転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



松緑も菊之助も見応えがあった!
息子世代が立派になって行くのを観るのが、
こんなに楽しいものだとは(笑)。

松緑は『素襖落』で太郎冠者を、
『与話情浮名横櫛』では鳶頭金五郎を演っていて大活躍だった。
序幕の『木更津海岸見初めの場』の客席降りのあと、
酔っ払いに絡まれて酒を強いられそうになる場面で、普通の金五郎なら、
「一滴も飲めないんで」「奈良漬け食っても駄目なんで」
等々と言って固辞するのだが、きょうの松緑は、
「あたしゃ、実は前の幕(=素襖落)で飲み過ぎまして…」
と言って断ろうとしていて、これが最高に可笑しかった(^^)。

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