教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

長男を叱(しか)りすぎていませんか

2007年06月01日 22時31分53秒 | 受験・学校

 「下の子は要領がいいけど、お兄ちゃんは心配で」とつい長男に手をかけてしまう母は多い。「長男・初めての子」ともなれば期待いっぱい、しつけや勉強に気合も入る。でも「ちょっと待って」と杉山さんは言う。 今不登校やひきこもり、ひいては優等生の犯罪まで、問題を抱える子は第一子長男が多いという。ひとりっ子より、下に兄弟のいる長男の子育てに要注意と本書は言う。 往々にして、長男は親の期待とプレッシャーが集中し、かつ下の子に親の愛情を奪われ、比較されるつらい存在だ。こだわりが強くて育てにくい子や軽度発達障害のある子も少なくないため、母親が過干渉になり、叱ってばかりにもなりがちだ。でも叱りすぎると子供は自己否定に陥り、親子関係が悪化してしまう。 さらに外遊びや異年齢で群れる機会が激減し、もまれて育つことが少ないため、思春期や社会に出てから挫折にあい、身動きがとれなくなる「もろい長男」が育ちやすい。杉山さんは、各界の専門家や長男とお母さんたちを多数取材し、答えを探っている。母親も子供もっと外へ出よう、子供の人生は思い切って子供に任せよう。そして「心配で胸がいっぱいなのはわかるけど、叱りすぎないで」と訴える。長男が危ない!―熱心な母親ほど要注意 杉山 由美子出版社・草思社・価格:¥ 1,365 より引用しました。以前は、次男より長男の方が頭もよく優秀な子供達が多かったのも統計学上の事実である。日本を代表する企業の社長や学者は長男が多く次男より優れた人物が多かったのですが。長男と次男が、家でいつも比較され、頭も長男に比べ悪く何でも劣っていると両親に小さい頃から言われていた次男は家にいるのが嫌になり養子に行った田舎での実例があります。長男の甚六と昔から言われていますが、ぼんやり育った長男と言う意味です。惣領息子をあざけって言う。柳樽拾遺六「難波、なにわでは甚六、伊勢で馬鹿と言う。」長男のお人よし、ぼんやりとも言われています。今ままでは、長男の方が優秀な子供達が多かったのも事実です。時代が変わって来たのでしょうか。驚き桃の木です。ある教育研究所に居られた理科教育のベテランのY先生が、長男を国立のO大学医学部に入れようと思いまして仕込みましたが失敗しました。長男は、実験で試運転でしたよ、次男は無事国立O大学医学部に合格しました。長男は初めで、うまく行きませんでしたと言われました。長女は、予定通り薬学部に合格しましたと私に笑っておっしゃったことを今思い出しました。昨今の低年齢化している受験戦争の今日なかなか家庭教育も難しいのも事実です。こどもを叱る時は、長男も次男も平等に叱ることが大切です。えこひいきはいけません。世間の総ての長男の子供達が、本に書かれてある通りだとは思うと悲しくなりますが。お母さんが子供の目の高さに立ってに子供達にケースバイケースで対応し、いつも感情的にならずに子供達の将来のことを考え怒らずに、家庭教育の立場から叱るべき時には、きっちり叱って下さい。怒ることと叱ることは違います。子供を叱るという事は、子供の為を思わない出来ないことです。怒るという事のは、腹を立て感情を爆発させているのに過ぎないのです。 親が子供を叱ると言う事は、子供に対する深い愛情と将来のことを考えなければ叱れないと思います。叱ることが大切だと言ってもいつも叱ってばかりいたのでは教育的効果は有りませんし、子供が萎縮するだけです。時には励ましも必要です。女性であるお母さんは、やさしい反面、感情的になり過ぎる欠点も有ります。お母さん、兄弟や他の子供達とを比較しないでGOING・MYWAYで、広い視野に立って、将来を見据え心に希望とゆとりを持って頑張って下さい。

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