民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 340 毎日がクイズ??

2007-12-26 21:35:14 | Weblog
昨夜のアクセス数が78。すごい・・ありがとうゴザイマス。
ところで昨夜のクイズ・・誰かコメントあるかナーーと楽しみにしていたのですが・・。

アレはね「腕抜き」と言って真夏に汗で着物がひっつくのを防ぐ為の道具ナのレス。「ではアノ落書きみたいなのは?」・・「落書きとは面白いね」・・広げるとチョッキみたいになっている。襦袢が肌に引っ付かないようにした物かな?。

良くマーあそこまで細い「ひご」にしたもんだ。それに相当長いひごでないと端っこばっかりが出て上手くないだろう。「腕抜き」の網目の処理も実に美しい。切り口を両方から押すと長さが詰まって寸胴(ずんどう)が大きくなる・・見事なもんだ。ゆかたでは使わないだろうから薄物やね・・それも並じゃね・・。

昨日から今日の午後いっぱいでやっと樋の掃除が終わった。後は雨待ちや・・「オイオイ暮れも押し迫っているのに雨はイカンよ」・・と天の声。「スンマヘン」
拙者はと言うと門松用の松の切り出しだ。数年来丁度良かった「勝手生え」の松も大きくなって切り倒すのに厄介になってきた。腕っ節の太い所ぐらいある。

木が小さい時分にはスパッと鉈(なた)で切れたもんだ。今は「丁々発止」と20回ぐらい打ち込まないと切れない。それに若松とはよく言ったもので、大きくなった木の穂先はまばらになってアノ絵に書いたような熟みを持っていない。さりとて他所の山にもいけず・・なるべく形の良いのを探す。真竹は友人の「I」君に「明日2本ばかり貰うよ」と言ったら「ハイハイ2本でも20本でも」と快い返事を呉れて確保した・・嬉しかった。

「鉈(なた)」・・ね。日本語の語彙の豊かさには驚かされる。かと言って外国語を知っている訳ではないが・・用途の似た様な物に「斧(おの)」がある(形は大きく違うが)・・また「よき(方言ではないと思うが字が出てこない)」・・「まさかり」・・等である。この中で唯一鉈は片手で使う比較すれば割りに小さいものだ。他のいくつかは両手で大きく使うしパワーも大きい。

斧/鉞(まさかり・・こう書くんだって)は比較的平べったい。「よき」は薪割りに使うアレがそうなんレス。・・「何の話やねん!」・・「ヘイヘイ」
もう一言。鉈は力任せに叩き切るから「刃」はそれほど切れなくても良いと思っていた・・し、アンナ分厚い刃チョットやそっとじゃ「研げんわい」と思い込んでいた。今日は荒砥にかけ、青砥にかけて研ぎあげた。
ナルホドな・・腕っ節のような松ノ木にサックサックと入っていく。仕事を楽にするには道具の手入れやな・・と改めて思ったのレス。手ごわかったのは切り倒した後でした。

写真である・・はてな?・・大根です。みずみずしくて甘くて美味しいんです・・抜きたては。ステイックサララです。美味しい塩をチョイと付けてカリカリ!。
これ位ならペロリと・・切り口が光っているでしょう?。有次の包丁を研ぎ上げて切ってみました・・刃物は切れると楽しい。あなたの包丁も良く切れますか?包丁じゃなく息が切れませんか?
コメント
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