列車から降り立った筆者は、チケットを改札機に挿入しゲートを抜けた。駅前のロータリーにはタクシーが停車して客待ちをしていたが、折しも雨が降り始めたため、駅周辺を撮影する余裕がないまま筆者は慌ててタクシーに飛び乗った。行先を告げると運転手さんは「ああ、バイブリーのスワンホテルね、良く知ってるよ」と言った。ホテルへの道中、運転手さんは「昨日はスインドンの近くでラグビーのワールドカップの試合があったんだよ」と語りながら、筆者の国籍を尋ねた。日本の東京から来たと言うと、日本人客を何度か乗せているようで、「こんにちは」と日本語で挨拶をした後「welcomeは日本語で何と言うのか？」と尋ねてきた。「ようこそいらっしゃいました」と言うのだと答えたら、運転手さんは流暢な日本語でその通りに発音してみせた。そしてタクシーは高速道路を疾走しながら北上し、30分ほどでスワンホテルに着いた。料金は53.57£でカードで支払えた。筆者はチップの5£札を渡した後急いでホテルの中へ入った。
タクシーに乗った
荷物は座席の前に置くスタイルだ
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