『四谷駅のトイレ、手を洗わないヤツ連発ハケーン』
と主人がメールして来たのは、東京旅行中の2月13日の朝だった。
ホテルで朝寝坊していた娘と私を尻目に、
主人はこの日も、朝早くから起きだして都内で遊んでいたのだが、
年末の京都・大阪に引き続き、またも男子トイレで手を洗わない人間を発見した、
と言って、私の携帯に報告して来たのだった。
いい加減、そこから離れんか(^_^;)。
しばらくしてホテルに戻ってきた主人の話によると、
JR四谷駅で主人が用足しをしたあと手を洗っていたら、
主人より後に用事の済んだ若い男性が、洗面所に寄らずにサーっと通り過ぎ、
続いて、背後の個室から出てきたオジサンもまた、
主人の隣には並ばずに、サッサと外に行ってしまったそうだ。
考えてみると私は、辺鄙な場所などでの男女共用トイレを除けば、
基本的に女子トイレしか利用したことがないので、
男子トイレで殿方がどのように行動なさっているかを
目撃する機会が全くなかったわけだが、
ハケーン報告が短期間に各地で、こう続くとなると、
この際『手を洗わない』がデフォルトか?と思うようになった。
これだけ熱心にメールして来る以上、
主人本人はどうやら真面目に手を洗っているようだが
(姑のシツケが良かったのか、主人がよほど従順な息子だったのか)、
世の中では、既にそのへんテキトーになってしまっている男性が、
実は、女性達が想像する以上に多いのではないか。
それにしても、手を洗いもしないのに『お手洗い』とは、これ如何に。
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