ブログ 「ごまめの歯軋り」

読書子のための、政治・経済・社会・文化・科学・生命の議論の場

茨城フラワーパーク(石岡市)深緑の公園 (3)

2013年06月30日 | 写真館
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茨城フラワーパーク(石岡市)深緑の公園 (2)

2013年06月30日 | 写真館
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茨城フラワーパーク(石岡市)深緑の公園 (1)

2013年06月30日 | 写真館
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読書ノート 町田徹著 「日本郵政ー解き放たれた巨人」 日経新聞社

2013年06月30日 | 書評
私的独占企業体「郵政」を生んだ小泉首相・竹中大臣の功罪 第1回

序(1)
 日本には「政府系・・・」という組織がやたら多い。明治政府時代ならともかく、いまだに政府依存というより政府の虎の衣を借りた人をだます狐(官僚組織)が横行する民主化以前の社会かもしれない。最近の世論誘導の手として「政府系NGO(非政府系組織)」という「トロイの馬」のような組織や、政府から認可してもらって税金を逃れるNPO(非営利団体)がいて笑って済まされない問題となっている。本書の町田徹著 「日本郵政」は、順序からすると逆なのであるが、町田徹 著 「東電国有化の罠」(ちくま新書 2012年6月 )を読んでから本書を知り、過去の問題とはいえあまりに消化不良の問題である「日本郵政」を勉強する気になった。著者の町田氏のプロフィールなどはそこで紹介したので参考にして欲しい。東電という「官僚以上に官僚的」といわれる組織は、福島第1原発事故の損害賠償を逃れるためや、資金ぐりなど経営危機を乗越えるために政府保証を導き出すなどの暗躍をおこなっている。この場合の政府組織は経産省資源エネルギー局であり、責任を問われるべき組織解体を免れるためのさまざまな画策を弄している。日本郵政は橋本内閣の行政改革において、郵政省を解体して郵政3事業を引き継いだ「郵政公社」(100%政府組織で民営化までの時限組織である、2003年から2007年まで)を前身とする。本書は日本郵政がはたしてJRやNTTのような民営化という言葉に価する組織なのかを問う書である。小泉首相や竹中平蔵大臣の奮闘によって「郵政解散」のウルトラCクラスの政局離れ業までやって何が生まれたのだろうか。我々国民の目からすると。いまいちよく分からない紛争であった。筋書きがわからない忠臣蔵の派手な立ち回り劇を見ているようであった。それに比べると猪瀬直樹氏が孤軍奮闘した道路公団民営化の方がまだ分かりやすかった。猪瀬直樹著「 道路の権力」(文春文庫 2006年3月)、猪瀬直樹著「 道路の決着」(小学館 2006年5月)に猪瀬氏の獅子奮迅振りが記録されている。しかし道路公団の膨大な借金を返すために、分割化された組織が高速道路料金を取り続けることには何も変わりがなくがっかりしたものだ。これも組織だけをいじくった官僚の生き残り策かもしれない。
(つづく)
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文芸散歩 大畑末吉訳 「アンデルセン童話集」 岩波文庫

2013年06月30日 | 書評
デンマークの童話の父が語る創作童話集 156話 第51回

104) 駅馬車できた十二人
暦の12か月を季節の移ろいと行事を合わせて子供たちに順々に紹介するお話です。「時というのは不思議ですね」で締めくくられています。

105) コガネムシ
家畜の糞の中で生活するコガネムシはきらきらする黄金ムシ色の足が自慢でした。皇帝の馬が日ごろの功績によって金の靴(馬蹄)を貰いました。そこでコガネムシは馬蹄を作る鍛冶屋に金の靴がほしいと頼みましたが、馬鹿にされたので馬小屋をぷいと出て、広い世界を見に行きました。花園には匂いにつられて蝶が飛んでいましたが、コガネムシは糞のにおい以外に知りません。ぷんぷん怒っているコガネムシは葉の上で転寝をする青虫の世間は狭いといって飛び去りました。こうして怒りんぼコガネムシの旅は続きます。カエル、ハサミムシなどと言いあっては誇り高いコガネムシは旅をしました。ところが小さな男の子につかまって、木靴の帆にひもで縛られて川に流されました。誰も助けてくれませんのでコガネムシは皆を恨みます。それを娘さんらに助けられて再び自由を得ると、元の馬小屋に戻りました。

106) 父さんのすることはいつもよし
わらぶき屋根の古い百姓家にお百姓さんとおかみさんが住んでいました。持ち物は1頭の馬だけです。お百姓さんはこの馬を町へ売りに行こうとして家を出ました。さてここからが荒唐無稽の物々交換のお話ですが、交換するたびに世間では価値の低いものに変えてゆくお百姓さんの気まぐれと無知を笑っていても仕方ありません。馬→牝牛→羊→ガチョウ→メンドリ→いたんだリンゴという風に価値の低いものになりました。そして最後の居酒屋に入ると、金持ちのイギリス人がお百姓の話を聞いて、これでは家に帰ると折檻されるぞといいましたが、お百姓さんは「接吻はされても折檻はされない」というダジャレをいいます。そこでイギリス人は賭けをしてもし折檻されなかったら金貨百ポンドをやると約束しました。イギリス人とp百姓さんは一緒に百姓家へ帰りました。するとおかみさんが出てきてお百姓さんの話を聞いて「父さんのすることはいつもよし」といって、すべての交換をよい理由をつけて納得しました。折檻の代わりに接吻を貰ったお百姓さんは百ポンドを貰いました。いつも下り坂なのに、いつも朗らかに夫を信じているおかみさんは立派な値打ちがあるというわけです。
(つづく)
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