転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



イーヴォ・ポゴレリチは北斗の男であり、
ヴァレンティーナ・リシッツァは南斗の女である。
と以前もここに書いた。

ポゴレリチはその中でも言うなれば拳王タイプであって、
豪腕で力任せの破壊力が並大抵でないうえ、
秘孔を一瞬で逃さず突いて、内部からの破壊も促すのだ。
前者はその場で、そして後者はアトからアトから効いて来る。

私は今回、北斗の次兄トキのように、拳王のワザを
「受けて流す」奥義を発揮したつもりだったが、
やはり、かわし切れていなかったようだ。
演奏会直後は元気だったのに、今週はヨレヨレだ。
「きさまの筋肉はもはやぶよぶよの脂肪にすぎん!」
と看破してたのは、そういやケンシロウだったっけ。
まさにコレかよ。失礼な(--#)。

ちなみにリシッツァお姉様は典型的な南斗の使い手だ。
彼女が本気を出せば、シャオウっ!!と凄まじい切れ味で
私など瞬殺、数ミリ・スライスのロースハムにされるだろう。

Beethoven Appassionata Op 57 Mov 3 Valentina Lisitsa(YouTube) 
↑このリシッツァお姉様も譜面を置いている。ポゴ氏と同じ理由?まさか。

Trackback ( 0 )



« 愉快で何より 風邪 »