2015年11月3日の文化の日は、昨日の雨が嘘のようにからりと晴れ渡るこれぞ秋晴れだった。筆者はこの日、箱根宮ノ下にある富士屋ホテルを訪ねていた。筆者は既に、2016年5月3日に箱根富士屋ホテルの本館中央部にある、このホテルに1室しかないジュニアスイートルームに宿泊していたが、その下見をかねての訪問であった。午前5時に自宅を出て首都高に入り、東名から小田原厚木道路へ抜けて箱根新道に至るルートで、午前6時30分にホテルの駐車場に到着した。このホテルにも200Vの充電設備はあったが、それは日産の電気自動車「リーフ」のゼロエミッションメンバー専用の充電装置らしく、既にどなたかの車がそこで充電中であった。筆者はホテル別館である菊華荘に併設された駐車場にi8を停めた。
このホテルへは2013年9月以来の訪問であったが、太陽の位置が低い事を除けば2年前と全く変わらぬ佇まいで、懐かしい思いがした。このクラシックホテルには、何度訪れても古き良き時代を偲ばせる雰囲気が満ち溢れており、箱根富士屋は筆者の大好きなホテルの一つでもある。ホテルダイニング「フジヤ」の開店は午前7時30分からだったので、開店までしばし2階のロビーで休息しながら待った。筆者は開店と同時にレストランに入り、窓際の二人掛け席へと案内された。店内の格子天井、御簾などは昭和5年の建築当時のままである。筆者は、オレンジジュース、サラダ、目玉焼き、ソーセージ、紅茶から成るアメリカンブレックファスト(2970円)を注文した。クロワッサンのお味はパリのル・ムーリスの方が勝っていたが、サニーサイドアップの目玉焼きとソーセージは富士屋の方が美味かった。最後の紅茶に、富士屋特製のストロベリージャムを混ぜて飲んだ。祝日とあってか、店内をスマホでカシャリカシャリと撮り捲るおばさん達で賑わう富士屋ホテルのダイニングであった。
駐車場に停めたi8
ダイニングルーム「フジヤ」
ホテル本館のこの部分にジュニアスイートルームがある。ニコンD810はローパスフイルターレスなので、明るい環境下だと、どうしても白色が青みがかった色に写ってしまう。この現象はホワイトバランスを調整しても改善されなかった。猶、「この解釈は誤っている」などと言うような訂正コメントは不要なので、写真撮影にお詳しいプロの写真家さんに於かれては、当ブログの戯言などは無視して頂きたい。
二階のテラス
ダイニングの入り口
ロビー
マジックルーム
その内部
ソファーはこんな感じ
で落ち着いた雰囲気
富士屋のマスコットキャラクター
フロント
テラスの内部
階段手摺部分の龍の彫刻
一階から見た階段
花御殿
このテーブルに着席した
格子天井と御簾
塩胡椒
店内の様子は
こんな感じで
昭和のレトロな雰囲気がふんぷんとしている
ジャムとバター
サラダ
オレンジジュース
前回訪問時はこのテーブルに座った
クロワッサン
目玉焼きとソーセージ
富士屋のロゴ入りテイーカップ
紅葉にはちと早かった