LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

ハリソンフォードのプライベートジェット

2013-11-26 | 航空関連エッセイ

サンタモニカ空港の空港事務所に駐機料の支払いに立ち寄った。いつものように個人小切手で支払いを済ませ、何の気無しに滑走路に目をやると、一際目立つハリソンフォード所有のCessna Citation Sovereignが駐機していた。深い緑色と白が基調で、金色のストライプが入る塗装は、まるで米国大統領専用ヘリのマリーンワンを見ているかのよう。サンタモニカ空港がベースなので、この機体は頻繁に見かける。ただ、この日は間もなく離陸する感じが漂っており、ちょっと待ってみることにした。

すぐに車に戻り、たまたま持参していた一眼レフと望遠レンズ(Canon EOS 6D + EF70-200mm F4L IS)を持ち出した。しばらくすると、人の出入りが激しくなり、オーラを放つ1人の男性発見。すぐに望遠レンズを構えると、間違いなくハリソンフォードだった。プリフライトチェックをして機体回りを歩く様も決まっており、生粋の飛行機乗り感が漂う。何人かの乗客を乗せ、機体のドアが閉まった。そしてエンジン始動、堂々と低速でTaxi-way Aをタクシーして滑走路へ向う。すぐに離陸許可がおり、Rwy21から離陸していった。写真を何枚か撮影したが、間違いなくハリソンフォード本人が左席/機長席に座って自ら操縦していた。

IFRフライトプランを確認すると、ジャクソンホール空港に向ったようだ。ワイオミング州で家族とサンクスギビング/感謝祭の休暇を過ごすのだろう。飛行軌跡を見ると、41000ftの高度を平均460ktくらいで飛んでいった。サンタモニカ空港ベースの飛行機乗りの端くれとして感想はただ一言、”かっこいい男だ”。

 


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