猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

ドランクモンキー - 酔拳 -

2006年09月05日 23時43分02秒 | 猫たち
どーもー。
皆さん。
おひさしぶりのちゃあこでございます。
                         

実はですね。
ワタクシ。
昨日、抜歯手術をしてまいりました。

いや~、ワタクシ。
周囲の方々からは、
「まだ仔猫ちゃんみたい
なんて、罪作りな印象を持たれているようなんですけれど、
こう見えても15歳の、立派な熟女.....
いや、スーパー熟女でございまして。

最近ね~。
歯ぐきの腫れと歯石が気になっていたんですよー。
「ちゃあこちゃん、お口くさ~い!」
なんて、昔懐かしいCMみたいなセリフをゴンザとerimaに吐かれながらですね~。
健気にもワタクシ。
耐えていたわけです。

それがですね。
3日ほど前から出血を伴いましてですね。
いよいよこりゃ、抜歯しかない、歯石を除去しなきゃって先生の診断とのことで。
二回も階下の病院へ行ってまいりました。

いやー、ワタクシ。
キャリーバッグが大嫌いですからね。
もう大騒ぎで。
病院へ着いてしまえばそれこそもう、借りてきた猫状態でおとなしいもんなんですが。
月曜朝一番で病院へ行き、抜歯してまいりました。
お兄ちゃん(ちびくん)の時に怖い目を見た全身麻酔を心配するゴンザとerimaの『どうか無事で』との祈り通り、無事にね。

心配で何度も様子を見に来たゴンザに、ケージ内に何度もふらふら頭をぶつけているのを発見され、先生の許可を得て、麻酔も醒めきってないのに帰宅ですよ(笑)
いえね。
ワタクシの通う病院は階下ですから、こういった自由がかなり利きます。
そのためにもゴンザとerimaはここに住むことに決めたわけですしね。

でも.....
麻酔の醒めきってないワタクシはもう、帰ってきた直後は酔拳状態なわけですよ~。
いやね、我々猫にとっちゃ体の自由が利かない状態は、自然の中にいた場合、即生命の危険にさらされるってことですから、もう必死で一刻も早く正常に戻そうと歩きまわります。
ゴンザとerimaはそんなワタクシがどこかに頭をぶつけないようにと、しつこくついてくるし.....
もう大変。

でもね、ワタクシをなめてもらっちゃ困るわけです。
なんといっても、ワタクシは本家酔拳のジャッキー・チェンより強いと言われている猫ですからね。
すぐに復活。
抜歯の痛みをものともせず夜にはご飯を食べ始め、その直後にはおもちゃをくわえて持っていき、erimaに『遊んで光線』まで食らわせてやりました。

しかしいや~、疲れた。
ま、ワタクシにめっぽう甘いゴンザが山ほどワタクシの好きな各種類の缶詰を買ってきたので許してやりますけど。
ワタクシの大嫌いな病院へ連れて行くなんて、本当なら酔拳でこてんぱんにやっつけてやるところです。
いや、それともカマキリ拳法がいいかな.....。


  いや。私はセミなんですけど.....(しかも抜け殻)

で。
私が大変なここ数日の間。
あの二人はこんなものを食べていたんですよ~。
むむ許せん。

           
       畑で獲れた野菜に.....

買ってきたブロッコリーとアスパラを加えて色よく茹で。



オリーブオイル、塩、コショウをふりかけ、チーズを載せて。
                            

                   チーン♪ 

前日にはこんなものも。
                 

       
      ゴーヤと豚バラとキムチのにんにく醤油炒め


う~ん.....
こりゃ、やっぱり酔拳でやっつけるべきか!?


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16 コメント

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ちゃあこの気持ち (省さん)
2006-09-06 02:52:41
erimaさん 本当にちゃあこちゃんの気持ちになりきって表現されていて流石erimaさんの動物愛が良く分かります。動物が人間様をどう見ているか

これは人間と動物の深い絆有ってこそ理解できる

ような気が致します。

童話にしたいくらいです。そういえば 犬・カバの

歯磨きするところが良く放映されていますね。
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歯石とり (虫主婦)
2006-09-06 08:35:54
犬猫の場合、全身麻酔になってしまうのが心配ですね。

すぐに元気になったようで、よかったよかった。

酔拳のネコパンチはツメだしで?
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よく、ご無事で… (t-cat)
2006-09-06 13:04:33
ちゃあこちゃん



よく、元気に、

何事もなく、

施術が済んでよかったです!



ジジイ・トノは年齢ゆえ、

とっても大きな歯石がついていたのに

全身麻酔を避けられないため、

お医者さんの判断で温存することになり、

手当てができなかったんです。



歯は、一生のお友達です、

きれいな歯になってよかったです。

ホントに…。
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お疲れさま (ツマ)
2006-09-06 15:01:11
ちゃあこさん、美人~!

そんな美人が、抜歯した日にご飯食べて遊べるとは…

さすが、女は強いです。

その毛並みの美しさ、目の輝き、15歳には見えないです。



胡麻が1歳ぐらいの頃、一時期歯磨きを習慣づけようと試みたのですが、結局3日坊主で終わりました。猫の歯の治療は全身麻酔になるから心配ですよね。やっぱりガーゼで歯を拭くとか何かしらやっておいたほうがいいんでしょうか…。
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カマキリ拳法に (ふわり)
2006-09-06 15:27:25
あいたたた、やられてしまいました、カマキリ拳法にっ、もう降参しますからどうか助けて下さいまし(笑)

ちゃぁこちゃんご無事で何よりです、しかも抜歯後も元気モリモリ、いやぁ、凄いですね、ピッキーも顔負けです

ピッキーの抜歯の時は閉院の時間に麻酔が効いていたので、お泊りになってしまいまして、とても可愛そうな事をしてしまいました

オシッコで濡れたペットシーツがそのままで、毛もオシッコまみれ、ご飯も水も飲んだ様子もなくて…

すまぬことをしました

アッチッチーズ、これは私からも酔拳を(笑)
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歯肉炎のお年頃 (しも1)
2006-09-06 16:06:23
人も動物も加齢と共にいろいろやってきますね

ちゃあこちゃん、食べるのには支障ないのかしら?

カリカリは無理ですか?

わぁ~チェックが必要ですねー

早速「はぁ~してごらん!」とやってみます

(するわけないか...

ちゃあこちゃん頑張ったのにぃ~なんざましょ、このご馳走は~!!

私は懐かしの『カマキリ拳法』ラビットバージョンでやっつけて欲しいわ~
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ちゃあこちゃんへ (GONCYA)
2006-09-06 18:44:36
ちゃあこちゃん、久しぶり。

おばちゃんのこと覚えてる?

四国在住の、ちゃあこちゃんの御主人の相棒・GONCYAだよ~。

おばちゃんねえ、今日ねえ、とってもつらい別れをしたの。

ずっと付き合ってた男とケジメをつけたのよ。

でもって、そのことをブログに書いたらねえ、ちゃあこちゃんの御主人がすんごくトンチンカンなレスをくれてねえ、とってもうれしかったんだよ。



あ!ごめんねえ。

おばちゃん、自分のことばっかしゃべちゃった。

「世の中ワタシ中心」、これがおばちゃんの特徴なのよお。



それにしても今度は大変な目にあったねえ。

麻酔も痛かったねえ。

でも、そんなに苦しいのに酔拳を披露するなんて、さすがちゃあこちゃん。

今度、中川家&次長課長の「酔拳」コントに混ぜてもらって、テレビに出たらいいよ。

きっと3日で家が建つ(笑)。



んじゃね~。

ゴンザさんにおいしいものいっぱい買ってもらうんだよ~。

あとねえ、ご主人にヒトツ伝えておいてくれる?

「いきなり虫出すな」って。

お願いね~。

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歯磨きは難しい..... (erima)
2006-09-06 22:44:59
省様



勝手に色々なセリフを書いてしまいましたが、ちゃあこの気持ちを代弁できていたでしょうか?

もしかするとちゃあこは「ちゃあこの怒りはこんなもんじゃニャーい!」なんて言っているかもしれませんが(笑)

だましうちのように病院へ連れて行かれ、嫌な薬を飲ませてもなお、甘えて顔を寄せ、信頼してくれるちゃあこの愛情を思うと、人間は動物に比べてどうなんだろうなぁと、自らを振り返り反省しますが、無事で帰ってきてくれたことに、心から感謝したいです。



そういえば、一度。猫の歯磨きをしたことがありますが、途端にぶわ~っと血が滲んできてしまい、怖くて以来していません。今は、カリカリかじって歯石を削り取ってくれるおやつをあげたりしているんですよ。

カバの歯磨きは、口が大きいのでやりやすそうですね(笑)
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もうボコボコです (erima)
2006-09-06 22:50:01
虫主婦様



おかげさまで猫類最強伝説を持つちゃあこは

無事に帰ってきましたー。

全身麻酔は本当に怖くて、早く何か他にいい方法が見つからないかと、本気で願ってしまいます。

人間みたいに「あーん」が出来るように教えるとか!?



この記事を書く前。酔拳を食らった私とゴンザは、この記事を書いたことにより、さらにカマキリ憲法でボコボコにされました

研ぎまくった爪でもう手加減ナシですー(笑)
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食欲バリバリ (erima)
2006-09-06 22:59:11
t-cat様



いや~、本当にちゃあこも歳が歳ですから、無事に帰ってきてくれてホッとしましたー。

気をつけてあげているつもりでも限界のあるデンタルケアには、最終的には歯石とり、抜歯の問題がたちはだかるのですものね。

そして、最終判断を下すのはお医者様。

トノ君のときは、麻酔の危険を回避してよかったのだと思います。

ちびくんの一時呼吸停止の恐怖を思うと、本当に...。



今回は全部を温存することが出来ず、二本の歯とさよならする羽目になってしまいましたが、それでもちゃあこの歯は、同じ年齢の頃のちびくんやぶっちゃんよりはずっと綺麗。

何より、奥歯とさよならしたのをモノともせず、ひたすら食べまくるちゃあこの逞しさに、頭が下がると共に、「あんたには凹むってことがないのか」と、複雑なありがたさを感じています(笑)



t-catさま。しんぱいしてくださってありがとう -ちゃあこ -
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