民謡/梅若朝雲(駅前仙人)の徒然日記2007.1.28~

民謡&三味線の師範・釣り・料理など多趣味。

Vol. 313 年賀はがき・・雑感

2007-11-25 22:06:23 | Weblog
もう既に11月初旬からの売出しである。

何気なく「切手」の所を見る。英語でSTANPと言われる所だ。今年の「亥」の切手の消印と思しきデザインは良く見ると「瓜」らしい。・・??・・いのししの子供を「うり坊」と言う。・・なるほどそこで亥には瓜か。

来年の干支「子」には大根である。・・??・・「根付け」などにも「カタチ」として大根に乗っている。・・何故なのか、故事来歴をご存知ならば教えて頂きたいものだ。物心ついて60年・・考えもしなかったことだ。

年賀状には賛否両論がある。賛成派は案外無頓着に、しかも自然に受け止めているが、反対派にはそれなりの理屈がある。
その際たる物は「虚礼」と見る気持ちであろう。拙者の知り合いにも、決して書かないと言う人がある。・・徹すればそれも大きく評価できる。

賛成派は取り立てて大きな信念を前面に出す事はないが、聞けば大きな理由もある。
年に一度の交信(音沙汰)は無事の証でもあり、不離反の確認でもある。毎年来ている物が来ないと「どうしたのだろう?」と言う事にもなる。それだけに書き忘れた時の言い訳は大変な物になる・・時もある。
「便りのないのはよい便り」などと言えないのも「年賀状」である。手紙を書くほどの用事もないが・・「これは良い手段ですよ」・・との見方も。

実際名簿を見ている内にどうしようか・・と迷う人(対象)は幾らもいる。そこで数百枚・・と言う事に成ってしまうのレス。拙者も数年前までは400枚位出していた。現役の頃だから年末のあわただしい季節の「作業」は苦の種であった。かと言って、宛名シールを「ペッタン」と貼るのも主義に反する。殴り書きながら筆を執る。昨今は50通に限っている・・。

宛名がシールであっても、ワープロであっても責める事はしないが、評価は下がる。ワーストから行くと①両面印刷/②本文印刷/③本文印刷に自筆書き込み。
最良は両面手描きであるが今時中々得難い。それでも職業柄10通や20通はある。「エッ?」と思うほどきれいな字を書いてくる人もあり「人は・・・やなー」等と勝手なことを思う。

今ひとつ納得出来ないのが年内に書き終わる事である。・・元旦配達のため・・。
11月に書いてから死なん物でもなし、絵に書いたような元旦でないかも知れない・・ノニ。

「♪さても目出度い 正月様よ 年の初めに千代八千代 鶴の一声祝わなん 
若水汲んで屠蘇酒を 一富士二鷹三なすび アー明けてうれしや 初夢で・・」
・・津軽謙良節・・と元旦の目出度さを確認してから書くべき物である・・本来なら。

ある年、正月に賀状を書いた。既に多くの賀状が届いていた。
「目出度さを 確かめて書く 賀状かな」・・その年のはがきに書いた川柳である。

多くの人が受け取ってくれた筈だ。
コメント (2)
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