教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<中学受験> 5万人超え 過去最高

2007年02月04日 23時14分19秒 | 受験・学校

「12春が」が厳しさを増している。東京都と神奈川県で2 月1日から入試が始まるなど、中学受験のピークを迎えるが、大手進学塾の予測では、首都圏1都3県の 2007年度入試の受験者は5万人を超え過去最高となる見通し。政府の教育再生会議が「ゆとり教育」見直しを打ち出したが、公立校不人気を裏付けた形だ。大手進学塾・四谷大塚(東京都中野区 )は、2007年度入試の受験者数を、既に1月10日から始まった千葉県の出願状況などから、5万2500人と予測している。四谷大塚によると、これまでの最高は91年度の4万9500人、バブル崩壊後は99度まで減少が続いたが、その後は上昇に転じている。07年は91年度に比べ小学生が全体の数が約9万人減少しているのに、過去最高になる見込みだ。岩崎隆義・中学指導部課長は「教科書の薄さに親が危機感を抱くなど『ゆとり教育』が影響している。一方少子化の中で、公立にはない教育の独自性などを私学が打ち出してきたことも作用している。」と解説する。一方日能研(横浜市)は、受験者数を5万7000人から8000人と予測する。小学6年全体に対する 受験率も20%台に乗り 。5人に1人が受験すると見ている。井上修・進学情報室長は「公立でも学校選択性の導入が増えており、中学受験をしなくても親が12歳の段階で進路を選択せざるを得なくなってきている。」。また「首都圏の交通網が良くなってきて選択の幅が広がった」とも説明する。公立の中高一貫の開設が相次いでいることも、受験者の層を掘り起こしている。07年度新設のさいたま市立浦和には定員の約25倍、千葉市立稲毛に約20倍の志願者が集まった。東京都内には5校あるが10年度までに11校となり、神奈川県でも09度に2校が開設される。公立小中学校の校長の9割が「学力が20年前に比べ下がった」と見るのは小学校で42%、中学校では57%と見ている。「将来学力格差が広がる」と2006年8月29日の東大基礎学力研究開発センターの全国調査で明らかになっている。「ゆとり教育」により 私立と公立校の学力格差が出ている現状を踏まえた将来への対応とも言えます。いじめも私立は、公立ほどひどくないのと、生活指導が私立のほうが行き届いていると思われます。公立の中高一貫校が出来ても、すぐに有名な私立の中高一貫校のように実績を上げれるとは限りません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノートに「ごめんね」

2007年02月04日 18時43分05秒 | 受験・学校

千葉県松戸市の市立中学2,年の男子生徒がマンションから飛び降り自殺した問題で、。死亡した生徒のそばに落ちていた大学ノートに、「ごめんね」など前日の生徒同士のトラブルで怪我をさせた同級生に対する謝罪の言葉が記されていたことが、分かった。同級生 は現場マンションに住んでいた。マンションの住民よると謝罪の言葉は生徒の大学ノートの1ページ目 に書いてあり、同級生の名前もあった。自殺をほのめかす内容が続いていた。いずれも自筆とみられるという。マンション8階には生徒の通学カバンが残されていた。生徒は死亡前日の1月31日、同学年の他の生徒伴に、この同級生を殴ったり足かけをしたりして、肩の骨を折る怪我を負わせていた。学校側はいじめと判断して、生徒を含む8人を個別に呼んで注意した。8人は同級生に直接、謝罪したという。(2007年2月4日)

暴行の被害者になった同級生の男子は(14)自分の母親に(37) に 「(男子生徒は)まじめないい子。彼もいじめられ、ストレスになっていたのでは」と話している。男子生徒は被害者の男子生徒の住むマンションから飛び降り自殺しており、この母親は、倒れている生徒の姿を目の当たりにした。「生きて帰って来て」という願いは、届かなかった。(2007年2月3 日読売新聞最終更新18時37分)いじめられた子供が仲間外れになるのを恐れていじめグルーブの一員になったり、先生から好かれていた「いじめグルーブのリーダー」が今度は友達に裏切られいじめられ不登校になった例もあります。出席停止だけでは対応出来ない難しさがあります。いじめ問題は、複雑怪奇な人間関係です。昨年から新聞記事を読んでいますといじめ自殺も含め中学2年生の男子生徒と女子生徒の自殺や自殺未遂が目立ちました。なぜでしょうか。原因は何なのでしょうか。中学2年生は、高校受験前の中学3 年と違い余裕もあると思うのですが。自分の天から授かった尊い「命」を大切にして下さい。残された御両親や家族のことを思いますと胸が痛みます。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「歩道橋」落とされた女児骨折・東京

2007年02月04日 16時18分31秒 | 受験・学校

2月3日午後5時40分頃、同市内の小学校に通う 女子児童(10)足を痛めて泣いているのを通行人が見つけ110番通報。足を骨折していると見られ、救急車で近くの病院に搬送されて手当てを受けている。警視庁多摩中央署の調べでは、歩道橋は地上から約6メトールの高さに有り、両側に1、2メトールの程度の防護策がある。女子児童は通報者の男性に「歩道橋の上から落とされた」と話しているといい、同署は事件と事故の両面で捜査している。現場は小田急唐木田線の南東約一キロにあり多摩ニュータウンの一角である。(2007年 2月4日3時30分最終配信)

2月3日の一年に一度の「節分の日」に大人が、小学生女の子に怪我をさせるなんて許せません。本当の鬼で、心に鬼が住んでいる人ですね。大阪でも同じ事件がありましたが、ニュースで伝わっても悪い真似をしないのが大人じゃないですか。今の世の中悪い真似をする大人が多くて困ります。自分より弱くて、小さい子供への通り魔、一種のいじめです。今後このようなことが起こらない様に周囲の皆さんが、歩道橋を渡る子供達に目配りして上げて下さい。将来被害者の女の子が、大人に不信感を持たないか心配です。大きな心の責任問題です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする