猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

二つの再会と呼び合うひとびと。

2007年01月25日 23時53分50秒 | ハ~プニング!
新しい年が明けて、3日が過ぎた昼下がり。

デパ地下を歩いていて、偶然友人と再会した。


     
      アンリシャルパンティエのシュー・ア・ラ・クレーム
    手前よりバニラ・ベリー・チョコ・ピスタチオ・塩バターキャラメル


彼女とは中学・高校と一緒で、高校にいたっては3年間同じクラス。

踊りに行ったり、遊びに行くとき。
または通学と、行動を共にすることも多かった。

そして卒業後も何かと顔を合わせては、自分達の近況を話し、楽しい時間を共に過ごしたものだったが.....

10年ほど前の彼女の結婚と、その後の私の引越しを契機に、年賀状を交わす程度の関係となり.....
いつしかそれも途絶えてしまっていた。

しかし。
何かが呼び合ったのか、今年、大いに混みあっているデパ地下での再会。

彼女が少しでもどこかに気をとられていたら、私の姿を見つけることはなかったろうが、確かに彼女は私を見つけ、声をかけてくれた。

そして、私たちは今日。
ランチを共にし、思い出話や、それぞれのその後について、昔に戻ったかのように喋り、笑いあったのである。

そして。
彼女との再会より遡ること1ヶ月ほど前。

ある友人から電話があった。

その友人とは、私が前述した彼女と、それがまるで義務であるかのように踊りに行っていた先で知り合い、その後も男女の垣根を越えて友人であり続けたのだが。
やはり10年ほど前に、互いの色々な事情から連絡が途絶えがちになり、電話番号は知っていながらも、いつしか電話をかけあうこともなくなっていた。

しかし、何かが呼び合ったのか、確かに彼は私に電話をくれ、私たちは電話で再会を約束しあった。

そして、私と彼は、今日再会した。

示しあわせたわけでもないのに、彼は何かを感じたのだろうか?

先述の彼女と私が食後のお茶を飲んでいると彼からの電話が鳴り、

「近くに来てるんだけどお茶でも飲もうよ」

というお誘いを、偶然にしては出来すぎなタイミングで.....
彼は申し出てくれたのである。

残念ながら、先述の彼女は、時間の関係で彼とは再会出来なかったが、20年以上前に共に楽しい時間を過ごし、その後も何かと共に遊んだ仲間の道が、こんなふうに再び交差し始めるなんて。

不思議だけれど、もしかして。
互いに呼び合ったのかな~とも思う。

連絡を取り合っている間。
または連絡を取り合っていない間。

それぞれの人生には本当に様々なことがあったに違いないが、顔を合わせれば時間は一気に出会った当時へと遡り、私も彼女も、そして彼も、10代の気分に引き戻される。

笑い、はしゃぎ、踊り、馬鹿騒ぎを繰り広げたあの頃。

こんな再会をすると、この中の誰が想像をしただろう?

そして、彼や彼女との再会で、これからどれだけ再会の輪が拡がっていくのか。
それが楽しみでもあり、

「こんなオバサンになった姿。見られたくないかも」

と、ちょっぴり複雑でもあり(笑)

けれど。
確かに二つの再会は、私の心に元気と華やぎをくれた。

そう.....
この後また、それぞれの道が近づいたり遠ざかったりしても。

呼び合う人々の道は、どこかでまた交差しあうのかもしれない。

でも.....
今日は喋りすぎで喉ガラガラ。
ランチ&お茶→移動→お茶で、おなかがたぽたぽだ~(笑)


     
            こちらは今朝、ゴンザが市場で買ってきたインド鮪。
                  その重さなんと約2キロ!
               いったい私にこれをどうしろと?(笑)
             しかし、驚くなかれ、そのお値段税込み2100円!
                  市場とはいえ、安すぎる~♪


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4 コメント

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ちょっと・ちょっと・・・ (K子)
2007-01-26 09:27:26
すごーい偶然で、ドラマの世界のようです。
わあぁ~いいな、素敵だな、呼び合うってあるんだなーと感激しながら読んでいたら・・・。

突然 インド鮪 のドーーーンとしたお姿、登場。

インド鮪も 呼び合っていたのかーと、思ってしまいました。

なんだか、笑っちゃった。
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全部びっくり (ふわり)
2007-01-26 21:51:10
いやぁ~、凄い偶然、いや、必然でしょうねー
やっぱり呼び合ったんでしょうね、お互いに。
うんうん、今回こうしてまた大人になってから再会する為に、
十代の頃に出あっていたのかも…
そして、その空白の時間も最初から決められていた事なのかも…

若い頃って何もかもがたのしー!って、ただそれだけで
将来の事や、自分がおばさんになるなんて事、思った事もなかった…
あ、これはワタシだけ?(笑)

でもそんな時代を過ごした仲間と、時空を飛び越え、
成熟した大人になってから出会えるなんて、すんごく素敵です★
これからのお付き合いが楽しみですね

そして、マグロちゃんは、荒波を超えてerimaさんの家に呼ばれて
きたんですね
これからの料理が楽しみですね(笑)
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事実は小説より... (erima)
2007-01-26 23:44:37
K子様

本当にまるでシナリオがあったかのようなこの再会。
でも、私は以前、もっとすごい偶然を経験したことがあるんですよ...
いつかまたその話も書こうと思っていますが。

そして、確かにこのインド鮪もゴンザを呼んでいたのかと。
なんでもこの鮪。
販売を受け持った市場の人もあまりの安さに担当者を呼び、「本当にこの値段で売っていいのか」と聞くほどだったとか(笑)
結局、サンプルに切り出したものだからお安いということだったみたいですが、そんな掘り出し物と巡りあえるなんて、やはり互いに呼び合っていたとしか思えません!
恐るべし、食いしん坊パワー(笑)
返信する
誰にでもある「偶然」 (erima)
2007-01-26 23:56:06
ふわり様

きっと誰でもそうなのだと思いますが、生きていると「これは本当に偶然なの?」と思うような、まるで見えない運命の糸に操られているかのような出来事がありますよね。

偶然と必然は紙一重。
人は皆、そんな風に呼び合ったり引き寄せあったりしながら出会い、生きているものなのかもしれません。

若い頃というのは、何も考えず楽しいことに身を任せることが出来る、素晴らしい時代ですよね。
お金もこれといった考えや基盤がなくっても、自分を特別だと思え、屈託なく生きられる。

私もその頃は自分がオバサンになるなんてこと、これっぽっちも考えていませんでした~(笑)

でも、こうして今、実際オバサン・オジサンになって再会できたというのは、やはりふわり様がおっしゃるように、またここから始まる時間のためなのかも。
本当に今後が楽しみです。

しかし遠く南洋から荒波をモノともせず鮪を呼ぶゴンザのパワー。
何か別のことにも使えたらいいのに(笑)

ちなみに鮪ちゃんの残りは、すでにあとわずかなんですけどね(爆)
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