ベトナム

これからの活力ある国

ボージョレヌーボーを楽しむ会

2007-11-16 10:09:51 | お酒の試飲会
昨晩は毎年行っているフランス産の航空便ボージョレ・ヌーボーを飲む会を今年も行いました。
近くのレストランを借り切って30名ほどでワイワイガヤガヤで楽しく2時間ほどしっかりと4銘柄のヌーボーワインを飲み比べてたのしみました。

葡萄を搾ってから50日くらいでビン詰めしますので味は濃くないのと、
アルコール度も普通のワイン14%よりも低めでたぶん11%~12%くらいだと思います。
口に近かづけると鼻から香りが若々しいくてみずみずしく漂います、
くせが無いのでとても飲みやすいのと、
何と言ってもワイングラスの中でキラキラ輝く美しい光るルビー色のワインです。
料理と一緒についつい何杯も飲んでしまいます。

日本のバブル時代頃にはとても盛んになりましたが、今では落ち着いて静かなブームとなって来ています。それに伴いフランスからの輸入量も年々減ってきています。
またコルク栓もコルクの木の厚い皮から直節打ち抜いた物でなくて、
自然保護で無駄のない細かくチップにして固めた栓になっています、
その他ワイン抜きを使わないスクリューキャップのねじ切り栓も増えてきました。

ベトナム産のワインは、気候が寒暖ないことや、土壌が肥沃で、水はけが悪いので、味はいまいちです、店頭で美味しいのは痩せた土壌のフランス産ワインでした。

ドン・ペリニヨンを飲む

2007-05-01 00:31:56 | お酒の試飲会
今回のワイン会は、人気のドンペリはなかなか飲む機会が無いので飲もうゼ、と言う事になり、蓄積金を一気に使ってニ十数名で試飲会です。

ドンペリはパリの東、シャンパニュー地区で2種類の葡萄・シャルドネとピノノワールから出来の良い年の物を使って造られます、
中国はじめ東アジア圏での所得が上り新需要家達の増加と、会社の上手な価格戦略で急激に高くなりました。

味以外にもブランド品の付加価値が付いて高いのですが、通常のランク以外に、ロゼの通称「ピンドン」、白のオールド物「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」と呼ばれて高い物は1本数十万円もします、クレジットカードの色のランク別けみたいですね。

ロー価格のスパーリングワインの巨大ステンレスタンク内で炭酸ガス充填式の造りと違い、職人の技術で昔ながらの製法を守って1本ずつ瓶内醗酵で造られている唯一の製品です、
姉妹品モエ・エ・シャンドン名も有名ですね。

同じLVMHの資本グループ、ルイ・ヴィトン/モエ・ヘネシーと/エルブイエム・エイチの巨大資本集合体、コングロマリットに属し、傘下には50余の高級ブランドを持ちます、マネー・テクノロジーはすごいですね。

試飲会参加者の皆さんは、味・香り・雰囲気ともに満足でした。

新酒の試飲会

2007-03-17 06:10:48 | お酒の試飲会
酒蔵で今年の出来立ての試飲会をJRのローカル線でゴトゴトゆられて蔵までいって来ました
ビールや発泡酒、焼酎に押されぎみですが、それでも清酒党もけっこういます。

芋や麦焼酎など日本ではほとんどが生食(値が高い)ようで、焼酎用の原料(値が1/3で安い)が作られていないので、海外(ベトナムからも)で一旦造った物を素蒸留アルコールで輸入されて日本で再蒸留して調合しているようです
ワインも同じことで栽培の葡萄もそのままで食べる生食用で、原料の葡萄は海外で濃縮還元で輸入され加水調合しているようです。
日本の酒製造法律はいったんタンクに入れれば国産品の表示でよいようです。
そういう意味では清酒は純国産品ですね

今年は暖冬で酒の造(仕込みとも言います)が早く終わったようです、それぞれの味を出すための酵母菌の酒母を各種使い分けやお米の精米度も違うようです。
昔ながらの手造りの方法で杜氏さんがチームを率いてそれぞれの蔵人が熟練した腕で造ります。

お燗をつけずに飲む習慣になってきたのか近年陽気が暖かくなってきたのか、冷やが口に合うの時代なのか、生酒の比率が多くなってきています。それに伴い冷蔵施設もお金がかかるようです。

日本人の味見はけっこう繊細ですので、世界的にも通用するようで、自分の舌の感覚にもっと自信を持って良いようです