昨日に続きAIRMET Tが出ている天気で、Pilot Reports(PIREPS)でも1万ft以下の低い高度でTurbulenceが報告されている。高気圧のRidgeが南北に伸びる典型的な強風の天気図。本当なら遠くまで行きたいなとも思っていたが、Turbulenceの中を飛んでも楽しくない。とりあえずSanta Paula Airportくらいまで行ってみるかと思い、Torrance Airportを離陸することにした。
いつものようにMooneyのプリフライトを終え、エンジン始動、Rwy29Rまでタクシー、Straight outで離陸し、Palos Verdesを旋回しながら4500ftまで上昇。この一連の流れは自分にとってまるでTorrance AirportのVFR SD(Standard Departure Procedure)のようになっている。高度が3000ft以上になったところで少しずつ揺れを感じ始めた。そしてSpecial Flight RuleでLAXを越え、Santa Monica Airportの上空に来るとかなりの揺れ。特に旅行目的で飛ぶのなら話しは別だが、ただ空に浮いていることを楽しむために離陸したので、”これは無理してTurbulenceの中を飛んでも楽しくない!”と思った。すぐに3500ftまで旋回降下、Special Flight RuleでTorranceに逆戻りすることにした。
さっき飛び越えたばかりのLAXの上空を再び越え、Hawthorne Airportが真横にきたところで、”そうだCompton Airportの友人のハンガーに寄ろう!”と決断した。3500ftのままGoodyearを目指し、ギアを出して降下開始した。3000ft以下の高度は揺れもなく快適、難なくCompton Airport Rwy25Lに着陸。ただComptonは閑散としており、誰もいない、友人のハンガーも閉まっている、、、、。早々にタクシーバックしてLeft crosswindで離陸、3500ftまで上昇しながらTorrance Airport Class Dを越え、そのままPractice areaに向かった。20分ほど肩ならし程度の軽いマニューバーをやって遊び、そのままTorrance Airportに帰還することにした。
Point FarminからTorrance Airport Towerを呼ぶと、Left Base Rwy29Lとの指示。もう一度聞き直すと、Straight in to number 29Lと指示が変更。これは面白い! そのままNumberを目指し、Finalを作らないで着陸することにした。速度を十分に落としきって綺麗なラウンドアウト、フレア、タッチダウン、満足いく着陸。なんとも刺激のないローカルフライトが、凄く楽しいエンディングとなった。
Torrance Airport Rwy29Lにナンバーめがけてアプローチ、そして着陸(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=xKFhX25G1x0
あまり無理したり無茶してはいけないが、この機体(Mooney M20C)は本当に自分の手足のように動いてくれる良い機体だ。
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うらやましいです。
僕の場合、借りる機体もセスナ152だったり172だったりするし、FBOも違うので、何か機体に愛着がわかない気がします。
やはり、MY飛行機って憧れます。