旧優生保護法の下で行われた、強制不妊手術の問題。それについては、
以前、本ブログで取りあげたことがある。一国内の古い取り決めと、新
しい取り決めがバッティングを起こしたケースとして、この問題を取り
上げたのだった。古い取り決め(旧優生保護法)の下でとられた行政的
措置(強制不妊手術)が、新しい取り決めの下では「誤り」とされ、お
詫びや賠償の対象になる。不妊手術を強いられた人々は「被害者」とさ
れ、「救済」の対象になる。
だが、そもそもこの古い取り決め(旧優生保護法)の何が問題だったの
だろうか。この取り決めに基づいてとられた行政的措置(強制不妊手
術)は、どの点で「誤り」だったのだろうか。このことが、私にはさっ
ぱり解らないのである。
以前に本ブログで、この問題を取り上げたときもそうだった。旧優生保
護法は何ゆえに改廃されなければならなかったのか、ーーあれこれネッ
トで調べてみたが、その理由は解らずじまいだった。
昨日11月4日、朝日新聞は社説で《優生手術 「広く救済」を最優先
に》と題し、この問題を取り上げている。しかし、この論説を読んでも、
私は、上の問いの答えも、答えを得るヒントも、まったく見出すことは
できなかった。
(つづく)
以前、本ブログで取りあげたことがある。一国内の古い取り決めと、新
しい取り決めがバッティングを起こしたケースとして、この問題を取り
上げたのだった。古い取り決め(旧優生保護法)の下でとられた行政的
措置(強制不妊手術)が、新しい取り決めの下では「誤り」とされ、お
詫びや賠償の対象になる。不妊手術を強いられた人々は「被害者」とさ
れ、「救済」の対象になる。
だが、そもそもこの古い取り決め(旧優生保護法)の何が問題だったの
だろうか。この取り決めに基づいてとられた行政的措置(強制不妊手
術)は、どの点で「誤り」だったのだろうか。このことが、私にはさっ
ぱり解らないのである。
以前に本ブログで、この問題を取り上げたときもそうだった。旧優生保
護法は何ゆえに改廃されなければならなかったのか、ーーあれこれネッ
トで調べてみたが、その理由は解らずじまいだった。
昨日11月4日、朝日新聞は社説で《優生手術 「広く救済」を最優先
に》と題し、この問題を取り上げている。しかし、この論説を読んでも、
私は、上の問いの答えも、答えを得るヒントも、まったく見出すことは
できなかった。
(つづく)