猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

置いてけぼりだ~

2005年09月14日 00時21分32秒 | ハ~プニング!
今日は、私が「もうひとつの仕事」と呼ぶ仕事での、あるトラブルについて、社長と話し合いをしてきた。
その仕事とは、私にとって、接客業でもあり、営業でもあり、また仕事を教えていく立場でもある複雑なものなのだが.....。
とにかく、会社がより良くなってなって行くように、立場の違いはあれど、同じ方向を向いて行くように、と、盛んな意見の交換があったとはいえ、建設的なものだった事は確か。

ところが。
帰宅して、以前から日程の決まっていた、私が居住しているマンションの外壁工事に関する説明会に出席すると、建設的どころか大変な騒ぎが待っていた。
実は我が家は、賃貸で入居しているのだが、他の居住者たちとは一切接点がなく、辛うじて階下に住んでいる大家さんと管理人さんと言葉を交わす程度。実際、その他の人たちにお会いすることはあっても、挨拶をこちらが大きな声でしているにも関わらず返ってこなかったり、ササッと足早に立ち去られてしまったりで、コミュニケーションもへったくれもない。気楽と言えば気楽。すっきりしないといえばすっきりしない、そんな環境だったのだが.....。
今回、初めて説明会とやらに出席してみて、どうやら賃貸で入居しているのが我が家だけらしいと知った。それにしたって挨拶くらい返してくれれば良さそうなものだけど.....。

まず、説明会は居住者達が一切会話を交わさないという異常な雰囲気で始まった。言葉を交わすのは、私と隣家の女性だけで、誰も笑顔すら見せない。
しかし、賃貸とはいえ、外壁を塗るのなら、洗濯物や夥しい量の鉢の行方など、私もしっかりと聞いておかねばならないし、管理人さん及び業者の説明の開始をじっと待つ。
が!開始後間もなく、我が家では不動産屋と大家さんに一任している(賃貸ってそうだよね?)積立金、保険、会計監査の問題で一人の居住者対、管理人さんの間で激しい口論が始まってしまい、説明などそっちのけ。業者と、唯一の賃貸入居者である私を置いてけぼりにして、時間だけが過ぎてゆく。

あの~。
喉まで出かかる「大人げないぞ!」という言葉も、「説明会はどうなったの?業者の方が待ってますよ」の一言も、賃貸入居者が出しゃばる状況ではないのがわかるから、グッと我慢。しかし、激昂しやすい管理人さんは「じゃあいい!管理人を辞める!」まで言い出す始末。
もうこの辺になると、私も段々おかしくなってきて.....(笑)
ここまで話し合いの下手な人たちって、いったいいつもどんな風に生活しているのかしら、などと想像しては時間を潰す。早く、肝心の説明が始まらないかなぁ、などと思いながら。
結局、程なくして、待たされることに痺れを切らした業者が割って入り、説明は始まったのだけれど、私もその説明が終わった時点で帰ってきてしまったから、その後のことは定かでない(笑)

しかし、マンションという大きな買い物をしていながら、自分の家の保険がどうなっているのか、構造、管理運営がどうなっているのかをあまりに皆さんが知らないのには驚いた。
あの~、それって。こんな説明会で持ち出して質問することではなく、自分で調べて何とかするべきなんじゃ、ってこともたくさんあって。

で、今日の教訓(?)。
世の中は私が思っているほどしっかりした大人ばかりではない(笑)
私は常々「私ってすっごくダメな大人だな~」なんて思っているけど、少なくとも今日は自信が持てました(爆)
ホント、子供のケンカを見ているようだったもん。

最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
管理運営 (省さん)
2005-09-14 06:26:24
erimaさん  おはようございます

私の家も旧住宅公団の分譲住宅で(マンション形式)で700世帯の大きな団地です。昭和43年築なので

そろそろ立替するとのことで話し合いが何十回も有りましたが意見が纏まらず立ち消えになりました。

出席していないのでどの様な意見が出されたかは詳しく知りませんが回報の内容からは勝手な意見も多々有った様です。どの世界でも意見を纏める難しさをつくづく知らされました。最後に私のブログはコメントの

(省さん)からお入り下さい。
返信する
大変なんですね (アンジェラ)
2005-09-14 11:13:17
私いつも、思うんですけど、、少しずつ遠慮しながら、人の家に土足で入らない様に気をつけながら、{気持ちを考えながら}話をしていかないと、お互いに大変な事になりますよね。

言葉の暴力ですから、これは!

言いたいだけ言う方は、なんとも無い人が多い様におもいます。

悲しいですね。

マンションって大変なんですね。

私の所は、いなか、なので、こことは又違っています。

隣、近所、のお付き合いもありますし、親戚、親、みんな近くなものですから、それは、それは、イロイロとありますけど、少しずつ相手を思いやる気持ちを持てば、又、それも,いいものかな、、、と

言いたいこと言っていると、何も解決しませんよね。

ガマンが大事かな、、、
返信する
住まいに関することだから… (t-cat)
2005-09-14 15:55:49
説明会の参加、お疲れ様です。

きちんと参加されただけ、偉いなあ、と思います……



こと住まいとお金が絡むことだから、

エゴ丸出しになるのでしょうが、

お説はerima様のおっしゃる通りだと、

私もその場にいたら同じよーなことを

考えていたのだろうな、と思ったり……



でも、世の中って、世の中って、

こーんな非建設的・不合理が

いくらでもまかり通っていると思うんです。



人って感情の生き物ですからねえ……



お仕事で建設的な話し合いの場が持てる方が

ホントは貴重なことではないでしょうか。



きちんと話し合える環境を持つ為には、

お互いの歩み寄りも必要だけど、

相互尊重できる個人レベルでの意識を持てるかどうかも

関わってきます、

onの場では可能でも、住まいはoffの場ですから、

どうしても「我」が出てきやすいような気がします……



どっちにしろ、必要な工事なら

さっさと済ませて欲しいですよね。
返信する
ブログ、引っ越されたんですね! (erima)
2005-09-15 00:42:26
省様



ブログのお引越しをなさったんですね。さっそく遊びに行かせて頂きました。そして、ブックマークに加えさせて頂いたのですが...よろしかったでしょうか。



700世帯もの分譲住宅となれば、さぞかし大変なことも多いでしょう。建て替えとなればなおさらですね。省様の仰るとおり、どこの世界でも意見をまとめるというのは本当に大変な事ですし、信じられないくらい勝手な意見に走りがちな人もまた、どこにでもいるものですね。私も次回は大家さんにすべてお任せすることにして、出席は控えることに決めたのですが.....。私の住んでいるマンションの問題も、少なくとも、相手の立場と場所を考えて発言するくらいの気遣いが居住者の皆さんにあれば、あんなことにならなかったのではないかと、今でも驚いています。

世の中には色々な人がいるんだなぁと、今回の事は大変勉強になりました。

返信する
ホント、思いやりは大切ですね (erima)
2005-09-15 00:55:16
アンジェラ様



本当に世の中には、言葉の暴力や気持ちに土足で踏み込む人、多いですね。どんな立場であっても、どんな状況であっても、他者を思いやる気持ちがあれば、声を荒げる必要もないのに.....。言った者勝ち人の人って、「私はこういう我慢出来ない性格だから」とか平気で言いますけど、言われたほうは我慢していないとでも思っているのかしらと、私もよく思います。

また、今回の事では、もし私が物件を買うようなことがあれば重々注意しなければ、と思い知らされました。今まで誰とも接点がなかったものですから、知らなかった事も、今回でわかってしまって複雑。ま、翌日からはまた、何の接点もない生活が始まったのでいいんですが.....。

私も言動、このブログに書くこと共に気をつけないと、知らず知らずに誰かを傷つけることになってしまうんですね。気をつけなきゃ!



返信する
ホントに疲れました..... (erima)
2005-09-15 01:17:00
t-cat様



参加しなけりゃ良かった。

直後の私の感想です。

なんか、住まいとかお金とかの問題というより、

人としてどうなの?って人の集まりを見てしまって。



なぜか説明会の場で、自分の家の水漏れについて

こんこんと説明する人(なぜ今あなたの実況中継を聞かせる?)。

ガスや水の大元の栓を誰でも勝手に開け閉め出来る様にしろという人(危険だろ、そりゃ)。

家財保険は何を補償してくれるのか、

どうやって加入するのか尋ねる人(物件買う前に自分で調べろ!)。

どこまでが共有部分か知らない人(は?)。

人の意見をまったく聞かない、ほとんどの人々(お前が絶対か?)。

歩み寄る以前の問題でした(うう...)。



しかも今までは居住者のことを何も知らずにいたから

気楽に住んでいられたのに、知ってしまったら

ちょっと気持ち悪くなってきた。

t-cat様のおっしゃる個人レベルでの意識が

低すぎるように思えたので...。



それとはまったく逆に。

確かに、会社での話し合いが和やかに建設的に

出来るのは希少なことだと思います。

ここの社長は苦労人である40代前半の女性で、

この仕事で私が大きく変わるきっかけをくれた

人でもありますから、

それはとっても有難いんですけど...



あ~あ。

工事が終わるまで、なんか憂鬱だ~。



返信する

コメントを投稿