(NHK-BS 中継録画 画像より)
< 2017・2・20 記 掲載 >
しばらく、信じられなかったもねえ・・・・・。
いやあ、テレビ画面下の「髙木美帆」(たかぎ みほ)という名前と、上の22歳半にもなったとはいえ、ホントに、あの子かい?
あまりにも、印象が違うもんでさあ・・・・顔をじっと見てたべさ。
どうも、本人、間違いなく同一人物だとは想いながらもねえ、女の子が7年もたつと、こう変わってしまうんだねえ・・・・・・。
この子が、中学2年生から3年生にかけて、めきめきスピードスケート競技で頭角をあらわし、ついには、女子1000メートルで、全盛期は過ぎてたとはいえ、当時の日本女王、岡崎朋美を記録で抜き去ってしまい、バンクーバー冬季五輪に、日本代表選手として岡崎とともに出場して、世間の注目を一気に浴びた。
下の方の写真に、記憶が甦った人もいることだろう。
「朋美スマイル」で名をはせた岡崎朋美とは、年齢差23。
そのため「母子みたい」と、岡崎が苦笑したというエピソードを残した。
だが、残念ながらこの子、五輪では惨敗。
その後、地元の北海道帯広市の高校に進学。といっても多忙で、入試日はみんなと受けられず、「特例」で、たった独り、別の日に受験し、特例合格。
で、卒業式も、大会、合宿、練習と重なり、多忙ゆえ、またまた、たった独りの卒業式だった。
日本ではトップクラスを、ずっと維持してたことは、今日知った。
だから、日体大へもスポーツ推薦で合格。
おそらく、卒業後の「所属メーカー」も決まっているはず。
で、今日、地元の帯広で行われた「冬季アジア大会」では、女子3000メートルで優勝・金メダル。小平奈緒と争った1000メートルでは、惜しくもわずかなタイム差で、小平に続いて2位の銀メダル。
本人の言葉によれば、調子は上がってきており、口調もなめらか、滑る滑る。
次に控える1500メートルなど、出るレースすべて、メダルを狙えそうな自信あふれる表情。相手は、アジア勢。勝たねば、五輪での金メダルは厳しい。
地元も地元、帯広の声援。
「誰の声か、すぐ分かった」と、本人。
7年たって、いよいよ日本ではなく、世界のトップも、常に狙える実力を蓄えてきたようだ。
にしても・・・・・・この変わりよう・・・・・・
まあ、そこいら辺の女の子でも、15から22に成長すれば、あなた、見覚えあるけど・・・・誰?となるとはいえ・・・・・。
スッピンで、いけます。
あのう・・・・・
女子ジャンプの高梨沙羅(さら)のように、スッピンで充分にアイドル並みに可愛いのに、大きな目立つ、今にも雪面にボトッと落ちそうなつけまつげなんて、レース後、装着して出てこないでね!
さら、のまんまが良い。
見惚、れますんで!
===================================
< 2017・2・21 記 >
女子1500メートル。
昨日、予感した通り、髙木美帆。
優勝、金メダルを獲得した!
フィニッシュ、した瞬間、右腕を挙げてガッツポーズ!
( NHK-BS 生中継画像より)
まだ、そのあと滑走者が控えているにも関わらずだ。
よほど、自信があったのであろう。
解説の、冬季五輪2大会出場の、元日本代表スピード・スケーターの三宮恵利子が、思わず
「早いッ!」、「早~いッ!」、「素晴らしい!」、「見てて、安心出来ます」、「楽しんで、レースしてますね」と、手放しの絶賛。
素人目にも、のびやかで、氷に乗った滑りだった。
にしても・・・・・姉の菜那(写真下)のタイムが3位。当然銅メダルがもらえるはず・・・・と想っていたら!
ええっ! 同一国の選手が、金銀銅をすべてもらえないルールなんだとか・・・・・
アホか!!!!!
銅メダルは、4位も日本人のため、5位の選手が手にして、表彰台へ。
銅しょうもないルールに・・・・・・あきれ果てた。
にしても、妹の美帆に較べて、2歳上の姉、菜那は、155センチと小柄
姉妹の競い合いは、これからも続く。
姉妹だけど、お、しまいじゃない