教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

遅刻常習の教諭を処分 年休記録の改ざん繰り返す 大阪

2007年09月18日 11時05分56秒 | 受験・学校

新聞記事によりますと定時制高校の大阪市立第二工芸高校・大阪市阿倍野区で昨年、複数の教諭が「自宅で授業の準備をしていた」などとして日常的に遅刻を繰り返していたことが分かった。大阪市教育委員会は、遅刻した時間分は年休を当てるように指導したが、男性教諭1人がその後、年休の記録の改ざんを繰り返したため、大阪市教委は「職務専念義務違反にあたる」として9月13日付で停職1カ月の懲戒処分にした。 前校長(減給1カ月、10分の1)、現校長(戒告)、事務長(同)も管理監督責任を問われて13日付で処分された。大阪市教委によると、同校の教職員の勤務時間は午後0時半~9時15分だが、昨年9月の時点で、少なくとも約10人の教諭がほぼ毎日1~2時間の遅刻をしていた。 大阪市教委に対し、教諭らは「学校は全日制の生徒で騒がしく、自宅の方が集中して授業の準備ができる」「授業の質を高めるために自宅での勉強が必要」などと釈明したという。 教職員は年休20日(160時間)を時間単位で分割して使えるため、前校長は遅刻した分を年休とするよう指導し、教諭らは従った。しかし、日常的に3~4時間遅刻していた男性教諭1人は指導後も遅刻を繰り返したうえ、年休の使用日時を記録する「年休整理簿」に3~4時間の年休を申告しながら、後で二重線で消し、実際より少ない「1時間」と書き換えていたという。大阪市教委は「指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話している。 定時制高校なので、働きながら学んでいる生徒も多いと思います。職場の仕事の都合で授業時間に遅れる生徒もあると思います。それだけ生徒に取っては貴重な時間では無いでしょうか。毎日働きながら疲れ、苦労して学んでいる勤労学生の立場に立って下さい。これでは、教育者として遅刻はするな! 時間を守れと言っても誰が言うこと聞くでしょうか。処分以前の社会人としての良識とルールでは有りませんか。よい年を取った大人の遅刻癖は、一生治らないのではないしょうか。悪い癖は、おそらく死ぬまで治らないと思います。某国立大学教育学部に一時間以上遅刻する助教授がおられましたが、非常勤講師で教えている公立大学の学生も一時間以上遅れて来るので休講かと思っていたら、教室入って来ると言っていました。遅刻の常習者は、治らないと思いますし、学生こそ迷惑で民間企業でしたら、勤務態度が悪いとすぐに首になると思いますが。

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