私がまだ小さかった頃、枝豆で食べるということを知りませんでした。農家でしたから大豆として収穫し、味噌にするか、煮豆として食べるか、ときには大豆として買いに来た人に計って売り渡していたのを知っているだけでした。とくにビールのつまみなどとして、青いまま食べるなんてことを知ったのは、ずっと大人になってからのことでした。ような気がします。いや、ひょっとしたら青いままのときに抜いてきて煮て食べたかな?記憶がやや混乱しています。
大豆として収穫し、豆がらは燃料などになっていたと思います。そのような黄金色になった大豆の姿を久しぶりに見た気がしました。何とはない大豆畑ですが、豆がこぼれ落ちないように引き抜いて収穫し、乾燥させて、たたいて豆を落としたりしたのを思い出したのです。
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