LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

訓練日記16:予定変更、またまたアメリカ人教官との飛行。

2006-02-25 | Flight Log (飛行訓練)
今日は担当教官が日本から戻ってきてトレーニング再開の予定だったが、当日朝になってメール連絡あり、キャンセルとなった。どうしても飛びたい自分としてはあきらめがつかず、ピンチヒッターを勤めてきてもらったアメリカ人教官に頼むしかなかった。早朝からアメリカ人教官の彼に電話してみると、5時からエンジンスタートなら乗れる可能性があるとのこと。さっそくスクールに電話、3時から5時まで予約していた 機体をキャンセルし、4時から6時まで乗ることができる別な機体を予約した。これで週末トレーニングできるところまで挽回した。一安心。

 今日の天気は曇で風は弱い。今までで一番気流が安定していたかもしれない。飛行機はまったく揺れなかった。今日のメニューはゴーアラウンド、ノーマルランディング、ノーフラップランディングの組み合わせだ。どれが指示されるか分からない。まずは空港の真ん中を突っ切りTOAには存在しないレフトトラフィックに入って29Lへの着陸。これは初めての経験だが、ばっちり決まった。もう29Lへの着陸には自信すら出てきた。なによりも嬉しいのは、普段は存在しないレフトトラフィックからのアプローチでの初トライで、アビームナンバーから降下開始、ランディングポイントが後方45度の箇所でベースターン、そしてファイナルへという流れが綺麗に決まったことだ。そしてそのまま29RへタクシーしHHRへと向かった。HHRではゴーアラウンド2回、ノーマルランディング1回、ノーフラップランディング2回を行った。ノーフラップランディングにも自信が出てきた。着陸態勢に入って、そしてラウンドアウトの時に飛行機が沈み始める感覚がつかめていれば、どんなランディングも応用編にすぎない。アプローチスピードがあがるから滑走路を長く使うというだけだ。ただ、綺麗なノーフラップランディングで難しいのはノーズアップの時間が長くなることでセンターラインが見えなくなる時間が長くなること。左右の窓から見える景色も利用しながらセンターを把握しなければならないようだ。

最後はTOAに戻り、夜間飛行の状態でのランディングとなった。しかし、これが距離感をつかめず、3点着陸こそしないがフラットに近い感じのランディングになった。ここのところ教官の手が操縦桿にかかることがない完全自力着陸が続いてきたが、今日は最後の最後になって着陸姿勢が崩れたので教官の手が操縦桿に伸びてきた。改めて夜間の難しさを知った次第。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。