ベトナム

これからの活力ある国

弱者救済と優勢の法則

2007-01-11 00:53:29 | 海外経済活動
写真はフリー百科事典ウィキペディアより、
右側がケインズ先生です、今の世界経済はケインズさんの理論構成で成り立っているようです、
その理論が発表以前は、資本主義は強い者が勝ち誇るのが常識でした、
その結果は革命と経済恐慌が繰り返されたようです

経済恐慌の中でケインズさんの説いた「底辺の弱者を援助すると、必ず将来に弱者が大消費者になり経済がより発展して皆が豊かになり国も安定する」この考えを西洋の政治家が採用して先に豊かになりました、現在の政府主導のバラマキ事業も弱者救済の福祉政策もこの路線だと思います

さて話は、中国です、国民間で収入格差が開いてきて、これが不安定要素になります、これを国の政策で風呂の攪拌棒のように上手に暖流と寒流(富裕層よ貧困層)を攪拌できれば多数国民は居心地が良いのですが、機能しないと革命の歴史が繰り返されると言う仮説です、

この仮説を故糸川英夫博士が研究されて
「各データーから収入格差が8倍になると革命危険水域に達するとされ、その年度は2008・9年頃~には危険水域に達し、政策で(攪拌)是正されないと危ない!と警告しています」 、攪拌作業を直接民衆がやれば革命です。
これらをなんと約14年前に数値計算と歴史考を書き残しています

糸川博士の生前15年間ほど組織工学研究所の門下生だったので、これからは暖流と寒流が攪拌されるかどうか注視したいと思います、もちろん私は現在中国株に投資してありますよ

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2 コメント

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組織工学? (黄小華)
2007-01-12 00:37:08
暮らしの中で感じる「お金」はあやふやな感じがします。 
でも、「お金」を扱った学問もあるし、
それぞれの学説の精査もされていたんですね。

学校の歴史で習ってはいても 感触がつかめませんでした。
ケインズさんのことなどここでまとめていただいて腑に落ちました。

さて、民衆による攪拌(革命)でなくて
生き方への深い考察をしながら、
暖流と寒流が混ざる社会ってどんなイメージでしょうね?
それしても 「組織工学」って学問があるんですね。
おもしろい。勉強になりました。


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組織工学 (たま)
2007-01-12 01:50:28
私人や公人の暖流の豊かな富を取りあげて、寒流に富の再分配しなおしなので、
比重の違う混ざらないものを混ぜますので一気にやれば(革命)大勢の犠牲者でるかも、

歴史上は、いつも溜まった社会ストレスを一気に解消型ですので、かなり危険状態起きるかも、

たぶん糸川博士が作った造語でしょうかね?
基本的には、
ペアー・2人で1単位の組織は出来上がる
集団や、組織を工学的に考える、
個人間や集団を物理学的と心理学的に考える、
未来を今の延長線上の連続と、非連続線上で断絶や革命や戦争も加えて考える、等々まだまだあります。

日本経済の「株と土地」のバブルの崩壊を工学的に数値予言して、見事に1年のズレで崩壊予測が大当たりでした。

おかげで所有株の8割ほどの量を高値で売り逃げる事ができました
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