「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

第五回 軍配通信 「死闘の果て」

2014年02月09日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!

大河ドラマ「軍師官兵衛」感想  燃えよ戦国!軍配通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

●先週祝言だったのに、もう子供が・・・って大河ドラマのお約束です!小兵衛も武兵衛も死んじゃうなんて・・・大河ドラマに別れはつきものです!しかし、岡田くんの殺陣のシーンは素晴らしい!乗馬のシーンも颯爽としていて、すっごくおもしろかったです!

大河ドラマ「軍師官兵衛」レビュー、第五回軍配通信「死闘の果て」となります。どうぞ、よろしくお願い致します。


えー、大河ドラマを見る上での醍醐味というのは、いろいろありますけれど、やはり戦国大河ドラマの場合、

戦のシーンを体験出来ることが、大きな醍醐味になりますよねー。


特に岡田さんは、乗馬シーンが本当に美しいし、かっこいい。

さらに言えば、殺陣が上手いですよねー。今回も升毅さんとの一対一の殺陣のシーンがありましたが、イケメンが怒りながら戦うシーンのカッコいいこと。


さらに岡田さんは身体のこなしがよくて、美しいんですよね。殺陣のシーンが。


だから、存分に楽しめましたねー、今回。


まあ、「軍師官兵衛」のホームページ上で、岡田さんは、

「殺陣の練習を長くやってきてよかった。乗馬も若い頃からやってきてよかった」

ということを書いておられるので、それが結果に出ているという感じで、ほんと見ている方としても、胸がスカッとするような戦い方をしてくれましたねー。


まあ、もちろん、大河ドラマというのは、出会いと別れのシーンがつきものですが、戦に行く前に、好いたおなごに向かって、

「戦から帰ってきたら祝言をあげよう」

なーんて言っちゃうと、もう帰ってこれないフラグ立ちですからねー。


やあ、母里武兵衛さん、今回で死んじゃうと思ってなかったので、そのフラグ立ちを見た時に、

「ああ。母里武兵衛さん、今回で死んじゃうんだ・・・」

と、納得しましたねー。というか、親子で相前後して死んじゃうパターンだったんですね。勉さんこと小兵衛さんもわかりやすく死んじゃいましたねー。


しかし、今回はほんとに面白かったですね。奇襲から始まって、奇襲を今度はかけられて、ボロボロになりながら、最後、来ないはずの黒田勢が、

奇襲をかけ、赤松は敗退していくわけで、いかにも戦国大河ドラマに相応しい今回でした。


まあ、盛り上がりましたけど、やっぱ岡田さんがいい。


戦国大河ドラマって、あまり一対一の戦いはないんですけど、岡田さんが上手いんですよね。殺陣が・・・そこがやっぱり一番いい。

ま、そんなこと言ってたら、モコズキッチンのもこみちくんが母里太兵衛さん役で登場ですからね。

まあ、身体がデカイので、槍使いがかっちょいい・・・盛り上がりますねー。

黒田二十四騎が続々登場してくるわけですから、まあ、盛り上がる盛り上がる。


いやあ、今年は存分に楽しめそうですねー。


しかし、団時朗さん、いいですねー。声がいい。もう、すっかり悪役がはまっていて、惚れ惚れとしますねー。

升毅さんも、ベビーフェイスな悪役ということで、ハマりますねー。


非常にこのあたり、楽しいですねー。


さて、信長さんの方ですが、お約束でもある、「京での首チョンパ」やってましたねー。

というか、何あの信長さんの兜のかっこよさは・・・また、江口洋介さんが身体がデカイから、信長の馬が走りだした時、やたらカッコ良かったよ。

もう、ダース・ベイダーかって感じのかっこよさ・・・マントがいい味だしてるし、兜の前立てもかっこいいし、魔王感ばっちり。


いやあ、やっぱり都での首チョンパシーンは、織田信長さん表現には、無くてはならないものですねー。


今回の大河ドラマの信長さんは超かっこよくて、信長ファンの僕としてはすごく大満足ですねー。


で、藤吉郎の前立てがひょうたんになってるところも、憎いですよねー。よーわかっていらっしゃるって感じで、ワクワクしちゃいますねー。

信長さんは、あの普段着の黒とシルバーのダンダラ模様の着物もいいですよね。豪壮な感じで、信長そのものな感じで、いやあ、ほんとかっこいい。

身体がデカイ江口洋介さんだからこそ、かっこよく着こなせるんでしょうね。身長163センチしか無い僕としては、羨ましい限りですねー。


まあ、信長廻りはお約束をどう楽しむかという感じの作劇です。


足利義昭さんが将軍に就任して、能を十八番やりたい・・・五番で十分です・・・あ、そうっすね・・・ってな辺りも楽しいですよね。

このあたりは、もうやり尽くされているから、どういう表現で見せるか、というあたりが大事で、豪壮さの江口洋介さん、気弱表現の吹越満さんと、

もう、最高ですよね。このあたり。


まあ、足利義昭ってのは、面白いですよね。やりがいというか表現のしがいのある役ですから、性格俳優、吹越満さんの真骨頂が楽しめそうですねよね。

まあ、大河ドラマってのは、演技合戦が面白いわけですから、信長と義昭のやりあいも見てて楽しめるでしょうね、今後も・・・。


それに挟まれたカタチになる明智光秀さんも面白そうですよね。いやあ、ほんと戦国大河ドラマは楽しみがたくさんあって、面白い。

まあ、信長廻りはダイジェストって感じですから、まあ、役者さんの演技合戦が見ものですね。このあたりは。


さて、先週結婚したはずが、もう子供が生まれちゃって・・・まあ、それが大河ドラマと言うものですけど、例のはりから下げられたロープを持っての出産は、

戦国大河には、お約束として出てきますねー。


というわけで、松寿丸が生まれて・・・後の黒田長政さんですから・・・成長が楽しみになりますけど、

黒田家的には、黒田二十四騎が集まる話になっていくのかな?


というか、母里太兵衛さんは荒くれ者的表現になりそうなので、そのあたりをまとめるのが片山善助さんになるようですね。


片山善助さんも、人の良さそうな、それでいて、頭も回るようなそういう記号的な外見をしていますからね。

ま、母里武兵衛さんに後は任せる的に言われていましたから、自然そういう流れになるでしょうね。


というか、信長廻りの進みが早いですね。というか、大河ドラマの場合、7月という月が最もクライマックスになる月になるんですけど、

そこで何をやるかなんですよね。前回の「八重の桜」では、会津戦争をやりましたから・・・で、これ、大河ドラマのお約束でもあるんですけど、

そのクライマックス・・・第一回で必ずやるというお約束がありまして・・・今回、秀吉幕下の武将として、小田原攻めの最中に北条家と交渉しに行くシーンを、

やっていましたから、7月にそこまで行っちゃう感じですねー。


・・・と、もう一つは4月になると、また、ガラリと変わるというお約束もあるので、官兵衛が村重に捕まって一年囚われの身になるエピを3月中でやるのかな?


まあ、今日の放送で荒木村重との再会をやるみたいですから・・・まあ、そういうスピードかもしれませんねー。

まあ、3月の終りで本能寺の変をやるか・・・まあ、そんな感じの勢いのようですねー。

うーん、信長さん3ヶ月しか楽しめないのか・・・まあ、致し方なしか・・・まあ、その分、秀吉さんを楽しむことにしましょうかねー。


さて、今回、お約束とも言える有名な藤吉郎さんによる、竹中半兵衛の三顧の礼をやっていましたが、あれ見ていて思ったんですけど、

「わたしは信長さんは好きになれない。なので、藤吉郎さん、あなたに仕えましょう」

って、半兵衛が言うのがお約束ですが、これ、信長による人事でしょうね。実際は。


竹中半兵衛と黒田官兵衛・・・と、秀吉の違いとは、何と言っても、カリスマ性があるかないかの違いなわけです。

秀吉はいわゆるムードメーカーなんですよ。ひとを引っ張っていける能力がある。

逆に半兵衛も官兵衛も、「知恵者」ではあるけれど、ひとを引っ張っていく能力には、若干欠けるきらいがあるんですね。


だから、人を見る目のある「絶対的知恵者」であった信長は半兵衛も官兵衛も藤吉郎の参謀に仕立てたんでしょう。

信長は秀吉の中にこそ、自分と同じ「絶対の因果関係」を使うことの出来る「絶対的知恵者」の匂いを感じていたでしょうから、

その藤吉郎をサポートするために最高の人間を配した・・・そう見るべきだと思いますね。


逆に言えば、半兵衛も官兵衛も誰かの為に知恵を供する・・・その姿勢こそ、彼らを最大限に輝かせる姿勢なんですよね。


官兵衛は信長や秀吉のような「時代の牽引者」にもなれる「絶対的知恵者」ではなく「奉仕者」的匂いがあります。

だからこそ、秀吉という「時代の牽引者」を相手にした時に最大に輝くことが出来た・・・彼が関ヶ原の戦い時に九州を切り取るだけで終わったのも、

彼は家康に比べれば、「時代の牽引者」たる才能は無かった・・・そういう事なんだと思います。


やっぱり、人間キャラが大事なんですよ。

「この殿の為ならば、喜んで知恵を供しよう」

そう思わせる「時代の牽引者」と「奉仕者」との間には、その才能においても、キャラにおいても、大きな差がありますから・・・。


まあ、それに信長は「絶対的知恵者」ですから、自分の周囲に参謀などいらないわけです。

ですから、それを考えると、「知恵者」的側面を見せ始めた「藤吉郎」を教育するために半兵衛と官兵衛を「藤吉郎」の周囲に配置した信長の意思と、

そう考えるべきかもしれませんね。


もちろん、藤吉郎自身も、半兵衛や官兵衛の能力の大切さはわかっていたでしょう。

というか、秀吉以外の織田家の武将で、参謀を置いていた武将がいました?


そう考えると信長の目が見えていたのか、藤吉郎の目が見えていたのか・・・いずれにしても、半兵衛と官兵衛の存在は天下人秀吉を作り上げたマシーンと言っても、

過言ではないでしょうね。


「この人には絶対敵わないな。というかこの人にこそ、天下を取らせよう」


と思わせる「絶対的知恵者」こそ、信長、秀吉、家康なんでしょうね。

信長は神の如き絶対者のカリスマ性があるし、秀吉と家康は、かわいげがあるんでしょうね。それでいて、カリスマ性もある。そういうことなんでしょうねー。


というか、絶対的知恵者「信長」に学んだ知恵者が「秀吉」と「家康」なんでしょうね。「信長」がいたからこそ「秀吉」も「家康」も知恵者たらんとした、と、

そういうことでしょう。だから、「信長」というのは、「絶対的時代の牽引者」だったんですね。


まあ、今回もやってましたが、信長の凄みというのは、何が使えるモノで、何が使えないモノかは、ちゃんとわかっているということです。

「副将軍の位なぞ、意味は無い。だったら、堺と大津に代官を置かせてくれ」

ということで、あくまで収入を確保しているということなんですね。


まあ、信長は「平信長」と署名するくらい「平清盛」ファンでしたから、平家系の武将はどこまでも収入を確保する人たちなんですよね。

「平清盛」も貿易で莫大な収入を得ていた・・・信長もそれに習ったんですね。


ま、現実が見えている信長と現実の見えない足利義昭の違い・・・そういうことになるわけですね。


さて、話を戻しましょうか。

今回、黒田家のケチ・・・まあ、倹約という話がけっこうフィーチャーされていましたが、

「金は日頃大事に使うが、使うべき時にドンと使う」

が、黒田家の家風ということらしいですね。


今回も、官兵衛は使うべき所に使うべく、銭を用意させていました。

まあ、現金というのは、それだけ、チカラになるというわけで、まあ、それが最終的には、秀吉の金の茶室の発想にもつながるんですよねー。

まあ、でも、ある意味豪快に使うのが戦国武将・・・そういうイメージがありますね。


まあ、てるさんも、そういう使い方に慣れないと・・・ということなんでしょうね。

そして、てるさんは、姫路城を守る女性にもなっていました。

ま、少しずつ黒田の家風にも馴染んでいく表現でしょうけどね。


というか、そういえば、前回作っていた堤防が完成していましたねー。

あれ、結構作るのマジ大変なんじゃないですか?

いやあ、大河ドラマって、がんばりますよねー。


まあ、日本のドラマ表現では、最高峰ですから・・・そりゃそういうもんなんでしょうねー。


しかし、今回は本当におもしろかったですねー。

うん。やっぱ、岡田君の殺陣と乗馬のシーンが僕は好きなんだな。

やっぱ、カッコいいものにあこがれるのは、男子は一生そう変わらないんですね。


とにかく、今回は戦のシーンにかなり燃えたゆるちょでした。


今週の喜び


まあ、僕はこの信長さんが、あまりにカッコよくて大好きですね。

まあ、ダイジェスト的な信長さんですから、印象的なシーンとして、作られているんでしょうけど、

歴代の信長さんの中でも、一番好きな信長表現かもしれませんねー。


信長さんの兜の前立てもかっこいいし、そもそも兜のデザインがかっこ良すぎるくらいかっこいい。

もうね、うっとりしますよ。この信長さんが出てくると・・・なので、信長さんダイジェストシーンは毎回盛り上がりますねー。


荒れた京のシーンなんかも、感動的ですよね。

「まあ、こんな感じだったんだろうな」

と思わせてくれるし・・・非常に楽しい大河ドラマウォッチングになっております。


あとは安土城のシーンとか、これからは楽しみになってきますね。

まあ、枝葉末節なお話はやらないでしょうから・・・話は荒木村重の裏切りシーンへ向かって、加速していく・・・そういうことになるんでしょうね。

というか、官兵衛と信長の出会いのシーンが見ものですね。


実際、信長は官兵衛をいたく気に入ったという話ですから、そのシーンが今は楽しみですかねー。


絶対的知恵者「信長」を頂点に頂いた「知恵者の王国」織田家・・・だから、「信長」の後を継ぐのは、絶対的知恵者「秀吉」で間違いなかったんですね。

だって織田家の面々は古くからの家来は別にして、知恵者「信長」の為に集まってきたのだから、

絶対的知恵者「信長」の代わりを出来るのは、絶対的知恵者「秀吉」でなければ、いけなかったんです。


まあ、柴田勝家は、言わば体育会系ですからね。

もちろん、明智光秀は「知識者」レベルの浅い脳だったし、他に信長に比肩しうる「知恵者」は織田家にいなかったですから。

唯一「秀吉」だけが、「信長」に比肩しうる「知恵者」だったからこそ、「知恵者の王国」たる、実質的な織田家を秀吉が継いだ・・・そういうことなんですね。


結局、「知恵者」こそが時代を牽引出来る存在になれるんですね。


まあ、だから、信長も秀吉も、僕はやさしいおしゃべりだったと思いますよ。

だって、やさしくなかったら、誰が日本を平定しようなんて思います?


やさしいから、皆に成り代わって、そういう大変な仕事を引き受けちゃうわけでしょ?


だから、信長も秀吉も家康も、やさしい人だったと思いますね。


やさしいからこそ、責任感も強くて、使命感もあって、強い。

言わば「サービス精神旺盛」「好奇心旺盛」の2大エンジンを兼ね備えているからこそ、そういう強い存在になれるんだと僕は思いますね。


まあ、官兵衛はそこがちょっとだけ足りないだけなのかな。

おしゃべりじゃないんだろうな。というか、ムードメーカーとまでは、いかなかったのが、官兵衛や半兵衛なんでしょうね。


ムードメーカーこそ、時代も場も牽引出来る「知恵者」になっていくんですね。


それが今回の結論になっちゃいましたね。


さてさて、今日も大河ドラマ「軍師官兵衛」を楽しみましょう。

戦国大河ドラマは、存分に楽しまないと!


ではでは。

今週のあれ、どうなん?
しょこたんが出てきましたが・・・今回だけのゲストになっちゃうのかな。この場合・・・。

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