いのです。
そういう点ではフランスものは自由な感じがして好きなのですが、その自由を活かせるだけの経験を積まなければいけませんね。まだまだ難しいです…。
今日のプログラムの中のミヨーの「屋根の上の牛」はバレエを見た事がありませんが、面白そうですね。コクトーが書いた脚本はあらすじだけでも興味をひかれます。
禁酒法時代のアメリカの酒場が舞台だそうで、いろいろな変な人達が踊っていると、警官が入って来たとたんにそこがミルクホールに変化したりなど、ブラックな感じもいいです。バーテンが扇風機のスイッチを入れると警官の首が吹き飛んで、それを男装した赤毛の女が拾い上げてサロメの踊りを踊るというのも、曲に合いそうですし、コクトーのセンスは凄いですよね。
しかしこの曲の曲名を「やねうし」と略すのを聞いた事がありますが、「屋根牛」と漢字で書くとブランド牛肉みたいですね。
夏休み明けの山響定期が終わりました。聴きに来て下さった多くのお客様達には感謝しています。
首席客演指揮者の阪哲朗氏の指揮は、演奏者に任せてくれるところが多く、一緒に音楽を創っている感じがします。しかしそれだけ、オーケストラの力が問われるような気もします。
全てフランスもので慣れない曲揃いでしたが、個人的には好きです。モーツァルトやベートーヴェンはもちろん好きですが、「~でなければならない」というような強烈なウンチクを持った人が必ずいて、それにしばられるのが辛いのです。
そういう点ではフランスものは自由な感じがして好きなのですが、その自由を活かせるだけの経験を積まなければいけませんね。まだまだ難しいです…。
今日のプログラムの中のミヨーの「屋根の上の牛」はバレエを見た事がありませんが、面白そうですね。コクトーが書いた脚本はあらすじだけでも興味をひかれます。
禁酒法時代のアメリカの酒場が舞台だそうで、いろいろな変な人達が踊っていると、警官が入って来たとたんにそこがミルクホールに変化したりなど、ブラックな感じもいいです。バーテンが扇風機のスイッチを入れると警官の首が吹き飛んで、それを男装した赤毛の女が拾い上げてサロメの踊りを踊るというのも、曲に合いそうですし、コクトーのセンスは凄いですよね。
しかしこの曲の曲名を「やねうし」と略すのを聞いた事がありますが、「屋根牛」と漢字で書くとブランド牛肉みたいですね。
多彩な音を出さねばならず、難しそうでしたね!でも聴衆は楽しみながら聴いて、見てましたよ~。いろいろな楽器が変わった音を出し、特にミヨーなんぞ見ていてチェロのMさんがノリノリで演奏しているのにこっちもうつって体がノリノリしちゃいました。
10月のアマデウスはまたまたせんくらで聴きに行けないので、9月の教会での演奏会、10月の天童の第九、11月の新庄公演等楽しみにしております!
フランスものはそれぞれの奏者にとっては「弾きがい」のある感じはあまりないので、喜んでもらえたならホッとします。
帰省してきた息子さんとの貴重な時間を割いて下さって、嬉しく思います。
もう少し響きの良い会場でやれたらよかったのですが。でも、県民会館での演奏会は逆に評判が良いことが多いので不思議です。
これから秋の演奏会シーズンに入りますが、頑張ります。いつも応援ありがとうございます。