ささやんの週刊X曜日

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

近所でショッピング

2019-04-14 02:54:04 | 日記
おとといは電動車いすで近所の百均に出かけた。付き添ってくれるOTさんの担当時間は、いつもは午前9時から10時までと決まっている。そのため、このお店は開店前とあって入れないのだが、おとといは時間が変更になったので、運よくお店を覗くことができたのである。

店内は客の少なさが目についた。それが、清潔でセンスの良い店内をさらにハイセンスなものにショーアップし、ずらりと並んだ商品をどことなく魅力的なものに見せていた。自動車用品のコーナーには、若葉マークのステッカーに混じって、「ドライブレコーダー装着車」のステッカーがおかれている。これにはびっくりした。たしかに、このステッカーを貼れば、このクルマがアオリを受けることは少なくなるのだろう。思わぬアイデア商品である。

私が買ったのは、まず滑り止めマット。これは、キーボードの裏面に貼ると、この小物の使い勝手がはるかに良くなるのである。
次に、ダンボールを切るためのリサイクル・ハサミ。これは、アマゾンから次々と届く梱包用ダンボールを処理するためである。
3つ目は、蓋が付いたプラスチック製コップ。これは、リハセンに持っていくためである。これからの季節はハエが出ることがあるので、飲み残しのドリンクをガードする必要があるのだ。
4つ目は、プラスチック製のロート。昔は「漏斗(じょうご)」と呼んだものだが、「ロート」という製品名で売られていた。1.8Lの紙パック入りのお酒を、小瓶に移し替えるためである。片手しか使えない私には、お酒がたっぷり入った紙パックは、文字通り「手に余る」のである。

戸惑ったのは、これらの代金をレジで支払うときである。カードが使えないのだ。片手しか使えない私には、財布から小銭を出すのが至難の業である。カードが使えれば、その手間が省けるから、これほど便利なことはない。近所ではスーパーでも、ドラッグストアでもカードが使えるのだが、この百均のお店だけはカードが使えないのである。

おとといの読売新聞には、一面トップでこんな記事が載っていた。
「《賃金 電子マネー解禁へ…厚労省 外国人就労に備え》
厚生労働省は、現在は現金と金融機関への口座振り込みしか認めていない労働者への賃金支払い手段として、新たにスマートフォンのアプリなどを使った電子マネーを解禁する方針を決めた。日本での口座開設が難しい外国人労働者らの就労環境を整える狙いがある。近く労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で電子マネー業者の指定条件などを検討し、夏をめどに省令を改正する。」

今や時代は電子マネーの時代である。時代の最先端をいっているような百均だが、思わぬところで時代に取り残されつつあるようだ。


コメント
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