ブログ 「ごまめの歯軋り」

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奥穂高で救助ヘリ墜落事故 一瞬の判断が分かれ目

2009年09月13日 | 時事問題
朝日新聞 2009年9月13日1時32分
「異変感じフック外した」直後に墜落 へり搭乗員ら証言
 岐阜県高山市の北アルプス奥穂高岳(3190メートル)で遭難者を救助中に同県防災ヘリコプター「若鮎(わかあゆ)」が墜落した事故は、どんな状況で起きたのか。墜落直前にヘリを降りた2人の搭乗員に対する県警などの聞き取りで、事故の詳しい状況が明らかになってきた。
 県防災航空センターの土田裕次隊員(36)と県警の志村哲・高山署員(36)ら5人が乗った事故機が遭難現場に到着したのは11日午後3時ごろ。土田隊員と志村署員の2人は、遭難者の約10メートル下付近にワイヤを使ってジャンダルム付近の通称「ロバの耳」に降下した。
 次の瞬間、土田隊員の手元のワイヤが左右に激しく揺れた。ヘリとつながるフックをとっさに外した。万が一に備えて訓練していた動作だ。再び空を見上げると、ヘリの姿は消えていた。ヘリとワイヤでつながっていたはずのフックは近くに落ちていた。

乱気流で岩壁に打ち付けられたヘリ 訓練だけが命を救う スポーツでもそうだが練習以上のことは決して出来ないという 教訓にして更に訓練と安全なマニュアルつくりを


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