涙をさそう雨。

 

ゴンザが買ってきてくれた、今年の笹は、ちょっとでかめ。
狭い我が家で、かなりの場所をとってます（笑）

 

七夕に降る雨は、【催涙雨】と呼ばれ、
それは、織姫と彦星が流す涙と伝えられるという。

七月七日といえば、そりゃあ梅雨のまっただ中だから、
確かに恋人たちがつれない雲に、涙を流す確率も多いのだろうが.....。

今年のその日は晴れだった。

 

笹にはあまり興味がないものの、
抱っこされ、歌など唄われ、迷惑そうなちゃあこさん（笑）

 

都会の空は、天の川こそ見えないものの.....

昨夜の逢瀬はきっと、恋しい互いの顔も、よく見えたことだろう。

まあ、悲恋の物語としては、美しく輝く川を渡って再会するのも、
また、思うままにならず、涙するのも、絵になるとは思うのだが......。

 

一枝折れてしまった笹は、ミニチュア飾りを作ってぶら下げ、
玄関のドアに。
みんな気づいてくれたかな？

 

しかし、余計な心配はせずとも、
地上の思惑がどうであろうと、
一年一度の逢瀬となれば、恋人たちは互いに夢中で、
下界のことなど目に入らぬに違いない。

どの世界でも、外野がどうこう言うことほど、
野暮なことはないのだから.....。

 

晴れ間に畑に行ったら、トマトが劇的に真っ赤に。
収穫したら、全部で2キロ以上（！）ありました。

 

そう。

だとすれば、我々も、「今年のデートはどうなったかしら？」などと、
無粋な詮索、のぞき見などせずに（笑）

思うがままに、愛する相手に会える今に感謝しながら、
短冊など飾って楽しむのが、オトナとしてのマナーであろう。

.....あなたはその日を誰と過ごしましたか？

 

で、畑から帰ってきたら、下の病院では仔猫がこんな格好で爆睡（笑）
子供って、人でも猫でも、思いがけないポーズで寝るよねぇ。
いきなりコトっと。