猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

進化を続けるおんニャ   「忙しいワタシ」...?

2011年09月18日 09時09分53秒 | 猫たち

 

いやいや、確かにこれも「面白い寝方」だけど(笑)
今日はそういう話じゃありません。
...しかし、なんちゅー寝方じゃ(笑)

 

近頃、ちゃあこの寝方が面白い。

週に二回の病院通いと、バギーを買ったことによる、
毎日の『お散歩』のせいで、早くも自分の生活パターンをつかんだのか.....

「ワタシ、忙しいから、寝られるうちに寝とかないと!」と(笑)

ここ数日、まさにそんな風情なのである。

 

ちゃあこのお散歩は、夜も更けた、涼しい風が吹く頃です。
毎日少しずつ、適度な刺激になるように。

 

長年ちゃあこと暮らしてきた私も、
この様子には、今になってあらためて驚かされており、
(まあ、他人から言わせれば親バカなのだろうけど・笑)
特にその好奇心の強さと人懐っこさには、
彼女のたくましさそのものを見る思いでもある。

病院では先生のデスクに登ろうとし、
散歩中に出会った人には撫でられるまま。

バギー越しに見える景色に首を伸ばしてキョロキョロし、
ときにはあくびも出る余裕も見せ始めた日には、
「アンタ、どこまで進化するの!?」と、我が子ながら、
その順応性と賢さ、前向きさに、敬服の念を抱かざるを得ない。

 

今回、『腎周囲のう胞』(腎臓を包む膜に水が溜まる病気で、検査の結果、
水そのものは悪性ではなかったものの、あまり溜まり過ぎると内臓が圧迫され、
食欲が落ちるので、状況に応じて外側から注射器で抜く)と診断され、
一時食欲が落ちたちゃあこのために、ゴンザがネットで買いあさったフードの数々。
イタリア、ニュージーランド、アメリカ、ドイツ等各メーカーのもの。
缶詰、フレーバーオイル、ドライフード、栄養補助食品など、
ちゃあこの負担にならずに摂れる栄養を、いろいろ試しています。
もちろん専属シェフゴンザが、この他にもイワシを焼いたり鶏を煮たり。
おかげさまで今は食欲も復活!です。
先生も、「何でもいいから食べて太ろうね!」
「年齢から考えても、なるべく痛いことやイヤなことはしないで、病気とうまく付き合っていきましょう」と。

 

今回、バギーを買ったのは、『腎周囲のう胞』と診断された、
ちゃあこの病院通いのためではあったけれど、
これは思わぬ『副産物』で、必要性と勢いからとはいえ、
思い切って、彼女をバギーに乗せてみてよかったと心から思う。

最初は不安だらけだった病状も思っていたよりは深刻でない様子で、
毎日お利口さんにお薬を飲めているおかげで食欲も満点。

日々の色んな刺激が元気のもととなるのか、以前にも増して活発でもあり、
まさにいうことなしである。

 

人も相変わらず食べてますよ~(笑)
こちら、コストコで買ったベルギーチョコの詰め合わせ。
...ま、これは美味くなかったんだけどね(爆)
やっぱりチョコは日本のが一番だー。

 

しかし、今回の一件は、ちゃあこ自身のことだけでなく、
我々、人間にもいえることではないかと考えさせられることでもあり。

つまり、生き物にとっては、年齢に関わらず、適度な刺激と、
いつまでも好奇心を失わない前向きさが必要なのではないかと.....。

小さな小さなちゃあこが教えてくれる、大きなこと。

何気ない毎日を送れる、ありがたさの中で。

 

生き物は皆、限られた日々を生きている。
その中で出会えたことの奇跡がどれほどのものか.....。
超高齢といわれるちゃあこと、こうして何気ない毎日を送れることのありがたさに、
日々刻々、感謝しながら大切に。
.....これまでと同じく、陽気に、前向きに。
いつも、ありがとうね、ちゃあこ。

 

ちゃあこ号は今日もゆく。

店の近くに越してきたおかげで、
仕事中もたびたび家に帰って彼女の様子を見られることに、
心底、「引っ越しをしてよかった」と思う、私とゴンザである。

ま、家に帰ると「忙しいワタシ」は、
たいがい『一生懸命』グーグー寝てるんだけどね(笑)

さて、ちゃあこ、今日も出かけるよ!

 


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8 コメント

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一歩一歩 (t-cat)
2011-09-18 14:06:21
生きていくって、
毎日を一歩一歩歩んでいくことなんですよねえ…
ちゃあこ姐さんのしなやかさは
きっと皆さんのサポートあってのこと。

気負わず、のんびり、いきましょう!
これからお散歩にぴったりの陽気になる…はずですから。

そしてそして。

山盛りフードを見て、
ああ、どこも同じだなー、と。
そして同じようなフードを選ぶんだなー、と。
我が家の買い物かしら、と一瞬ぎょっとしましたです
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Unknown (アリーマ)
2011-09-19 23:22:31
こんにちは。
初めてコメントします。
ちゃあこさんの顔が見たくて、ちょこちょこ覗きに来ておりました。

今は亡きウチの老猫も、一時食が細って少しでも食べさせるべく腐心したのでお気持ちは良くわかります。

多分ご存知だと思うのですが、以下のフリカケはウチの子らには人気(?)でした。

とりフリーズ 
http://item.rakuten.co.jp/hinoki/s141183/

このシリーズは「馬肉」と「やぎミルク」もあって、猫により好みはあるけどちょびっとかけると食いつきが良くなるのでオススメです。
ウチもアニモンダなんかにふりかけてました(笑)。
ホームセンター(セキチュウとか)や長者町のワセダなんかでも扱ってます。

どうぞお大事に。
早く元気になるよう、祈ってます。
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キュン (いなひこ)
2011-09-20 10:38:49
ゴンザさんの乳母車を押してる姿を見たら、
なんだか胸がキュンとしました。
ちゃあこちゃんへの愛情があふれていて、
そして、又カメラを向けてるerimaさんもです。
3人家族 仲良しが伝わってきます。

ゴンザさん マルコメちゃんですか?
兌も笙もマルコメです。
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奇跡 (GONCYA)
2011-09-20 20:06:22
そうだよ、こんな広い世の中で
たった一匹だけの存在のちゃあこちゃんと出会えて、
ずっとずっと心を通い合わせていられるなんて、
とんでもない奇跡だよ。

「生き物は、産まれ、生きて、死ぬ」

いつの時代であろうと、この世の中での真実は
これだけだと思う。
これだけだとは思うんだけど、何より大事なのは、
やっぱり「誰と」「どう生きるか」。

そう思うと、相棒夫婦とちゃあこちゃんの姿は、
何だか、「生きていく」ってことの核心をついているような気がするんだよなあ。

いなひこさんがゴンザさんが乳母車を押している姿を見てキュンとしたってのも、
きっと根底は、同じような理由だと思うんだよ。
そこには、まぎれもなく「生きていく」ってことの
真実があるから。

うまく説明できなくて、申し訳ないんだけど。

ちゃあこちゃんの病気はとてもショックで悲しいことだったと思うけど、
「色々なものをたべてもいい」って所はよかったなあ。
病気の種類によっては、たった1種類の療法食だけしか許されない場合もあるわけで、
そういうのは、家族は本当に見ていてつらいらしいから。

我が家のゴンも、いわゆる猫エイズだったけど、
インターフェロンとうまく付き合いながら気ままに過ごしていたし、
小雪は小雪で、ああいう風に幸せな晩年だった。
動物だろうと人間だろうと、高齢になれば、
病と上手に付き合いながら、尊厳を失うことなく
自由に過ごせばいいんだよ。
それに、結局はそれが長生きの一番の秘訣なんじゃないかな。

大丈夫、ちゃあこちゃん、きっと長生きするよ。
そして、相棒夫婦はこれから毎日、「乳母車散歩」をおねだりされるんだ(笑)。
ガンガレ!相棒&ゴンザさん!

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今日は散歩も... (erima)
2011-09-21 05:32:04
t-cat様

せっかく日課となったお散歩ですが、
台風のやってきている今日は、さすがにお休みでした。
涼しくなったなぁと思ったらコレですもんねぇ。
日本全国、被害が最少であるように願いたいです。

近頃のちゃあこの順応性を見ていると、
ちょうど、彼女が我が家にやってきた頃のことを思い出します。
拾われてきたばかりで知らない家なのに、
それでもエスパー妹の胸にぺたっと乗っかって、甘えていたちゃあこ。
哺乳瓶の乳首を食い破り、ぐいぐいと元気に、
我が家になじんでいきました。
一歩一歩歩むこと、そして、前を向くことって、大切なんですね。
t-cat様、ありがとうございます。

山盛りフードはね。
これはもう、お姫様と暮らす者の業といいますか、
運命みたいなものではないでしょうか(笑)
お互い「これキライ!」「アレはイヤ!」には、苦労しますけど、
それでもお仕えする相手がいるのは幸せなことですね。
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ありがとうございます。 (erima)
2011-09-21 05:44:15
アリーマ様

コメントありがとうございます。
そして、とても詳しい情報と、ちゃあこの顔をのぞきにきて下さることも、
本当にありがとうございます。

このおやつシリーズ。
ささみのうす削りは食べさせたことがありましたが、
このささみの食べ応えのありそうなもののことは知りませんでした。
ちゃあこときたら、最近はアニモンダも「飽きたわ」的な態度をとるので、
ここは一発ふりかけて、「ふん、それみたことか、美味しいだろ」と、言ってやりたいです(笑)

猫は、一度イヤといったらテコでも動かなかったり、
食べ物の好みもうるさいので、苦労しますよね。
しかし、今日はイヤと言ったからといって、
また、一ヶ月後の態度はそうとは限らないのも、
彼らの不思議であり魅力(笑)

ぼちぼち、病気とうまく付き合いながら、
穏やかな日々が出来るだけ長く続くように、
過ごさせてあげたいです。

ありがとうございます。
返信する
ありがとうございます。 (erima)
2011-09-21 06:11:13
いなひこ様

ゴンザの、ちゃあこへの愛情は、それはもう、
深く濃やかなもので、
点滴をけなげに受けている姿を見ては涙し、
手作りのおやつを食べてくれたといっては小躍りし、
本当に見ていて切なくなるものがあります。

ちゃあこがいて、ゴンザがいて、私がいて、家族。
日頃から、ちゃあこに助けてもらっている我々ですから、
これからも互いに助け合って、生きてゆきたいと思います。

マルコメゴンザ。
少し前に美容院に行ったら、どうやら気に入らない髪型になったらしく、
衝動的に自分で坊主にしてしまったようです。
でも、『男の子』はマルコメくんが一番可愛いですよね♪
兌くんと笙ちゃんの小さなマルコメ君二人、
並んで、とっても可愛いでしょうね♪

いなひこ様、いつもありがとうございます。
返信する
食べることの喜び。 (erima)
2011-09-21 06:48:31
GONCYA様

生き物と生き物の出会いには、やはり、
それぞれ宿命というか、奇跡を感じるものだとは思うが、
ちゃあことのそれは、本当に特別なものに思えるんだよ。
我が家へやってきた経緯、そのとき見せた、
彼女の生きることへの執着心、たくましさ。
それは、どれほど多くのことを、我々に教えてくれたかと。

相棒の言う通り、「生き物は、産まれ、生きて、死ぬ」が、
だからこそ、その日々はきらめき、大切なんだよな。
どの時代にも、世界のどこでも、皆が同じ、ひとつの運命を背負って生きる。
その中で、一緒に歩む者、支え合ってゆく者を見つけられたのは、
本当に感謝してもし足りない奇跡だ。

食べるということもさ。
まったく相棒の言う通り、好きなものを食べてよくて、本当によかったと思うよ。
元々、すごく食いしん坊で、食べるのが大好きなちゃあこだから、
これまでと同じように、好きなものを出来るだけ楽しく、
食べさせてあげられたらと思っている。
我が家にやってきたとき以来、食べることそのものが、
彼女の生きる力に他ならなかったから...。

たとえばちゃあこが、人間に換算して、100歳を超えているのだと考えれば、
そりゃあ、病のひとつもあっても不思議ではないが、
世の中見渡せば、たとえば病があったとしても、
日々の中で、楽しみとそれを見つける意欲を持って、
長生きされているお年寄りもたくさんいる。
ちゃあこは、楽しみ方も意欲も旺盛な猫だもの。
俺も、ちゃあこがまだまだ長生きしてくれると信じてるよ。

相棒、ありがとう。

これからも出来る限り幸福な日々を、ちゃあこに、
出来る限り長く過ごさせてやりたいと思う。
そのためなら毎日、三回でも十回でもお散歩に行くぜ!(笑)
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