猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

天使にはしっぽがある

2007年01月28日 08時14分03秒 | 猫たち
ちゃあこのしっぽは短く、折れ曲がっているが。

聞くところによると、猫のカギしっぽの原因は母親がへその緒を噛み切る際に、間違ってしっぽを噛んでしまったり、踏んづけてしまったり、ということらしい。

ちゃあこは生後2ヶ月を過ぎて我が家にやってきたし、彼女の母親がどんな猫なのか、私は知る由もないが、このしっぽを触ってみると、骨が6箇所にも渡って折れ曲がっているから、その母親がどれだけ不器用だったのか、真面目に考えてみると少し気が遠くなる。


     
                     まあるいポンポン


しかし、この、見方によってはまあるいポンポンのようにも、仔豚のようにも見えるちゃあこのしっぽは、私たちにとって彼女が特別な猫である証にも思え、彼女の最大のチャームポイントともなっている。

この、可愛いしっぽは。

楽しいときにはピョコピョコ動き。
イライラしたときはクルクルと。

毛繕いの際には、自分の手を引っ掛けて身体を支える支柱にもなり(笑)

その時々の感情を豊かに表しては、私とゴンザを笑わせたり、ちょっぴり切ない気持ちにさせたりするのだ。


     
         仔豚のしっぽだってこんなにくるんとは巻いていまい(笑)


そういえばもうひとつ聞いた話では、

「カギしっぽの鍵は、幸せの扉を開けてくれる」

らしいが、確かにちゃあこのしっぽは数え切れないほどの幸せの扉を開けてくれ、私たちに多くのものを見せてくれている。

天使にしっぽがあるかどうかは知らないけれど。

私たちにとってはちゃあこが確かに天使で、天使にしっぽがあるとしたら、それは間違いなく、6箇所折れ曲がったフック型のしっぽだ。

そして。

どんな形をしていようとも、真っ直ぐキレイなしっぽでも。

どの子のしっぽも幸せの扉を開ける鍵で、共に暮らす者に多くの、本当に多くのものを見せてくれるに違いない。


     


私は。
ちゃあこが我が家にやってきたのは、神様がきっと、私のためにあの道端に彼女をそっと置いてくれたからだと信じているが。
(ちゃあことの出会いはコチラをクリック

彼女が我が家にやってきたときは酷い姿だったように、本当に美しい者は、そうとはわからない姿でこの世に存在しているのだと思う。

ちゃあこが6箇所折れ曲がったしっぽを与えられたのは、きっと彼女が特別である証。

そして、私にとってはちゃあこのこのしっぽこそが。

この広い世界で彼女を見つける鍵となってくれたような気がしてならないのである。


       
               甘えん坊ですけど何か?
               


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これは間違いのない説! (erima)
2007-01-30 02:17:25
じゅりりん様

おおっ!じゅりりん様はなんと、赤子まで取り上げておられたのですね!
普通犬や猫は出産や育児シーンをなかなか見られたがらないといいますが、わざわざ呼びにくるとは、それだけじゅりりん様とその猫ちゃんの間には、強い信頼関係があったのですね。

しかし、それにしても母は強し!
「にゃー(なでろ)」と的確な指示まで出すとは。

でもきっと、目の前で命が生まれ出る瞬間を目の当たりにして、その大切さと神秘を、じゅりりん様は誰より知り抜いていらっしゃるのですね。

しかし...生まれた時からカギしっぽの子がいたということは、私が今まで目にした説はどれも正確ではなかったのかも!?

う~ん。
猫のしっぽが幸せの扉をあけるカギという説は、確かに間違いないですけれど、どうして曲がるのかは...
もしかして重大な機密事項なのか!?(笑)
(で、秘密を知ってしまうと猫の星に連れて行かれる、とか)

ちゃあこのカギしっぽを左に3回。右に7回、クリクリ回すと謎が解けるかも(笑)
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か、輝いてますか!?(笑) (erima)
2007-01-30 02:02:40
t-cat様

この、甘えが高じたときのちゃあこの顔は、ちょっと口では表現できない複雑さがあると、我が子ながら思ってしまいます。
まるきり幸せそうならいいのですけど、ときおり、見方によってはとても寂しそうに見えたりして...。

でもこれって、やっぱりちゃあこが人間面だからなのかなぁ(笑)

それに、私が、福猫+ちゃあこという言葉から、思わず福笑いを想像して笑ってしまうのは、やっぱり彼女のキャラのせいですかねぇ。
実際に会っていただけると、そのキャラがしっかり伝わると思うんですが...。

本来、いいオンニャにならなきゃいけない年頃のちゃあこであっても、しいちゃんと同じくらい...いえ、それ以上のやんちゃ姫かもしれませんが、遊んでやって頂けますか?(笑)
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そのしっぽも幸せのカギ (erima)
2007-01-30 01:43:57
たなえもん様

まっすぐですらりと伸びた長いしっぽは。
小さな子供にとっても、大変に魅力的だったりするんでしょうね(笑)
そういえば我が家に小さな子供が来たときも、当時はまだ元気だったちびくんがしっぽを引っ張られてすごすごと逃げ出していましたが、彼のしっぽもまた、まっすぐで長いのでした。

幸せのカギはきっと出会いの数だけ色々な形があり、どれひとつとして同じものはない。
テルちゃんのしっぽは、たなえもん様とご家族の...たくさんの扉をあけるカギなのですね♪
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愛しいしっぽ (erima)
2007-01-30 01:34:36
GONCYA様

おお、ゴンちゃんもカキカキンのカギしっぽだったか!
カギしっぽってのは愛敬があって、なんだかとっても可愛いよなぁ。
でもってどうしてもいじりたくなるんだ(笑)
ふわり様へのお返事にも書いたが、俺もちゃあこのちっぽをグリグリしたり、何かを引っ掛けたりして遊ぶ。
猫にとってはしっぽとは一番触られたくない部位のひとつだと思うが、そこを触らせてくれるというのは、確かに彼ら最大の愛情表現に違いない。

で、それぞれ違う、このしっぽの形もさ。
俺たちがゴンちゃんやちゃあこと出会う前から、やっぱりきっと、きちんと決まってたんだ。
俺たちがちゃ~んと相手を見つけられるようにさ。

「一匹の動物も愛したことのない人は人生の喜びの半分を知らないに等しい」とかなんとかいう言葉があるらしいが、俺はまったくそのとおりだと思うよ。

出会いを見つけられる心。
それを大切に思い、感謝する心を持っていれば、きっとまた、素晴らしい出会いがいくつも訪れるのだろう。

相棒ならまた、きっといい出会いをするだろう。
その日が本当に楽しみだな。
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出会いはドラマ (erima)
2007-01-30 01:04:54
ふわり様

そうですか...ピッキーちゃんとの出会いには、そんな素敵で運命的なドラマがあったんですね...!
猫を譲ってもらおうと話した直後に出会うなんて、本当に、ピッキーちゃんはふわり様を呼んでいたんですね。
手のひらに乗るほどの小さな仔猫が、自分の居場所を知らせるためにあげる声。
その声は小さくとも、またはこの宇宙がどんなに広大でも、運命の相手に届くのでしょうね。
そして、どこにいても必ず出会う。
幸せの扉は、そんな風に出会った者同士が一緒に開くものなのかもしれませんね。

ちゃあこのしっぽ。
実際私はよくあいだに指を入れて遊びます。
んで、ときおりおもちゃも挟んだりして(笑)
ゴンザなどはコンビニ袋を引っ掛けたりして、遊んでますが、ちゃあこもなれたもので、そんな時は大興奮してはしゃぎまくってます(笑)

ふわり様なら何を引っ掛けたいですか~?(笑)
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Unknown (じゅりりん)
2007-01-29 17:24:02
ちゃあこちゃんのかぎ尻尾は6箇所も曲がっておりますか~
あ~わたしもくりくりして遊びたい♪
ところでワタクシ、小・中・高校と我が家のニャンコの専属産婆をしておりましたが、生まれた時すでにかぎ尻尾の子もいたかも。
うちのにゃんこお母さん・・・おなかの中も超不器用
生まれそうになるとね、呼びにくるんですよ~。
そしてお腹なでろっ!と・・・。休むとにゃ~と眼飛ばされて怒られるの(^^;
でもそれで初めてそこから生まれるんだ・・・って知りました。
初めてのお産のときはお腹がばりっと裂けて子猫が出てくるとばかり思っていて、母に聞いても自分で始末するから大丈夫だとか言うし、裂けたお腹を自分でどうにかできるの?とすごいハラハラドキドキでした。
ちゃあこちゃんのお母さんは自分で育て上げられなかった分、ちゃあこちゃんに幸せをいっぱい持たせて送り出してあげたんですね
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かんわいいねえ… (t-cat)
2007-01-29 10:44:41
erima様

今日のお顔は輪をかけて輝いてますね。
良いオンニャは、尻尾より顔。
尻尾は生まれ持った個性だけど、
顔は今の有り様を表していますから。

福猫ちゃあこちゃん、
ぜひお目にかかりたいわ。
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カギしっぽはいいなぁ… (たなえもん)
2007-01-29 02:21:28
家のテルのしっぽは真っ直ぐピンとしています。だから、大人に間違えて踏まれたり…たーたんにひっぱられたり…時折「ギャア~」という鳴き声を聞きます。カギしっぽだったら踏まれないし、たーたんもつかむのが難しいんじゃないかな?でも、テルは私の幸せのカギを開いてくれたと思います。
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人はなぜ (GONCYA)
2007-01-28 14:42:52
猫のカギしっぽを前にしたら、同じことを考えるのであろうか。

いやあ、ウチのゴンもカギしっぽでさあ、関節というか軟骨というか、カキカキカキン!ってカンジで「?」マークみたいに曲がってて、よくその間に指をひっかけて遊んでましたよ、ふわりん(笑)。

でも、他の人がしっぽを触るのはすごく嫌みたいで、
まるでオレだけに許してくれた特権のように、
「おりゃ~」なんてグリグリしてた。

人であろうが、モノであろうが、出会いというのは偶然ではなくて……と、ペットを見るたびに思う。
どうしてこのコはここにやってきたんだろうって考えると、すごくすごく不思議な気持ちになって、同時に神様にすごく感謝して。
そういう出会いを与えられただけでも、生きててよかったなあって思う。

今、オレはペットを飼ってないけど、
きっといつかまた飼うんだろうなあ。
まだ見ぬ出会いだけど、すごく楽しみだ。



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呼び合い (ふわり)
2007-01-28 14:32:20
先日の「呼び合うひとびと」って、実はひとびと以外でも
呼び合うものたちって沢山あるんですよね
ペットとの出会いもそうだなーぁって。

ウチのピッキーが我が家にやってきたのは、「明日知人に言って
ネコを譲って貰おう」って話しをした1時間後だったんですよ~
マンションの駐輪場でお目目が開いたばかりのネコにゃんが、
チーチー鳴いていて、それがピッキーとの出会い。
あの時、絶対ピッキーに呼ばれたんだなーって、今でも思います

所でちゃあこちゃんの、くるりんしっぽの真ん中に、指をひっかけて
クリクリしながら遊びたい衝動にかられてしまうのは
私だけではないはず、ふわっふわでかわいー。
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