旧東海道の『保存』に対する取り組みは、地域によって様々。
郵便局や信用金庫の中には、古い建物を活かしたり、模したものも。
大変だとは思うけど、こういうのがもっと増えるといいな♪
自分がやる気がない、
もしくは想像したこともないコト、
だからといって、
それをやる人がいないワケではない。
我々の『旧東海道歩き』を知って、
「ぜってー車とかで行ってて、
いいところだけ写真撮ってるんだろ?」
と聞いてきた人がいるが、
「そんなんじゃ意味ないじゃん!」。
歩くと言ったら歩くし、
やると言ったらやるのである。
たとえば何のためかわからなくとも、
『やることに意義がある』。
言い出した張本人だから、
というのもあるけれど、
私が、
「もう一歩も歩けない」とか、
「疲れてイヤだ」なんて、
一度も言ったことはないし、
(そりゃ富士山のコトでは愚痴ったけどさー)
フツーのおばさんにだって、
歩くことは出来る。
いや、フツーのおばさんだからこそ、
ただ単に、歩くだけのことも楽しめる、のか。
(美味しいモノや歴史もね!)
日本橋を出発点とし、
京都三条大橋を終着点とした、
旧東海道歩きは、
現時点で、残す行程約50キロ、だが、
マンボウやら緊急事態宣言やらで、
中断を余儀なくされ、
それが例えば明けたところで、
今度は夏の暑さが敵となるゆえ、
続きはいつになるか...。
50キロといったら、
二日でおつりがきてしまう距離。
次回出発したら、
もうこの旅が終わってしまうのだなぁ、
と思うと、ちょっと寂しい。
好きっていうのもあるけれど、昔の建築って美意識が溢れてると思う。
職人さんの細かい部分へのこだわりとか誇りとか。
あと50キロて凄い頑張りましたね。出発点が自宅からどんどん遠くなるから時間ロスが出るし、心がめげそう。
確かに出発点が遠くなるたびに、時間はかかるし、行ったり来たりする費用も...(笑)
でも、飽きずに歩くには、実はちょうどいい感じでもあるんですよね。
三日歩いて帰ってくれば、お土産も持ち帰れるし、話も鮮度が落ちないうちに出来る。
足も休まり、前回のゴール地点に戻ってスタートする時も、その場所の違う表情が見られたり。
この歩き旅の目的のひとつには、『歩くだけではなく、現地に金を落とす』というのがあったので、それでちょうどよかったのだと思います。
そして...
実は、『昔の旅人は桑名から渡し船で渡った部分』を、現代では渡し船がないゆえに、「徒歩で迂回してやる!」と、佐屋街道というのに入り、それもちゃんと歩いたので、プラス25キロ?ほど、総距離も延び(笑)
残りあと50キロ、というのは変わりないですが、ゴールするのが寂しいあまりに、またまわり道とかしてしまいそうです(笑)
それがですね。
私はすごくメンタルが弱く、何かを達成出来たことなどないんです(笑)
ただ身体が丈夫なだけ、が取り柄なので、それを生かすしかないというか...
実は中山道も歩きたいんですが、それはゴンザに「ぇえ...!?それはちょっと」と渋られてます。
まあ、山ですからね(笑)