教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

古い政治は今も健在。山内康一 の「蟷螂(とうろう)の斧」

2012年05月30日 14時06分42秒 | インポート

一部報道によれば、自民党の青木幹雄元参院議員会長は、
衆院解散の条件をつけず消費税増税に協力すべきと主張し、
解散にこだわる谷垣総裁の足を引っ張っているそうです。

驚きました。
参議院のドンだった青木幹雄氏が、いまだに政局にからみ、
自民党内に影響力を行使しているとは意外でした。

自民党内の総理経験者や派閥領袖クラスのベテラン議員が、
大きな影響力を持つのは、まだ理解できます。
しかし、引退した元議員まで影響力を与えるのは驚きです。

ベテラン議員は、選挙で当選し、民意を背景にしています。
しかし、引退した元議員には、何の権限も責任もないはずで、
そういう人の意見が通る政党は、まずいと思います。

また、最近自民党内の政局でよく出てくる名前といえば、
森元総理、古賀誠氏、伊吹氏等のベテランの名前ばかりです。
自民党の中堅若手は、数が減っていて元気がありません。

自民党の古い体質は、ぜんぜん変わっていない様子です。
それどころか小泉政権の頃より、古い体質に戻っています。

最近の自民党の政策の目玉は、200兆円の公共事業です。
1990年代の大失敗をもう一度繰り返したいのでしょうか。
公共事業を大盤振る舞いするなら、いくら増税しても足りません。

いまの自民党は、小泉改革以前の古い古い体質に戻りました。
自民党政権がもう一度成立したら、日本にとって不幸です。

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引用元http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/

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