仕事が入っていた週末、ちょっと離れた職場なので、飛行機で通勤。その途中、KobaさんとOさんと３人でフラトン空港にflyinして待ち合わせすることに。前日からちょっと曇り空で前線が通過する天気。朝はIFRに最適だったが、昼からはIFRで飛ぶような天気でもなく、雲底は4000ftくらい。
サンタモニカ空港に到着し、カバーを外し、エンジン始動。Taxi way AにはKing Air、Citation Excelの順に停まっていた。ところが、King Airがインフィールドを通ってCitationの後ろについた。離陸順が変更になり、そのような指示を受けたのだろう。グランドにコンタクトするタイミングをみつけ、Taxi to Rwy21をリクエスト。CitationとKing Airが滑走路に進入するためのスペースを作ってくれとグランドコントロール。I will give a big room for themと私。いつものように、ランナンップエリアから管制塔を呼ぶ。Special Flight RuleでLAXを越えられるかどうかギリギリの雲。ここはLeft downwind departureで1700ftの低い高度を飛ぶルートを選択した。すぐに離陸許可がおり、2600rpmでの上昇、そしてダウンウィンドで2500rpmになるくらいのゆったり操作。すぐに巡行に入り、2500rpm MP20-21inch、EGT1450F、CHT320-330Fくらい。エンジンの数値は素晴らしい。
Fwy10の上を飛んでいると、かなり揺れるところがあった。雲の下に入る特にはすごく揺れる。さすが低気圧。ちなみにAltimeterは2988だった。ダウンタウン横から南下、フラトン空港のATISを取る。すぐに管制塔を呼ぶと、即座に1機トラフィックアラートあり。向こうは1800ft、すぐに降下するように管制官から指示された。１０時の方向からちょっと上を飛ぶTaildraggerのセスナ発見。すぐに回避。それが終わるとRight traffic Rwy24 cleared to landとなった。こういう天気だと同じような高度にトラフィックがあつまる。あと、意外と鳥たちもおなじような高度にあつまる。気をつけないといけない。レーダーで見てもらっているという安心感を得ながら、トラフィックパターンを周りフィイナルで高度調整。フォワードスリップで高度を落とそうとしたが、このボナンザ、本当にラダーが効かない。比較的ラダーが効いてくれるグラマンに乗ってきたのもあるが、それにしてもVテールのラダーはへなちょこだと思った。フラトン空港、Rwy24に着陸、そしてtransient parkingに駐機。既にKobaさんのPiperあり。OさんのVelocityはオイル交換中とのことで、Velocityは出動せずにKobaさんの機体に同乗してきたようだ。
この日はClassic Aircraftの展示会場となっていた。隣は33ボナンザ、同じ年式。話しをきいてみたが、節税の為には年に11回展示しないといけないらしい。そんな時間はない。
しばらく３人で歓談。新しくできたカフェはなかなかの居心地。ADS-Bの話しなどで盛り上がった。カフェの影響も終わり、わたしはロングビーチへ、そしてKobaさんはエルモンテ経由でトーランスへ。ところが、エルモンテ空港では胴体着陸の事故があり、空港閉鎖になっていた。Oさんをエルモンテへ送り届けることはできなかったらしい。
こちらはそんな事など知らず、そのままロングビーチ空港まで短いフライト。FBOはPJCを利用するので、一度海側に出てからロングビーチ管制塔を呼び、Rwy25Lへと着陸。PJCから職場まではUberを利用。２時間ほどの仕事を終え、ロングビーチ空港からサンタモニカ空港まで帰還。Rwy25Lからほぼまっすぐに飛び出し、Class E Airspaceで北上開始。Class B Airspace 2000ftの床のしたを飛ぶいつものコース。そしてDowntown横から西向き飛行。すぐにstraight inとなり、Squawk codeをもらう。ガタガタと激しい揺れの中、雨雲の下を飛び続けた。途中、Pilatus PC12が着陸するため、VFRの順番がかき乱された。ガタガタ揺れるなか、Fwy405の手前でRt turn 360と言われた。30度バンクも入れたくないような揺れで、かなりゆっくりした旋回になった。すると、270度回ったところでcleared to landとなる。direct to the numberをもらっているのでそのままつっこんでいく。ファイナルでもかなりガタガタゆれた。このボナンザ、本当にラダーの効きが悪い。ちょっとした横風でもフルラダーになってしまう。着陸は普通にきまり、フライトをおえた。
かなり霧雨に振られたので、軽く機体を拭き掃除。カバーをかけて係留してフライト終了。ここ３、４年、特に仕事が忙しくなり、どんどんフライト時間が減っている。でも、仕事の移動に飛行機を組み入れることで、毎月3,4時間は余計にフライト時間を稼げるようになった。これからも車通勤じゃなく、積極的に飛行機通勤をしていきたい。
