近頃。
『あまりにも失礼なんじゃない?』という、
映画の宣伝が、やたら目につく。
それが実際に効果的であるからなのか、
はたまた『効果的なんじゃ?』と思うからなのか。
.....酷いうたい文句のCMを垂れ流して。
いきなり虫画像でなんなんですが、
エスパー妹宅の庭に、こんな大きなナナフシが出たと、
これまたでかい写真が送られてきました(笑)
いわく、
「【マトリックス】の監督、最新作!」
「アンジェリーナ・ジョリーNo1ヒット作!」
.....いったい何が言いたいのかと思う。
例えば前者なら、監督名をそのまま言えばいいし、
後者ならアンジェリーナ・ジョリーが主演であるということを言えばいい。
肝心の映画そのものの内容は放っておいて、こういうCMをするというのは、
監督や俳優に対しても失礼だし、
同時に観客をもバカにしているとは思わないのだろうか?
ここ数日恒例のゴンザ撮影シリーズに.....
ついでに言えば、劇場の出口とおぼしき場所で観客(という設定のエキストラ?)に、
「感動しました!」
「もう、涙が止まりませんでした」
等、感想を述べさせる、どれも同じような手抜きCM。
これもいい加減、どうにかしようと思わんか?と。
昨日載せたアンチョビペーストでポテトサラダを。
おいちい~♪
今までも、日本の映画配給会社には、
原題を無視、及びが台無しにするような酷い邦題をつける問題や、
(なんでも「愛と~の」と、つけたがったり・笑)
CMの時点で本編中の見せ場のほとんどを流してしまう問題で、
ゲンナリさせられてきたが、ここにきてまたコレとは.....。
なんだか目の前が暗くなる。
なんだかすんごいのをゴンザがいただいてきました。
もうひとつ、小さい鉢のもあるの~。
花が終わったあともうまく育てられるかな。
だいたい、観客は彼らが思っているほどバカじゃないのだ。
っつーか、彼らには、自分たちこそどんどんバカになっているのだということを、
一刻も早く気づいて欲しいもんである。
「みんながそんなに感動できる映画なら私も・・・」という、主体性のない、流されやすい日本人の短所にうまくツケこんだ姑息な手口だなぁ(笑)とあきれたもんです。
ひどいときには、映画の内容すら把握できないものもありますし。果たしてこれを“宣伝”と言っていいものかと疑問に思います。
そもそも15秒や30秒で映画をアピールすること自体に無理があるような気もするんですがね・・・。
たぶん、本当の映画好きの人は、テレビで流される映画の宣伝なんてほとんど見ていない(相手にしていない)だろうと思いますが(笑)。
ただ、やっぱり最後のエキストラ(に決まってる・笑)の感想はわざとらしくて「アンタらいらんねん」って思う。
あと一時期、映画評論家に感想を言わせるCMあったでしょ。あれってええの?評論家が何か一つの映画に対して対価を得て仕事するのはフェアじゃないと思ってたんやけど・・・
でもね、関西には浜村淳がいてるでしょ。
ぱいなぽぉが「テレビ初公開やのになんで知ってるんやろう。散髪屋で見たんかなぁ(映画のDVDを見せてくれるとこがあるんです)」って悩んだ結果、だいたいがラジオで淳から聞いてました
憎まれへんねんけどね
ゴンザさんの写真って海が多いね。横浜やからかな~?海好き(特に港)のワタシにとってめっちゃ嬉しい~♪(ほぼ、毎日見てるのになぁ)
『リーサルウェポン4』の頃から...
だとすると、もう10年もこの手法が主流になっているってことですよねぇ。
で、思うんですが、あの感想を信じる人がそれぐらいいるのかなぁと。
日本人は、まだまだ流されやすいのかなぁ、やっぱり。
まあね。
内容の把握出来ないようなCMの映画は、内容らしいものがない場合も多い気がするんですが、例えばこの記事に書いた「マトリックスの監督最新作!」なんてのを流されちゃった『スピードレーサー』なんかは、かなりいい出来だって噂ですから、なおさら監督が気の毒だと思うんです、こんなCM流されて。
ウォシャウスキー兄弟は、『バウンド』の頃からいい映画を撮ってますが...
わけのわからんCMを作る人って、なんで同じく『作品』を生み出す立場にありながら(レベルは天と地ほど違えども)、こういう冒涜が出来るんでしょうねぇ。
ま、確かにふみ様のおっしゃる通り、映画好きはこんなCMなんか全然信じていないと思いますが、やはりこういうのって、映画界全体をダメにしていくと思うんですよねぇ。
いい映画は一シーンを切りとっても鮮烈に印象に残るものですから、CMももっとシンプルにして欲しいなぁ。
「あー、あの映画の」と、思い出させてくれるのは別に私もいいと思うんだけどねぇ。
「だったら監督の名前もちゃんと同時に出せよ」と。
あのCMで何が言いたかったのかわからないけど、どこにも監督の名前は出てこなくって、本当に失礼だと思う。
人をバカにしている以外の何ものでもない。
それにまっちゃん★の言うとおり、評論家にCM出演させるのもフェアじゃないよね。
だいたい、例えば気に入った映画のCMだけに出演するのだとしても、金が発生した時点で、やっぱり大げさに褒めたりするのが人間だと思うし。
一本の映画に対しても評論家で評価が分かれることがあるけど、「この人のいう事は一番信用できるな」なんてお気に入りの人がいた場合、それを動機に見に行ったりすることもあるわけで...
もしそれが嘘なら詐欺みたいなもんだよね。
ちなみにおすぎが「騙されたと思って見に行きなさい!」と言ってる映画を見ると、大抵「やっぱり騙されたままやん」です(爆)
(それとおすぎはたまに映画のオチを言ったりするので、それも許せません。「寝ずの番」という素晴らしい小説が映画化されたとき、一番の笑いどころを公開前にペラペラしゃべったのにはびっくりした)
あ、ゴンザの写真に海が多いのは、通勤路からすぐだからだよ~。
あと私が偏ってUPしてるのもあるかも(笑)