Biennial Flight Review(BFR)の為にトーランス空港にやってきた。サンタモニカ空港からIFRで飛んできたのだが、正午までに雲が晴れてVFRでマニューバーができるようになるだろうと予想していた。最初は1時間のグランドから始まった。きちんとアメリカ連邦航空法(FAR)のRequirement通りの事を確認していた。ダラダラとFARを読み上げるわけじゃなく、自分の中でも勉強になることが多かった。特にMinimum Equipment Listや、Kinds of Operationなど、自分の中で曖昧だった事が明確になった部分もあった。あと、連邦航空局(FAA)にあるIFR ReleaseのKonwn Delayの情報とIFR Fuel Reserveの解釈や、その他のPreflight Planningに関する法解釈など、なかなか興味深いことを習った。
グランドの後、セスナ172Nに乗り込んだ。エンジン始動、トーランス空港 Rwy29Rにタクシーしていった。Long Beach Practice Areaには雲がかかっているが、VFRで離陸可能、そしてマニューバーも可能だ。ランナップの後、Rwy29RからRight downwindで離陸した。考えてみれば、左席でセスナ172を飛ばすのは超久しぶりだ。
3700ftくらいでレベルオフ、クリアリングターンの後、最初はPower on stallから開始。慣れないセスナ172でのピッチアップ、なかなかストールしない。思いっきり操縦桿を引き、やっとストールさせることができた。やはりセスナ172は安全で良くできた機体だなぁと再確認。飛ばし易いし、良い意味で緩慢な操縦性だし、空を見上げるようなピッチアップをしないと失速しない。
引き続きPower off stallをやることに。これは失速からの回復でスロットルをゆっくり入れ過ぎ、もう一度やることに。実際の着陸寸前の失速ならば当然ながらエンジンを傷める心配などしないが、訓練なので感覚的にはエンジンを傷める急激なスロットル操作をしたくなかった。インストラクターは不満だったようだ。Power off stallやりなおし、2回目はスロットルをたたき入れた。これで終了。
あとはロングビーチの埠頭に向かい、Engine failureの訓練。この日は雲の開けた所にトラフィックが集中していたので、結局埠頭ギリギリまでは降下しなかった。大凡一通りのメニューをこなし、あとはトーランス空港に帰還するのみ。フルフラップ40で高度下げ、Rwy29Rに着陸となった。これでBFR終了、2年間は機長 / PICとして飛べる。
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僕も、今月末がBFRの期限です。
66GでCFIのM氏と飛ぶ予定です。。。
CFI M氏は超ナイスガイでしたよ。お勧めです。