今年は3月になってから、旧暦に合わせてひな人形を飾った。
娘の帰省が2月下旬からの数週間という予定だったので、
こうしたほうが、娘が家で長くひな人形を眺めていられる、
と思ったのだ。
それと、娘の生まれた松江では、今はわからないが当時は、
桃の節句も端午も節句も旧暦だった。
商店街や和菓子屋さんでは、4月にひな人形と菱餅が、
6月に武者人形とちまきがお目見えしていたものだった。
ちなみに、ここでいう「旧暦」は、「新暦」のきっちり一ヶ月遅れだった。
太陰暦での3月3日、5月5日が厳密に今年の何月何日になるかは追求せず、
桃の節句は4月3日、端午の節句は6月5日で、いわゆる月遅れという考え方だった。
ゆえに、今年の私も、それに倣った。
松江は、特に冬場には天気の安定しない土地だったが、
今になって思い出すのは、明るい日差しの中で小さい娘と遊んだ、
近所のいくつかの公園の風景ばかりだ。
シンドかったけど(笑)いい毎日だったなあと思っている。
娘の初節句をしたあの官舎、今でもあの場所にあるのだろうか(^_^;。
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