昨日の話を私は、笑い話として披露したつもりだった。
「鼻孔を突いた。オマエは、もう、噴いている」、なーんちゃって、
と、私はひとりで、へらへら、ウケていた。
が、ことここに至って、どうも、問題は、
自動翻訳で悶絶したという次元では終わりそうにない、
複雑な様相を呈して来たことを、告白せねばならなくなった。
実は私はあれから、問題の記事を、今度は別の自動翻訳サイトで、
繁体字中国語から英語へと翻訳して読んでみることにした。
語順などは日本語よりも英語のほうが、中国語に近いから、
英語にしたらもう少し読みやすいのではないかと考えたのだ。
場合によっては、どうして「鼻孔」の話が出てきてしまったのか、
その構造もわかるのではないか、と。
そうしたら。驚くべきことに。
出てきた英語は、ざっと以下のような内容だったのだ。
『和音をつかむときの動きについて、ポゴレリチ氏は言った。
「列車に乗るたびに、私は、しばしば乗客を観察しているのだが、
人々は鼻の穴をいじるときに、大抵は指をそっと回転させている。
決して、突然に指を鋭く鼻の穴に突っ込んだりしない
(と彼は生き生きとしたジェスチャーまでしてみせた)。
ゆえに、貴女も、こんなふうに鍵盤を叩いたりしないで下さい」』
どうやら、ほんとに鼻の話だったんですね~!!
わかりやすければどんな例でも良いってもんじゃ、
ないのではないかと、私などは思うのですが!???
そもそも、鼻の穴のいじり方と、ピアノの弾き方に、
どうしてそのような深い関連性を認めなくてはならないのか。
鼻の触り方がこうだから、ピアノもこう弾け、
と結びつける必然性は、一体、どこに!?
鼻孔と鍵盤って、何か、共通点がありますか??
それに、マエストロ、アナタは列車に乗っていらっしゃるときに、
よりによって、そんなものを観察していらしたのですか!
もちょっと、マシなもんは、お目に留まらなかったのでしょうか?
そして何より、生徒さんのためとはいえ、
実演してお見せになった、とゆーのですか?
・・・・・orz。
以前、私は、ポゴレリチにNHK「スーパーピアノレッスン」を
やって貰ったら面白いのではないか、と考えた。
BBSにもそのような書き込みをして下さった方々がいらした。
が、これを読んで、私は自分の考えが、まだまだ、
てんで、甘いものだったことを知った。
イーヴォ・ポゴレリチは、やはり、そこいらのピアノ教授とは
全く違う世界に生きている人だったのだ。
彼の、スーパーピアノレッスンは、私の想像よりハードだ。
お見それしました<m(__)m>!!!
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